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箕面にもみじのてんぷらがない!? [食い意地]

紅葉の季節です。

「もみじのてんぷら!食べた~い!」
「箕面(みのお)に行ったら!お願い!」

某スナックの厚顔無恥の
あ!いや!美人ママがいっています。
この季節になるといつも頼んできますが。

「てんぷら」といいますが
「かりんとう」みたいにカリカリの食感の
甘いお菓子(?)なんですけどね。



箕面に行くついでは待っていてもこないから
わざわざ
忙しい(ウソついてすみません)仕事の合い間に
昼休みを長くとって出かけます。

阪急・箕面駅。
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山々は紅葉しています。
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まさに「てんぷら」の季節じゃないですか。

箕面大滝に向かって歩きます。

おみくじタオル?!
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100 円!自販機ですが。
箕面観光ホテルの入り口あたり。
ああ!
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立派な足湯の四阿(あずまや)ができています。
無料で楽しめます。



感心している場合ではありません。
「もみじのてんぷら」を買って帰らなければ。

「てんぷら」屋さんは忙しそうに働いています。
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が!
売ってくれません。
売り切れだそうです。
どうして!?

あっちも!こっちも!売り切れ!

とうとう!遊歩道の終点の
箕面大滝まできてしまいましたが。
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「てんぷら」店は 10 をゆうに越えています。
みんな「売り切れ」です。



結託して(?)売ってくれないとは!?

理由は瞬時にでもいくつか考えられます。

その 1
値段を釣り上げるため?!

現に中国人のツアーの添乗員が
「もうくることができないから」
「味見だけでもひとりひと口だけさせてくれ!」と
財布を片手に頼んでいましたが
「なんとかしましょう」と答えていましたよ。

札束を見せたらOKかな。

その 2
今年の分を売り切ってしまったから?!

原料の「もみじ」は
その辺のものを集めてきて揚げてはいないんです。

黄葉の「一行寺」の葉を
1 年塩漬けにしてから使うのですから。
拙ブログ 2009/12/22
拙ブログ 2013/11/29

しかし!たいていの「売り切れ」の店が
忙しそうに揚げていますけどね。

その 3
大金持ちが買い占めてしまったのかも。

ああ!やめましょう!きりがありません。

ま!揚げているのは
後日用とも考えられますけどね。

揚げた直後では包装できないのかな。
水分を切る時間が必要なのかも。



残念でした。

箕面市役所でランチして帰ります。

庁舎の中の「磯よし」のワンコインランチ。
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日替わりかな。
税込み 500 円ちょうどでしたけど。
文句はいえないのですが
薄いスープでもついていたら
より!うれしいのじゃないでしょうか。

500 円とは安いのですが
片道 500 円を越える交通費がかかっています。

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焼き肉ランチのこころ [昼定食]

「焼き肉が食べたい」

おばちゃんがいっています。
いわゆる「ど」がつくほど厚かましい
大阪のおばちゃんです。

どうぞ!お好きなだけお食べください。
ご自分のお金で。

「いっしょに行こう」

イヤです!

「焼き肉」ではいつもイヤな思いをします。

みんな食べる部位が違います。

やたら柔らかいものだけをおいしいと感じる
お子ちゃま口の人は
「極上」とか「超極上」とかなんとかの肉
ロースやらなんやら知らんけど!注文します。
私は歯ごたえのある!味のするものを食べたい。

だいたい!「極上」は目ん玉が飛び出るほど高価。
それで割り勘なら、、、悲し過ぎます。

焼き方が違います。

私は表面が少し変色したくらいのレアが好みです。

肉汁が出切っても
まだ焼かないと気がすまない人には、、、
疲れます。

焼き肉はひとりで食べるにかぎります。



ひとりで焼き肉店に行くのは
恥ずかしいですって?!

毎日毎日!厚顔無恥に生きているのに。

ああ!恥ずかしいと思う局面が違うのですね。
私が恥ずかしいと思うことが
まったく平気の平左。
私が恥ずかしくないことが
恥ずかしいらしい。

それはどちらが正しいとか
道徳的とかいうのではなく
氏素性・育ちが違えば
なおせないことなのでしょう。

つくづく思います。
人とは浅くつき合うにかぎります。



ま!ランチの 1 度くらいは
つき合ってあげましょうか。
割り勘で。

阿倍野区役所の前の「焼肉笑店 CoCoRo」へ。

だいたい!貧乏人にとっては
マラリア熱のおこりより震えを催す
高い焼き肉店が多い。
マラリアに感染したことはないのですが。

それが「焼き肉」の 1 番イヤな理由かも。

あ!ランチはそうでもないですね。
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夜の「お肉」 1 皿分くらいで食べられそうです。

焼き肉じゃなかったら 490 円から。
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「日替わり」もいくつか。

この日は「レバー焼き」がありましたので。
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税込みで 690 円!私向き?比較的安い!



おばちゃんは
日替わりの中からロース焼き定食 990 円。
さらに「ロース」を追加して
餓鬼のように食べています。

ここの店は最近オープンしたのかな。

土足のままで入れる
堀りごたつ式のテーブルが並んでいます。
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ランチの後ならコーヒーは 100 円。

コーヒーを飲みながら
おばちゃんが食べ終わるのを待ちます。

もたもたと食べて
脂身だらけの肉が硬い!なんぞと抜かしています。

それ以上柔らかい肉がどこにあるのよ!
炭になるほど焼くからじゃないの!

硬くて気に入らないのなら 2 人前も食べるなよ。



大昔!某自称高級割烹 “J” のおじさんと
2 度目の奥さんと
(今はなん度目の奥さんか知りませんが)
どういういきさつだったのか
焼き肉店に行ったことがあります。

「硬い!」
おじさんがぼやきます。

そんなことないでしょうが!?

おじさんの前歯がでんぐりがえり(?)ました。
前歯数本が差し歯!?
ああ!私のように
サバ(鯖)を頭から食べられる歯と違い
歯性が悪いと焼き肉も大変なのですね。

その後!おじさんたちは
カラオケかなんかで騒いでいたようです。

そして!夜中に再び焼き肉店に行ったとか。

「差し歯がない?!」

はずして!焼き肉店のTVの上に置いていたのを
酔っぱらって忘れて帰っていたのですね。
後からきた客が見つけたら
腰を抜かしかねませんぞ。

しかし!もう少し早く気づかないかねぇ。



ああ!焼き肉はひとりで食べるか
育ちとか嗜好が同じ人と食べたいもの。



(15/02/08 追記)
白ホルモン盛り合わせ定食をいただきました。
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道頓堀のすた丼 [食い逃げ未遂]

法善寺横丁の西の入り口。
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ここから東に 100m もない細い路地に
主に飲食店がぎっしり。
店舗も新陳代謝を繰り返し
小説や詩歌に取り上げられた情緒はなくなり
特徴のない平均的な町になってきています。

この西門の扁額は
「寛美」のサインがあるので藤山寛美の字かな。
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「善」の字が変?!
横棒が 1 本足りないような。

わざとそうしているのか。
間違えて書いたけど
わざとそう書いたふりをしているのか。

目立ちたがりやは目立つようにしますか。
習い性となっているのかな。



通称・道頓堀。
道頓堀川に沿って南側に並行する繁華街。
観光客が佃煮にするほどうごめくところ。
なんと呼ぶのが正式なのか知りませんが
その道頓堀を西に歩きます。

御堂筋に出るところ
「伝説のすた丼」とは?!
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なにが「伝説」なんですか。
「すた丼」ってなんですか。
入り口で食券を買って入ります。

一番奥に行けば
道頓堀の水面が見えます。

豚肉がのっている丼。
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鶏卵もついていて 630 円。
にんにくの匂いが充満しています。

「すた丼」の「すた」は
「スタミナ」の「スタ」かも。
あんまり知りたくもないので尋ねませんでしたが。

世間知らずの私が知らないだけで
昔から全国に
フランチャイズ展開している店のようでした。



(敬称略)
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龍安寺 仁和寺 立ち尽くす秋 [平安京有情]

マキノ省三(1878 ~ 1929)が
燃える晩秋に立っています。
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京都市北区の等持院。
足利尊氏の墓所に
マキノも眠っているのですね。

このあたりに日本映画の父・マキノ省三の
撮影所があったのでしょう。



裏の大学の縁に沿って歩けば
龍安寺(りょうあんじ)の前に。

なにが起こっているの?!
世界中の人が集結しているような!
ま!それは誇張し過ぎていますが
華やいだヒトが佃煮にするほどいます。

私は拝観した記憶がないんですが。
最近!そのことを 2、3 の大昔の知人にいったら
みんな「行ったじゃないの!私と」という答え。
いい加減に肯定も否定もできず。

大勢の人がきているとは!
なにかいいこと!あるんでしょう。
入山してみます。
大枚 500 円納めます。

今!紅葉が目に痛いほど。
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境内にど~んとある大きな池!
まぁ!滋賀県でいえば琵琶湖みたいに遠慮せずある!
鏡容池に小島が 2、3 あります。
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どれかに真田幸村の墓があるらしいです。



龍安寺はやっぱり「石庭」でしょうか。

ああああ!人種のるつぼ?!
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庭の前で沈思黙考できる雰囲気じゃないですね。

そういえば大昔!観光客のとぎれたとき
庭に下りて
写真を撮ったような気もしてきました。

「この庭の前に立つとき」
「自分の心の」
「浮き浮きした明るさを指摘される思いがする」

井上靖は短編「その人の名は言えない」で
男にいわせています。

でも!連れの男には

「まるででたらめじゃないか」

一部の人の代弁をさせていますが。

ま!「でたらめ」ですね!私には。
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「でたらめ」に造っておけば
だれかが後づけで理由を考えてくれます、、、か。

ところが「ランダム」に配置しろといわれても
なかなかランダムにできなかったりします。
ランダムに並べる方が難しいかも!
きちっともランダムにもできない阿呆もいますけどね。
それは私ですが。



「きぬかけの路」を歩きます。
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そんなに悪い道じゃないのですが
くるまの往来が激しく!情緒はありません。

いつごろできた道でしょうか。
昔の小説には登場しないような。



仁和寺(にんなじ)に着きました。

中門をかけ上がります。
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国宝の金堂の前に思ったより紅葉がありますね。
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京都一遅咲きの御室桜(おむろざくら)の葉は
すでに散っていますがカエデの類は見頃かな。
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広い境内に観光客はまばら。
世界文化遺産なのに
龍安寺のにぎやかさがまるでありません。



仁和寺の西門から出ます。

「成就山八十八か所めぐり」に行きますか。

1 周 3km ばかり。
逡巡して立ち尽くしたまま。

築地塀(ついじべい)に出入り口があります。
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男は路地に出て半丁ほど歩いて
かの女なしではこれから生きていけそうもない!と
寂しさにおそわれます。

井上靖の短編「石の面」の男は
あわてて引き返しますが
濡れ縁にはすでに女の姿はありませんでした。

この塀の内側に仁和寺の御殿があります。
そこに遼廓亭のその濡れ縁があるはずですが。

昔は簡単に出入りできたのでしょうか。



恋というより
体調が芳しくなくて寂しさにおそわれた私は
立ち尽くしたまま。
成就山八十八か所めぐり!どうしましょう。



(敬称略)
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ドロップスコーンかな [こな(粉)もん]

干し柿の季節です。

ん?!
部屋の隅にありました!昨年のが。
山のお大尽がお恵みくだされた 1 連の干し柿。
吊るしたまま。
ほこりよけに新聞紙でおおっていますが。

数個残っています。
硬い!
八重歯で引き裂いて食べれば
しみじみと人の親切が身に沁みます。

催促する訳じゃないですが
できれば今年も送ってくだされば幸甚に存じます。

おなかが空きました。
稼ぎもないのに。
生意気にも!人並みに。
昨日食べたのに!数時間前に食べたのに。

干し柿があるくらいですから
他になにかある!きっと。

古い小麦粉が出てきました。
半端なものならいくつか。
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白玉粉!黄粉!おから(ドライ)!干しアミエビ!
古くなったバナナもあります。

重曹も!
ドロップスコーンが焼けるかも。

とりあえず!
硬い干し柿は梅酒に浸けて
ほんの少しだけ電子レンジで加熱しておきます。
ちょっとだけ柔らかくなったような!気のせいかも。

粉ものを全部!テキトーに混ぜて
重曹とオキアミも加えて鶏卵と牛乳で練りました。
これも少し寝かせて
といっても 30 分ほどですが
おからなんかがふくれるのを待ちます。

あ!?
ドロップスコーンって!なんでしたか?!
ここまできて!分からなくなりましたが。
作ったことがなかったような!はは。

ま!気にしない。
塩と砂糖をおまじない程度に入れてやりましょう。

フライパンにオリーブ油を引いて
おたまですくって落としてみます。

なかなか順調じゃないですか。
仕上がりが描けないけど。

バナナと干し柿を切ってトッピング。

両面を焼いたら。
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これ!ドロップスコーンの範ちゅうに入りませんか。



某いわゆる暑苦しい大阪のおばちゃんからでんわ。

「× × 調べて!」

スマホを買うか!娘さんに頼みなさい。

「娘?あんなヤツ!知らん!娘じゃない!」

またけんかしたの?!

「2 日前から口をきいてない!」
「あんた!どうせ!ヒマやろ!調べて~な」

失礼な!ドロップスコーンを焼いてんの。

「ドロップコーンってなんなん?」

コーンじゃなくスコーンですけどね。
食べますか?

「ん!」

食べないというと思ったのに!フントにもう。

酢醤油をかけて食べてね!と
冗談をいって渡したのですが
ホントに酢醤油で食べたらしく
「おいしかった」といっています。

ああ!イケます!酢醤油。
到来ものの新酒(日本酒)と食べれば楽しい。
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