妙見山 きつねのかみそり

能勢妙見山（のせみょうけんざん）を歩きます。

みなさんを引き連れているときには
メンバーを見ながら思案してしまいます。
いろいろな登るコースがありますから。
多少！「しんどい」くらいがいいかな！なんて
いつもはた迷惑千万なことばかり考えています。
ごめんなさい。

しかし！
今日はひとり
誰も見ていないから
ケーブルカーとリフトを乗り継いで登り
下山は気が向いたら歩きますか。はは。

能勢電鉄の終点・妙見口駅を出てすぐ
かんぞうの花が手招いていました。


近づくと
あ！田んぼの水路には
タニシとイモリがいっぱい！
なにかの集会の日でしょうか。


ほどなくケーブルカーの駅に着きました。
改札口に気の弱そうなミックス犬が寝ていました。
ありゃあ！？運転なんかしてません！
始発は9時過ぎですか？！
早朝7時過ぎにやってくるあほ～はおいらだけみたい。


ズルするつもりができなかったときの
筋肉と精神の落胆！
力が抜けますね。

仕方がありません。
一番最短！新滝道を歩きましょう。
昔から使われてきた参道の上
近年！山陽自然歩道として整備されているのか
全く問題のない山道です。


登り始めてすぐ
「きつねのかみそり」の花だらけ。
へ～っ！あちらもこちらも！

ここは「きつねのかみそり」の名所ですか？！

ロクに土もないガレバの
それも日光の少ない林間に群がっています。
おかしな花ですね。


日頃の不摂生がたたり
2キロ足らずの行程を
1時間も費やして山頂へ。
寺でしょうけど
神仏習合の名残りか鳥居だらけの
「日蓮宗霊場能勢妙見山」に着きました。

ひぇえ～っ？！
なんですか！？
長いこと来なかったら
すごいものが出現しています！


木造でしょうね！？ガラス張り？！
信徒会館「星嶺（せいれい）」と書かれています。
北斗七星をモチーフにしているようです。
異教徒！
というより無神論者の私が汚してもいけませんので
早々に立ち去りましたが
希望者は入場できるようですよ。
ただし！早朝は係りの方はどなたもいませんよ。

妙見山はブナの大木が100本ばかり現存し
低山にあるのが珍しくて
大阪府の天然記念物に指定されていました。


帰路はやっとズルして！リフトとケーブルカー。
ハイキング仲間の小学生に顔向けができませんね。
アジサイの花が
盛夏なのにまだきれいでした。


早朝帰れば！
リフトもケーブルカーも貸し切り状態です。はは。