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四天王寺 秋の大古本祭 2022 [わが街・下駄ばきドドンパ]

四天王寺に乾門から入山します。

墓地の隅の芭蕉の墓に参る習わしです。
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墓石がぼろぼろに崩れて行くのが
止まっているような。
いや!そうでもないですね。

ここに遺骨とか遺品とか
埋めてある訳でもありません。
この界隈に私の知るかぎり
芭蕉の墓はもうふたつあるような。
大坂(大阪)で死んでいるからか
どうか知りませんが。

石舞台下の池で
スッポンかイシガメを探します。
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験担ぎ(げんかつぎ)やら占いやら
おみくじやらを小ばかにして生きている
バチあたりですが
スッポンでも見えたら
なんだかちょっと安堵します。

アカミミガメだらけですね。
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真っ黒い頭のものがたくさんいますが
クサガメに化けた(?)
アカミミガメですね。

宝物館で金剛組の名宝展ですか。
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金剛組は世界最古の企業です。
578 年に創業だそうな。

物部守屋(もののべのもりや)の社に
詣って行きますか。

厩戸皇子(ずっと後の呼称・聖徳太子)が
丁未(ていび)の乱でぶった切った人。
587 年のこと。
四天王寺創建(593)や
金剛組創業と重なりますね。

それで広大な物部氏の領地の半分が
四天王寺のものになったと
聞いたことがあります。

いろいろと光には影がありますね。

現代でも名をあげた人や
ビルを建てた人は
コツコツまじめに生きていたら
いつのまにか
ビルが建っていたと平気でいいますが。

NHK 銀河テレビ小説の「下町三人娘」で
ビルを建てた浜村純に南美江が
「まじめにコツコツ生きてきたものには」
「ビルは建たないんだよ」
「粛正しろ!」といっていました。

どうしてカタキを祀っているのか
知りませんが。
じくじしたものがあるのでしょうか。

今日は!ま!最近いつも!接近禁止です。
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柳の枝で隠れています。



タープがいっぱい。
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「秋の大古本祭」をしています。
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今年は雨にたたられていましたが
後半になって!やっといいお天気です。

「いくら重くて大きい本でも 100 円!」
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本の目方売りかよ!
昨年!私がいっていたジョークを
店のおに~さんが叫んでいます。
100 円均一セールです。

あ!以前から読もうと思っていた
棟方志功の本があったぁ!
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箱から出ません。
どうしても出せません。
力を入れていたら
左手の人差し指の爪の先が
反転(!)しました。

おお!痛い。

あきらめろということですか。

なんだか異臭があります。

公孫樹(いちょう)の樹の下でした。
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あああ!銀杏がいっぱい!
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鈴生りとは!まさにこのこと。



天王寺駅まで歩いて帰ります。

そんなに有名でもない愛称
「裏(うら)天王寺」の
昼はジャングルのように暗い
アーケードに入ります。
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つきあたりの「信濃そば」に
ランチの定食がありました。
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「魚!ありますか」と問えば
店の年には不足のないおね~さんが
わざわざ!
イワシ(鰯)の煮つけを持って
見せに出てきました。

ごていねいにどうもすみません。

税込み 650 円。
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ヘルシーでほっとするランチでした。



(敬称略)
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