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冬至 とうなす 終い弘法 熱いみそ汁 [昼定食]

カボチャを煮ているというメール。
おじさんが料理をしています。
普段でも
料理をしているのかどうか知りませんが。

今日(2020/12/21)は冬至でしたか。

「ところでどうして」
「冬至にカボチャなんだろ?!」

私に聞いてどうします。
あまりしきたりに
こだわらない家で育ったのに。

「とうじ」だから
「とうなす」じゃないんですか。
こんなもん!
単純な発想ですよ!嚆矢(こうし)は。
決めつけて申し訳ないですが。

「とうなすってなに!?」

カボチャの異称です。

「カボチャ」を解説したいのですが
しゃべっていたら
私のほうが迷路に入り込み
分からなくなるのが常です。

箱根を越えたら「とうなす」はないと
江戸っ子がいうそうですから
「とうなす」は江戸のカボチャ?!

落語の唐茄子(とうなす)屋政談は
上方では南瓜(なんきん)屋政談に
変じていますね。

「とうなす」と「なんきん」は
違うのかといえば!分かりません。

九州のほうでは南瓜に
「ぼうぶら」とルビを打つそうですが
「ぼうぶら」は「とうなす」と違うという
牧野富太郎説があるそうですが。

この仲間はモスカータと
マキシマとペポーの 3 種のカボチャから
はなし始めなければ!とも思うのですが。

その 3 種の定義そのものが
はなしていたら分からなくなります。

異名が無茶苦茶多く
別種が地方によってはおなじ名だったり
違うというものがおなじものだったり。

それに交雑が簡単なので
いろんな名前のカボチャが生まれています。

お分かり!?
「とうじ」だから「とうなす」!?
巷間いわれている学問的な
こむずかしいリクツは後づけです。
ま!信じなくてもいいですが。



大阪メトロの玉出駅で途中下車。

この地は昔の勝間村(こつまむら)
勝間南瓜(こつまなんきん)の故郷です。

冬至の日には
生根(いくね)神社で
「こつま南瓜まつり」が
盛大に催されるのです。

神社の南口。
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「こつま南瓜まつり」ののぼりが
あることはあるのですが。

北の正面にものぼりがいっぱい。
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でも!人がいません。
香具師(てきや)もいなければ
露店もありません。

境内も。
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こつま南瓜塚には
お詣りできるようにはしてありますが。
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「勝間南瓜」が
新型コロナウイルスに敗北していました。



忙しいのに(ウソついてすみません)
せっかくの途中下車なのですから
なにか「ランチ」を探してみましょう。

大きな表示がありました。
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「ごはん屋さん いーと」ですか。

そんなに広くはないですが
清潔そうな店舗ですね。
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「ランチ」はおかずを 2 品選ぶシステム。
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ちょっと期待したのですが
カボチャはありませんでした。
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みそ汁がおいしい。
なによりも熱いのがよろしい。
税込み 700 円。



今日 21 日は弘法大師の縁日。
12 月ですから終(しま)い弘法ですね。

どこのお寺も新型コロナウイルスに
負けているでしょうね。

近くの法楽寺をのぞくと
やっぱり閑散としています。

しかし!大師堂には
なん人かの善男善女が集結していました。
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屋台とかが気になって寺に行く
帰依のない私のようなものは排除して
静かに祈る人もいます。合掌。
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