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九度山駅ホームのおむすび [朝食 モーニングサービス]

南海・九度山駅。
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登山鉄道と呼んでもいいような
急勾配の高野線の山岳地帯にある駅。

ホームに
「おむすびスタンド くど」という
店舗ができていました。
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九度山の「くど」と
かまどの意味がある「くど」!?
ホントは違うところから
命名したのかも知れませんが。

朝食にします。

お好きなおむすびをふたつに
みそ汁と香のものがついて
税抜き 600 円だとか。

どれを選んでもいいのなら高価なものを!
好き嫌いのない!
由緒正しい貧乏人はあさましいかぎり。

「なまりぶしのみそマヨネーズ」220 円と
「びんちょうまぐろの旨煮」200 円を。
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このあたりの線路は
山肌にへばりつくように
道路や集落より
一段高いところを走っていますが
ホームよりさらに高くテラス席があります。
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見晴らしはいいのですが朝は肌寒い。

天候が悪いときのためか
ホームをのぞける!
穴倉みたいな!
イートインスペースもありました。
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注文を受けてから作るので
おにぎり!いや!おむすびがあたたかい。



ここは真田幸村のゆかりの地。

「真田のみち」を歩きます。
ま!いわれなければ
盛りの過ぎた町の人通りの少ない道ですが。

門や蔵のある古い家がありました。
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旧・萱野家。
もともとは寺院だったとか。

また別名「大石順教尼の館」だそうな。

ここの主の萱野正之助夫妻が
順教尼の菩提親で
かの女はしばしば寄留していたそうな。

なんですか!菩提親とは。
無教養をさらけ出して恥ずかしい。

私は昔!
順教尼の書いた般若心経を
ながめていたことがありましたが。
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(コピーです)

余談ですが順教尼は
「妙」という字が好きだったそうな。
「妙」は「少女」!
「少」と「女」の合成。

妙の字は 若い乙女の みだれ髪
 結(ゆ)うに結われず とくにとかれず



「真田の抜け穴」は健在。
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大坂城につづいていたのかも。はは。

真田庵の真田昌幸の墓に参ります。
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幸村は大坂夏の陣で戦死しているので
供養塔があります。



電柱のカバーに「真田十勇士」が。
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十勇士は立川文庫の中だけの
人物じゃないんですか。

みんな!
九度山町の特産の柿を持っています。

柿の季節です。

人の絶えた「真田のみち」に
柿が無人で売られていました。
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大きな柿が 5、6 個入って
200 円!
この町の小売店よりも安い。

持ち歩くには重いので
帰るときに買うことにしましたが。

ない!?
帰るときには 1 袋もありません。
台下にもいくつかあったのに。

だれが!?
いつ?!
なん度もいいますが
人通りがない道なのに。



(大石順教著/無手の法悦/)参照
(敬称略)
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