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大阪の渡し乗船記(2) 旧大正港周辺 [わが街・大阪ブギウギ]

木津川渡船場から800mも歩けば
船町(ふなまち)渡船場があります。

gg船町渡し.jpg

木津川の千本松大橋の下流から
分岐した幅100mほどの運河
新木津川運河があります。
そこを横断しています。
大正区船町と大正区鶴町を結びます。
岸壁間75m。
感覚的にはもっと近くに対岸があるように思えます。

泳いでも渡れそう!
みんな泳いだのか?
昼間に乗船する人はほとんどいません。


そこから1km北上したら
変わった形の大きな橋が現れます。
アーチ橋というのでしょうか。
橋の知識は皆無でうまく説明できませんが
アーチの部分がトラス(骨組構造)みたいにも見えます。
トラス橋なんでしょうか。

blog橋.jpg

その千歳橋の下に
千歳(ちとせ)渡船場がありました。

cc千歳渡し.jpg

大正区鶴町と
大正区北恩加島を運行しています。

この渡しは船に乗った気分がします。
岸壁間371m。
このあたりでは天保山の渡しにつぐ距離があります。


千歳渡船場から北へ800mも行けば
甚兵衛(じんべえ)渡船場があります。

bb甚兵衛渡し.jpg

大正区泉尾と港区福崎を結んで
尻無川を横断しています。

尻無川とは?
やはり木津川から分岐されて流れています。

淀川から大川が分岐され
大川に寝屋川が突っ込み
それが東横堀川と堂島川と土佐堀川に分かれ
堂島川と土佐堀川が再度いっしょになったところで
安治川と木津川に分かれ
木津川と先の東横堀川が変身した道頓堀川が合流し
その合流地点で尻無川と木津川に分かれて、、、。
ん?!なにがなんやら?!

尻無川はハゼ(黄櫨)の紅葉の名所だったそうで
ここに「甚兵衛の小屋」という茶店があったとか。
この店は「はまぐり小屋」とも呼ばれ
名物のしじみやはまぐりを食べに来る人が
絶えなかったそうです。

岸壁間94mの短さですが
私が感じた限り
他に比べて日中でも常に多くの乗客がいます。
朝のラッシュ時には2隻で運行しているようです。

bb甚兵衛渡し2.jpg

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