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黒門市場から道頓堀へ ひっかけ橋に立つ [わが街・大阪ブギウギ]

黒門市場に南から入ります。
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日曜日ですよ。
もうすぐ!クリスマス。
さらに新年。
なのに!シャッターの
降りている店舗の多いこと。
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インバウンドの客もいないし
新型コロナウイルス禍だし
元気がないのですかね。

ここで安価なランチにしたかったのですが
その店舗はお休み。



拗(す)ねて帰宅して
昼寝をすればいいものを
堺筋を北上して道頓堀川に出ました。
根性が曲がっていますからね。

水際(とんぼりリバーウォーク)を
西にくだります。

くだるというものの
水の流れは止まっているように見えるので
観光客には知る由もないですが。

いくつかの橋をくぐることになりますが
ほぼ木造の橋は
太左衛門橋(たざえもんばし)だけです。
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冬で!観光客もいない水際を歩くのも
空腹にこたえるだけなので
道頓堀にあがります。
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道頓堀といっても堀の底ではありません。
水の流れているところを道頓堀川
繁華街を道頓堀と
大阪の人は呼んでいるような。



戎橋に出ました。
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通称・ひっかけ橋。
ひっかけたい人!ひっかけられたい人!
朝から深夜まで無数に湧いていて
欲情のるつぼの時代があったのですが。

スレンダーでひ弱そうな
ちょっと年増(around 30)の
女性を好むおじさんがうまく出会えず!
とぼとぼと未明の 3、4 時ごろ通りかかると
「入れ食い」状態だったそうな。

「それがね!」
「みんなブタなんや」

大阪弁は直截で!
デブとかなんとか遠回しにはいいません。
「豚」なんですな。

「早く!シャワーを浴びたい!」
「眠いよ~!」
「寝かせてよ!」

自分の娘(当時!高校生)くらいな人も
多くいて
どう見ても
ハンサムではない(失礼!)おじさんに
抱きついてきたそうな。

「当然!おじさんは紳士!」
「そんなこの誘いに乗りませんよね」

「こちらもあぶれているんや」

乗ったのかよ!

すぐ!シャワーを浴びられるところへ
もてなかったもの同士
手を取り合って直行。
そんな出会いがいく度もあったようです。

恥を知りなさい!
ああ!あのおじさんも鬼籍に入って久しい。

ん!?
このはなし!なん度か吹聴したような。
おじさんが死んでからは特に顕著に。
すみません。



戎橋から北へ長堀通りまで
心斎橋筋商店街のアーケードがつづきます。
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長堀通りは元・長堀川。
そこへ心斎橋が架かっていたからです。

三津寺へ参詣に寄ると仮囲いの中!?
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天平時代に創建という古刹も
平地にもどるのでしょうか。
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それも自然なこと。



心斎橋筋商店街を
周防町通りが横切っています。
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ここ「ヨーロッパ村」と
呼んでいませんでしたか。

昔もあまり感じなかったのですが
今も!ヨーロッパの匂いがないような。
違いましたか。

いや!やっぱり
ファミリーマートに
「ヨーロッパ通り店」とありますね。
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この通りを西に行き
御堂筋を越えると「アメリカ村」です。
それに対抗して(?)
「ヨーロッパ村」「ヨーロッパ通り」と
名乗ったのでしょう。
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