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天目茶碗を見た [不謹慎ですが、、、]

土佐堀川の左岸から中之島を見れば
赤いレンガの建てものは大阪市中央公会堂。
並んで見えるそれより新しいビルは
大阪市立東洋陶磁美術館ですね。
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東洋陶磁美術館で
特別展「天目―中国黒釉の美」
特集展「現代の天目―伝統と創造」を
開催していました。

「天目」とは
天目(てんもく)茶碗のことですよね。
自慢じゃないですが私は
教養と腹まわりに栄養がついているので
分かります。

さっそくうかがえば
木葉(このは)天目!?
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南宋時代のものらしい。

やはり南宋時代の禾目(のぎめ)天目?!
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「天目」とはこんなものなの!?
教養がゆらぎます。

金時代に焼かれた白覆輪天目だそうな。
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国宝です!
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南宋時代の油滴(ゆてき)天目!
うまく撮れなかったのですが
上部から見れば青色や金色の
光彩(虹彩)が美しいそうな。

そうそう!これ!これ!
私の頭にあるのはこの茶碗。
油滴天目というのでしたか。

私に教養はありませんでした!すみません。



天目茶碗とは天目山一帯の茶道具らしい。
天目釉をかけて焼かれた茶碗のことでしたか。
陶器なんですね。
天目釉は鉄釉ともいわれるとか。
それで!(たぶん!)黒色になるんでしょう。

そこから派生したような
なんとか天目の窯が
大陸のあちこちにあるようです。

大陸ばかりだけではなく
高麗や朝鮮や日本でも焼かれているとか。

ここ!東洋陶磁美術館はいいですね。
写真撮影OKなんですね。
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高い入場料を取りながら
あれをするな!これはだめ!
写真なんてもってのほか!の
美術館の多い時代に。

美術館だけではなく
絶対に見せない秘仏だといいながら
知識のないおバカなタレントの訪問に
TVのカメラには
すぐ引っ張り出してきて
写させる寺院もありますが。

館長は
ああ!TVでおバカなことに終始している
タレントさんでしたか。
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すごいですね。
賢明な人はいろんな顔をお持ちですね。



では「現代の天目―伝統と創造」にも
なだれこみます。

久田重義作の曜変(ようへん)天目茶わん。
(わんの字が難しくてかな書きですみません)
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私の思っていた「天目」はこんなもの。

桶谷寧作の曜変天目茶碗。
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九代 長江惣吉作の曜々盞(ようようさん)。
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虹彩でしょうか!きれいな反射光。

やはり!九代 長江惣吉作の曜変。
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彦十蒔絵・若宮隆志作の
見立漆器(みたてしっき)曜変天目。
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藤澤秀行作の曜変天杢(ようへんてんもく)。
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曜変天目には魅かれます。



美術館の外は中之島公園。

バラ園にさわやかな風が吹く季節。
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秋の花が咲き出しています。
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まだ!こぞって
鑑賞に出かけるほどでもないですが。
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天満橋まで歩いてしまいました。

京阪シティモールに寄ったら
私の好きな
サバ(鯖)の煮つけ弁当が売っていました。
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税抜き 398 円。

エコバックにそっと入れてさげて
大川(旧淀川)のほとりに行きますか。

あ!?
なにかポタポタ!

サバの煮汁が垂れています。
そんなに傾けた意識はないのに。
カッコ悪し!

よせばいいのに思わず手を出したら!
てのひら!サバの煮汁だらけ。

それから洗っても
ずっとサバの臭いが取れず。



「天目」の勉強なんか
忘れてしまいまいした。



(敬称略)
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