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魔物の棲む万代池 [わが街・下駄ばきドドンパ]

万代池は
大阪市住吉区の
住宅街の中にあります。

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「万代」の読み方が
ややこしいといえばややこしい。

この町の主に年寄りは
「ばんだい」といいます。
主に若い人は
「まんだい」と発音します。

郵便番号簿では
「ばんだい」です。
大阪市土木技術協会発行の「歴史の散歩道」では
「まんだい」です。

どちらでもいいみたい。

古い池なんですね。
魔物が棲んでいたそうです。
聖徳太子が曼荼羅(まんだら)経をあげて退治しました。
それで「曼荼羅経の池」すなわち「まんだらいけ」
それが変化して「まんだいいけ」

上町台地は高台ですから
昔もそんな水深のある池じゃなかったでしょう。
魔物が棲んでいたとは
樹木がうっそうと生い茂っていたのかも知れませんが。

近くに帝塚山古墳があります。
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(古墳には立ち入り禁止です)

このあたり古墳はこれひとつだけ残存していますが
おそらく昔は古墳だらけだったのでは。

その古墳の堀の名残りじゃないでしょうか。
ほんのこの前まで
池があちこちにあったそうですから。

あ!?
魔物?!
池に隣接の幼稚園に不思議なもの!
緑色の尻尾!?

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高い!
煙突のように伸びていて遠くからも目立ちます。
全身!緑の毛?で覆われています。

木ですよね?!

ツタ(蔦)の葉でした。
ツタがヤシの木をていねいに登っていっていました。
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佐用町名物ホルモン焼きうどん [食い逃げ未遂]

長年あこがれの!
といえばおおげさですが
「ホルモン焼きうどん」を食べに
兵庫県は西の端・佐用町に行きました。

佐用町は「さようちょう」?!
「佐用」は「さよう」と読むんですよね!?
しかし
JRおよび智頭急行の駅は
「さよ」と「う」がありません。

佐用川にかかる橋にも「さよがわ」です。
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町民の発音も気のせいか「さよ」みたい。

でも
「さよう文化情報センター」なんか
「さよう」と書いてあるところもありますね。
役所は「さよう」
民間は「さよ」と使い分けているのかな。

田園の中の落ち着いた町でした。

町の名物が
「ホルモン焼きうどん」ということです。

この静かなさほど広くもない地区に
「ホルモン焼きうどん」を食べられるところが
10軒ばかりありました。

ちょうど昼どき
行き交う人はあまりいないのに
どの店にも客が入っています。
この町の昼食は
「ホルモン焼きうどん」と決まっているのですか?!

とぼとぼ歩いていたら
「お多福」という店のカウンターに座れました。

「お多福」は3代つづいたこの食の老舗らしい。
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4代目かバイトか分かりませんが
紅顔の少年が親切に注文方法を教えてくれました。

まず!
肉を選びます。
「ホルモン」とか「シンゾウ」とか
焼肉屋のメニューみたいです。
それから「うどん」の玉数をいいます。

私は
「ホルモン」をひとつ!「レバー」もひとつ
「うどん」は1玉。

初めに
鉄板で肉を焼きます。
といっても!自分で焼く訳ではありませんが。

それに野菜(キャベツとネギ)を炒め合わせます。

その上にうどんをおきます。
うどんにだしのような透明な液体をかけて
ほぐしながら肉と混ぜながら焼きます。

焼けたら私の前の熱い鉄板に持ってきてくれます。
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小皿に「つけだれ」を入れて
それにつけながらいただきます。

「つけだれ」がこの名物の特徴でしょうか。
各店に自慢の「つけだれ」があるとか。

ホルモンの異臭もなく
おいしゅうございました。

あ!
最初!店が決まらずさまよい
のどがからからに渇いてたどり着いたので
まず!生ビールの大ジョッキを
ひと息できゅ~っとやったのでいい気持ちになり
個々の単価を忘却いたしました。

全部で1800円!払ったことは確かに記憶していますが。はは。

私たちの「ホルモン焼きうどん」とは
ひと味!違いましたね。

お多福



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おばあさんオクラでお好み焼き?! [こな(粉)もん]

これはもう「オクラ」じゃないでしょう。
自分で食べたことがあるんでしょうか。
「おいしいから」と自慢しながら配っているそうですが。

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配っているのは大家さんなんですか?
この大阪市内で
野菜を作れるほどの庭があるのが自慢なんですよ!
きっと。

「オクラ」は
花後数日以内に収穫しないと
人間の食材にはならないでしょう。

一度!スーパーに売っているものと
比較してみろといったらどうですか。
こんな20センチを越えたものはないでしょ。
色も違うでしょ。
これはもう!硬くなったおばあさんオクラですよ。

捨てたといえば拗ねて始末に負えないんですか?!
まるで落語の寝床みたいですね!はは。

なんか工夫してみてと
もらった人がみんなわが家に持ち込んでも
困るんですがね!

包丁を入れるとススキの茎を切るような
ゴリゴリと繊維質を感じます。
どうにかすっと切れるのは4、5本に1本!
でも!オクラ特有のぬめりはほとんどありません。
その4、5本に1本!でなにか努力しなければ。

納豆和え!おひたし!煮物!酢の物!
まずい!
牛馬にやっても喜ばないでしょう。

おろし金でおろして
冷たいスープに混ぜたら
まぁ!なんとか食べられます。
タネが渋く感じるので入れない方がいいでしょう。

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海苔をトッピング。

薄く小口切りにした大量のオクラに
小麦粉を振り
ついでにとうもろこしの粉もパラパラ。
竹輪とイカの塩辛も入れ
牛乳でこねてみました。

フライパンで焼いたら
お好み焼きもどき!

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醤油!ドロソース!ポン酢!マヨネーズ!
好みの味で食べられますよ。
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禁断の大麻スープ!大麻抜き! [半煮え!生煮え!]

わが家のレモングラスが伸びています。
酸味はありませんがレモンの匂いはします。
なにかに使えませんか。

「レモングラスとマリファナ(大麻)で」
「すばらしい味のスープができますよ」
「カンボジアの」
「スガロ・チュロ・モアンというスープがいいですよ」
ん?!
あんまり見かけない顔の男が声をかけてきました。

“ マリファナ!ノー!ノー! ”
“ 日本ではご禁制品です! ”

「マリファナといってもね」
「普通のは薬効はまずありません」
「生の野菜ですよ」
「東南アジアのどの市場だって売られていますよ」
「たとえ!成分のいいものだって」
「お酒やたばこより人体に影響は少ないです」

“ ノーノー!薬効があってもなくても ”
“ 大麻は持っているだけで日本では犯罪!”
「食べてしまったらいいんです」
“ やめてくださ~い! ”

そのスガロなんとかのスープのレシピは簡単。

お湯を沸かし
骨つきの鶏肉とたまねぎを入れ
米をぱらぱらと加え
弱火で煮込みます。

鶏肉がぐずぐずに崩れるようになったら
骨だけはずして身はスープに残し
マリファナとレモングラスをたたいて入れます。

最後に魚醤とレモンの絞り汁と
ほんの少々の砂糖と味の素!で調味するとか。

“ 魚醤はナンプラーしかありませんが ”
「それで結構!」
「ぼちぼち煮ておいてください」
「食用の大麻を探してみましょう」
「日本でも麻布用に栽培されているはずです」

男は闇に紛れて消えました。
それっきり!
現れませんね。
もう!会わなくてもいいですけど。
どこかで拘束されているのでしょうか。

簡単なレシピなのですぐできましたが。
もちろん!マリファナ抜きのスープです。

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冷蔵庫に入れておいたら
鶏油で少しテカテカしていますが
酸味が暑いときにはぴったり!

香菜かパセリを散らしたらより爽やかでしょうね。

(これはフィクションですよ)
(大相撲の若ノ鵬が大麻吸引容疑で逮捕されたニュースを聞いて)
(思い浮かんだだけですよ)

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宿場町「平福」 [町道!街道!眠り未だ足らず]

朝の10時半
智頭(ちず)急行の平福(ひらふく)駅に
各駅停車から降りました。
私ひとり。

立派な駅舎です。
でも!誰もいません。
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駅の背景の山の上が城跡(利神城=りかんじょう)らしい。
山頂からながめれば
殿さま気分が出るでしょうね。
でも!現在!立ち入り禁止?!残念。

すぐに本陣跡という建物がこじんまりとありました。
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宿場町「平福」という言葉に魅かれて来ましたが
静かです!人がいませんね。

人がいました!
「道の駅」です。
といっても!小学校の1クラス分もいませんが。
一度!転んで頭でも打った方がいいのではと思える
ノーテンキなライダーたちが喫茶していました。
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大きなさるすべり(百日紅)が咲いているのは
正覚寺という立派なお寺でした。
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あ!?
なぜか寺院が集中しています!
了清寺!光明寺!教岸寺!光勝寺!
まだあるのでしょうね。

金刀比羅神社!天満神社!井谷神社!十二世神社!等々
歩けば神社に当たります。

この狭い集落に由緒ある寺社の多いこと。

牢屋敷跡は郷土資料館になっています。
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小高いところに立派な門があります。
代官所跡でした。
平福が旗本の所領になったときのものでした。
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刑場跡には供養のためか六地蔵があります。
元禄の頃のものらしい。
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ここは宮本武蔵の
初めての決闘の場所でもあるそうですよ。
もちろん!初勝利したからその後があるんですよね。

刑場跡から佐用川(さよがわ)に降りれば
この町の象徴「川端」風景です。
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表が因幡(いなば)街道
裏が舟運利用のため佐用川に面した
蔵屋敷の名残りでしょうか。

やはり!その昔は名のある宿場町だったのかも。

1時間もあればひと巡りできます。
暇をもてあそんでいるときには
ついでにどうぞ!

宿場町 平福



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