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郡山城跡 遊廓のお勉強 [みんなで歩けばこわくない]

JR大和路線の郡山駅から
郡山城の外堀緑地を行きます。
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縁が切れたはずの
月例の寄せ集めハイキングの
残党(?)たちが寄ってきたので
またまた!かりそめのリーダーを
しなければならなくなりました。

薬園八幡神社!源九郎稲荷神社と参詣して
町家物語館へ入ります。

町家物語館は
大和郡山市が保存して公開している
奈良を代表する遊廓の
洞泉寺遊廓の中の木造 3 階建て。

遊廓について知識の乏しい私よりまだ!
みなさんは年には不足はないのに
不勉強過ぎます。

今日はしっかり見て帰りましょうね。

日本家屋ですから
通路もなにもコンパクトです。
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遊女にはひとりひと部屋与えられます。
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生活の場で!
仕事(!)の場でもあります。

関西は江戸のそれと違い
「まわし」はありません。
「まわし」とは
夜中にひとりで
複数の客を相手にすることですが。

だから!遊女はずっと!
この部屋にいることになります。

売れっこほど上の階の
見晴らしのいい部屋に
住んでいたそうですが。

でも!便所とか浴室とか食堂とかは
みんな 1 階にあります。
見晴らしはいいのですが!
生活の便利さはどうでしょう。

1 階に食器棚が残されています。
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自分の食器は自分で洗って
保管していたようです。

大正 13 年(1924)の建築。
廊下にガス灯があります。
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横の穴は各室の換気口です。
暖房が炭火だったので
絶対に必要だったようです。

電灯がなかった訳ではなく
当時のスイッチが残されています。
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私は!今日は
洗浄室を確認したかったのですが。

遊女たちは客と接する前後に
局部を洗浄していたようです。
拙ブログ 2017/06/17

先の大戦後には
瞬間湯沸かし器が備えられていて
そこからホースが延びていたとか。

江戸時代の絵を見ると
湯の桶とひしゃくがあります。
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ここではどうだったのでしょうか。

ありました!
洗浄室が 1 階の便所の横に!
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でも!中は見られませんでした。



金魚の生産地ですから
「金魚ストリート」があります。
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郡山城跡に入ります。
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天守台にのぼりましょう。
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見晴らしがいいので
ここでランチにするつもりでしたが
飲食は禁止だそうな。
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今までこの季節には
桜吹雪が舞っていたのですが
今年は若葉になっています。



北へ!奈良市に抜けます。

薬師寺を過ぎれば唐招提寺に着きました。
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さらに北へ進み
垂仁天皇陵と
田道間守(たじまのもり)の墓を
堀越しに望みます。
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田道間守が大陸から
持ち帰ったというタチバナ(橘)の
森を造ろうとしているのかな。
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西大寺に到着。
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すぐそこに!
近鉄・大和西大寺駅があります。
解散!お疲れさまでした。
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