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四天王寺のご朱印 喫茶店という名の喫茶店 [昼定食]

四天王寺(大阪市天王寺区)の
広い境内に人の流れがありました。

今日はなんのご縁日でしょう?!

葬式だそうな。
失礼しました。
しかし!大きな葬式ですね。

冬のイベントのない日。
葬式以外は静かですが
出入りがあるのはご朱印所くらい。

ここには独立して 1 棟
専用の「ご朱印所」があります。
日本仏教の開祖といわれたりする
聖徳太子が建立したという
大きな寺ですから
朱印の数も多いのです。
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ここだけでも 16 も!

境内の中
他にもっとあるのかも知れません。

ひとつ(と数えるものかどうか知りませんが)
300 円としても 4,800 円!?
500 円だったら 8,000 円ですねぇ。
寺社によってはもっともっと高額かも。
ひぇ~っ!

私が声をかけるハイキングに
朱印帳を片手にくる人も少なからずいます。
私には理解しにくい趣味があるものです。



スウェーデン娘の!
娘といっても
アラサー(around 30)らしいのですが
漫画家のオーサには
「ご朱印帳」が分かりません。

「サインブックみたいなものかな」と
教える日本人に
「違います!」
「ご朱印は」
「お寺のご本尊の分身ともいわれる」
「大変尊いものです」と
住職が叱っています。

ああ!そうなんだ!
私もかの女の漫画を見てやっと知った
バチアタリの日本人でした。



いつもは北西の
乾門または中之門から入山したときには
石の鳥居西門か南大門から帰るのですが
ぐるりと回って東大門に出てしまいました。

ぼんやりしていますからね。

東大門の道向こうに
「喫茶店」があります。
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「喫茶店」です?!

「喫茶店」とたくさん書かれています。

屋号が「喫茶店」ですか!
面妖な!

いや!待てよ!
「熱帯魚」の看板を出しているのに
熱帯魚は 1 尾もいないスナックだったり
「オリーブ」と名乗っていても
オリーブの実も油も売っていない
洋装店だったりしますからね。

「喫茶店」という名の
神具や仏具をあつかう店かも知れません。
それともフーゾク関係だったり!?
まさかね。



「喫茶店」でした。
やっぱり!

やれやれ。

くすんだ!いや失礼!落ち着いた
どこかなつかしいような!
ひと時代前のような雰囲気の店内でした。

日替わりランチをもらいました。
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この日のメインは
野菜・根菜類のフライ!
なかなか手慣れた調理です。

それに高野豆腐!焼き魚(鯖)!
繊切りの長芋!
これで 750 円(税込)とは!
心がゆるみますね。

もう午後 1 時は回っていますが
外回りの営業のような
アラサー(around 30)の男性たちや
アラフォー(around 40)の女史らが
のんびりと食事をしていました。

ランチの穴場かも知れません。



(オーサ・イェークストロム著/
(北欧女子オーサの
(ニッポン再発見ローカルの旅/)参照
(敬称略)
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