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餅を焼いたクリスマス [西田辺探検記]

餅を焼け!といいます。

クリスマスのパーティで餅が食べたいですか。
食べようと思いますか。

分かりません。

クリスマスといえば
ダビデの星
イエス・キリスト
ミサ
そんな敬虔(けいけん)な祈りの中の
パーティを思い浮かべますが。

宗教にも記念行事にもパーティにも
無関心で無知な私は漠然と思いますが。

そんなパーティをしたことはもちろん皆無ですが。

こんなキリスト教をバカにしたような
乱痴気パーティには悲しくなりませんか。

あ!それで餅を焼け!とは。
それもなん人もの人が!

いつでもどこでも食べられるでしょうが。
餅に喜ぶなんて。
大昔のひもじい思いをしていた
こどもたちを思い出しました。



400 年前の児(ちご=寺院の童児)の
あこがれの食べものの餅。

安楽庵策伝(1544 ~ 1642)著/
醒睡笑/には
その様子がたくさん書かれています。

  大空のはばかるほどの餅もがな
  生ける一期にかぶり喰らわん

空より大きい餅が食べたいそうな。

  大空にはばからずとも餅もがな
  月のせいにて星の数ほど

大空からはみだすほど大きくなくてもいいから
星の数ほどほしいとか。

また
正月三が日を
「羹餅食(かんもちくえ)日」といったり。

元日・坎(かん)日を
羹(かん=雑煮)日と曲解。

二日・没(もつ)日を餅日と誤解。

三日・凶会(くえ)日を
食え日とこじつけています。

また
餅に種があれば植えておいてならせたい!とか。

まだまだたくさん。



不本意ながら今年も
クリスマスパーティの裏方のボランティア。

案内などの書きものと
会場設営を担当させられますので
パーティ中は
炭おこしとビール樽の管理とお湯を沸かすくらい。

それで暇そうに見えるのか
焼き肉の鉄板の横で餅を焼け!といいますがね!
匂いがつくでしょうが。

おでんの鍋の横の炭火で焼きます。
blog餅.jpg

人間は
日本人は
日本人の庶民は
なん百年も変化がないのでしょうか。

哀れなこどもたちよ!
叡山の児のように餅を食べなさいね。



狂乱パーティが明けた今!
腕が上がらなくなりました。

肘(ひじ)から手首にかけて
急に痛み出し
キーボードをたたけばひびきます。

たこ焼きの鉄板の 1 枚が焦げついたのです。
あれこれいい加減に試して
なん度小麦粉を流し込んでも焦げつきます。

以前にもこんなときがありましたが
そのときには露店のたこ焼き屋のおじさんが
難なくなおしたのですが。

この日は専門家(!)もいなく
最後は一所懸命!力を入れてかき回すのみ。
1 枚くらい放棄してもよかったのですが。

たこ焼きをしている連中が
「手首が!」「腕が!」
疲れたと悲鳴をあげるので
2、3 十分交代してみたのです。
そのくらいで今
前腕が痛むじゃないですか。

昨夜すでに
異常を感じていたなん時間も焼いていた人たち。
美容師やらゲイボーイやらいましたが
本職に支障をきたしていないでしょうか。



餅は
他のことをしているうちに
2 割ばかりは焦がしてしまいました。はは。

餅は乞食に焼かせろ!です。
食べたい飢えた人が自分で焼きなさい。

責任上!焦げた餅と
試飲した泡ばかりのビールだけで
私のクリスマスパーティは終わりました。

こんな不謹慎で不健康なこと!
もう!来年はやめたいもの。
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