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灘目の水車 弓弦羽神社のヤタガラス [町道!街道!眠り未だ足らず]

神戸市の東の端の
東灘区の真ん中を流れる
住吉川をさかのぼります。
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段差だらけ。

この川だけではなく
六甲山系の南側の川は!みんな急流。

山の上から海まで
10km に全然足りないのです。
標高 600m 以上の源流から
すべり台のように落ちれば
パーミル(千分率)は 70 ‰ 以上。
電車ならまず!のぼれません。

その急流のエネルギーを利用して
水車産業が盛んだったとか。

灘(なだ)の酒造りにも貢献していました。
精米に活躍していたようです。

水車のモニュメントは
いくつかあるようですが
動いているのは
「灘目(なだめ)の水車」だけかも。
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この川の流域にはこんな水車が
最盛期には 88 基もあったとか。

この周辺にお金持ちが別荘を建て始め
やがてお屋敷街になったのでは。
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閑静な家並みがあります。



深田池に出ました。
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たくさんの釣り人がいます。

今日の食材に困って
魚を釣っているのでしょうか。

ん!?
お金持ちの地区じゃなかったの?!
今はおかずが入手できない
貧しい人の町!?
まさかね。

阪急・御影駅前に
影向(ようごう)の松が?!
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だれが降臨するのでしょうか。

あ!すみません!違いました。
「御影(みかげ)の松」でした。

「源平盛衰記」やら「太平記」やら
「信長公記」やら引用した
説明板がありましたが。

この地「御影」の名称の
いわれを書いてあります。
いずれにしろ
阿呆には理解するのがメンドくさい。



阪急線を越えれば
弓弦羽(ゆずるは)神社。

八咫烏(やたからす)のお導きで
勝利を祈願する宮だそうで
特大のサッカーボールがあります。
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ここ御影は日本のサッカーの
発祥の地だと主張しています。

サッカーと八咫烏!
なんのこっちゃ!抹茶に紅茶。

ここの絵馬も八咫烏。
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フィギュアスケートの羽生結弦の
写真を貼りつけている絵馬だらけ。

そもそも八咫烏に
どうして足がみっつあるの?!

古事記を見てみますか。

高木大神が神武天皇に!
(神武天皇は後世の呼称でしょうけど)
(便宜上そう書きますが)
「八咫烏をつかわそう。
「道案内にせよ。
といっています。(安本美典訳)

日本書紀では
天照大神から
「頭八咫烏(やたからす)をつかわそう。
と夢の中でいわれています。(安本美典訳)

つかわした神が違いますが。
ともに足のことはなにもふれていません。

主婦と生活社/古典コミックス/
古事記/樋口清之監修/の絵は
2 本足の八咫烏ですがね。

しかも!カラスらしくないのですが。

私の思うカラスは
ハシボソカラスかハシブトカラス。
真っ黒い鳥。

この絵のカラスは黒くなくて
ワシ(鷲)かタカ(鷹)のようで
とてもカッコいいのですが。



下手の考え休むに似たり。

むだな考えはやめて
もし今晩!場末の居酒屋で
色欲だけで生きている
アラフォー(around 40)の
おね~さんに出会ったら
かの女のきわどい話題に負けない
スケベばなしをしようと
策を練りながら南に進みます。

JRのガードをくぐり
阪神・御影駅まで到達。

六甲山と海の間の
猫の額のようなところに
阪急!JR!阪神と
鉄道線が並んで走っているのです。

いい匂い!

阪神・御影駅前のベーカリーのケルン。
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「鶏ごぼう」をイートインします。
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税抜き 240 円!
貧乏人には高い!
高いけどおいしい。
なんだか心がなごみます。

2 本足でも 3 本足でも
お色気おね~さん得意の
オトコの 3 本めの足のことも
どうでもよくなりました。



(敬称略)
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