多武峰から明日香村へ 赤い色の中

多武峰から（拙ブログ 2020/11/30）
道標に導かれて明日香村にくだります。

しばらくして県道（155）を横断します。


また横切ります。
そしてまた県道に出会います。
県道は羊腸のようにくねくね。
ハイキングコース（？）は
直線的だからでしょうか。

あれ！？
こんな道！通ったことがないような。

多武峰は桜井市。
その西は明日香村。
どの道だって西にくだれば明日香村ですが。

飛鳥坐（あすかにいます）神社やら
石舞台古墳やらに降りたのは
この道ではなかったような。

今まで深く考えて歩いてなかったのかな。



気都和既（きつわき）神社がありました。


聞いたことのない神さまですね。

この山は「もうこの森」！？

中臣鎌足が斬り落とした
蘇我入鹿の首に追われた（？）のだそうな。

ここまで逃げて
「もうこぬだろう」と安堵した森だとか。
「もうこぬだろう」「もうこぬ」「もうこの」！？
「もうこの森」？！

おびえているところをみると
やはり私怨だったのでしょう。

後の藤原不比等たちが
もっともらしい理屈をつけていますが
乙巳の変（大化の改新）は
蘇我宗家を滅ぼして
権力を奪いたかっただけでしょう。

もっとも勝ったほうが正義ですから
どんな謀略をめぐらしても正義の戦い。



集落に出ました。


やっぱり全然記憶がありません。

川が流れています。
飛鳥川の支流でしょう。
これをたどればなんとかなるような。

わ！小魚がたくさん。


元気がいいですね。
ドロバエ（アブラハヤ or タカハヤ）の仲間？！
わが家の水槽に招きたいもの。

棚田。


明日香村の原風景ですね。

見あげれば赤い津波！？


柿の実がいっぱい。

石舞台古墳に出ました。


なんとかなりましたね。

石舞台を見降ろせる花畑にあがれば
赤い花が咲いています。


そば（蕎麦）？！
先日！万博記念公園で
「高嶺ルビー」という赤いそばの花に
遭遇しましたが。（拙ブログ 2020/10/30）

その花より赤が濃くて！はで。



ランチどきは過ぎています。
なにか珍しいものはないのでしょうか。
といっても！
慢性病の「懐中不如意」を抱えています。

この周囲をぐるっと回っても
安価でおいしいものは見つかりません。

朝から急坂をあがって！降りての繰り返し。
膝が笑い！その他ここには書けない
恥ずかしいところがあちこち痛み出し
もう歩くには戦意喪失。

「赤かめ」バスで帰ります。
「赤かめ」といいながら赤くもなく
フツーの奈良交通のバスですが。
明日香村を周遊しています。

バス停でのびていたら
目前のメタセコイアが赤い！


正面向こうに石舞台古墳があります。
その前に「夢市茶屋」があります。

よくランチをするレストランですが。

バスがくるまで
まだたっぷり時間がありますね。
ま！いいか。
ごはんを食べるくらいのおカネはあります。
今日もここで食べましょう。

「古代米カレー」（税込み 900 円）！


ごはんが赤い。

今日は明日香村に入ってから
「赤色」にたくさん出合いましたね。