三伏にはサムゲタン

「今年の末伏（まっぷく）は8月8日」
「サムゲタンを作りますから寄ってね」と
3日ばかり前に
韓国家庭料理店のママにいわれたので
好奇心に押されて行きました。

なんですか！「末伏」って？
「サムゲタン」ってどんな料理でしたか。

韓国に行っても！
いや！どこの国に行っても懐中不如意で
マクドナルドばかりですませていたら！
その国の料理もなにも分かりませんよね。はは。

「三伏（初伏・中伏・末伏）は」
「日本の土用の丑（うし）の日みたいなもの」とのこと。
暦によって日が違うそうです。
え？！
韓国では一族ごと違う暦を使っているんですか？！

猛暑にスタミナのつく食べもの！
日本のウナギなんかに当たるものを
かの国でも食べるのですね。

「お金持ちはポシンタンを食べるんです」
もしかして！ポシンタンって！？
「わんこ」では？！

え！？ポシンタンは高価！？
高くても安くても
サムゲタンでいいです！いいです！
サムゲタンは鶏ですよね！？！

「これですが！全部食べますか？！」

1人前でいいです！お椀に少しでいいです。
食べられるとしても！食べられません！お金がありません。

石の器に入れてくれました。

高麗人参！なつめ！にんにく！もち米なんかを
鶏の腹に詰めて長時間煮たんですね。

その他！いっぱい薬草が入っているようですが
日本語がままならぬ同士が
かたことの大阪弁で口角泡を飛ばした割りには
あんまり理解ができませんでした。はは。

唐辛子なんかの辛みは使ってないんじゃないかな。
薄い塩味でした。

舌を焼く熱い料理でしたが
食後！なんとなくさわやか！不思議です。

ちなみに
スタミナ料理を食べて精をつけても
三伏のこの日は異性交遊は慎まねば天罰が当たるそうです。