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神戸文学館にて 新開地のにぎわい [猫も歩けば棒立ち]

神戸市立王子動物園の南の神社に
「元 原田神社」
「王子神社」の石標がありました。
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合祀したのでしょうか。

この周辺は大昔から
「原田の森」と呼ばれていたらしい。
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原田村も存在していたのですね。

「原田の森ギャラリー」
「横尾忠則現代美術館」があります。
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このあたりから南の海岸まで
美術館等の芸術施設がいくつかあり
ミュージアムロードと呼ぶそうな。

「横尾忠則現代美術館」の
道をはさんだ北に
レンガ造りの教会がありました。
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元 関西学院の教会。
明治 37 年(1904)建設。
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今は「神戸文学館」になっています。

神戸にゆかりのあるあまたの作家の
原稿や作品が展示してありました。
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展示そのものは地味で
あんまり面白いことはありません。



企画展として
「新開地物語」を開催していました。

明治 34 年(1901)ごろから
湊川のつけ替え工事!
つまり流路の変更工事をしたのですね。

そして水のこなくなった川の跡を整備して
歓楽街「新開地」を造ったようです。

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(明治末)

すでに明治の初めから
元の堤に沿って福原遊廓もあって
芝居小屋!寄席!
活動写真館!飲食店がひしめき
「東の浅草」
「西の新開地」と呼ばれたそうな。

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(昭和初め)

神戸文学館と
新開地とは距離がありますが。
どうしてここで?!

関西学院や
「原田の森」に因縁があるのでしょうか。

あ!?
「文学」つながりですか。

大歓楽地の新開地は
小説や随筆のネタに困らず
多く登場しているはずですから。
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