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山寺で怪しい茗荷のすき焼き [ゲリラの宴]

秘密結社?の夏の例会です。
みなさん一応!研修会といって
家を出てきていますので
なにか習作をものにして帰りましょう。

ま!そんなのさらりと忘れて
小学校の(中学も同じですが)ウラの同窓会です。

オモテの(正式の)同窓会はあるのかないのか
あっても行きません。(行けません!はは)

雨の山の中です。
イノシシ毎日!シカときどき!クマたまに出会います。
縁もゆかりもない土地ですが
ただ!幹事の趣味で!山の中です。

“ 今夜はすき焼きです! ”
給食おばさん?の私は高らかに宣言しましたが
牛肉と豚肉の細切れしか持参していません。
まず!食材の調達です。

雨がざんざか降っています。

ガマズミの実が色づいています。
ん?!
あ!?例年は1か月前の7月に集まっているので
ガマズミの存在に今まで気づかなかったのですね!
blogガマズミ.jpg
季節ははっきり動いていますね。

またたびの実を2キロばかり採りました。
blogまたたび.jpg
これですき焼きは無理でしょう。

山すそに野草化したみょうが(茗荷)が
あちこちにあります。
花がいっぱい咲いて最盛期を過ぎています。
もらってもいいのでは?!
blog茗荷.jpg

お肉は少し!
他の野菜も少し。
みょうが(花)と
100円で調達したキャベツばかりのすき焼きです!
blogすき焼き.jpg

あれ?!
うかつにもすき焼きとめし炊きに気を取られていて
今!映像を見て気づきました!
誰だぁ!?
鍋の向こうでマダイ(真鯛)かチダイ(血鯛)を焼いていたのは?!
魚の匂いは現地で捕まえた
右の串に刺しているイワナ(岩魚)だけかと思っていました。

閑話休題。
お酒は売るほど持ってきました。

“ 夜は長いから新しい趣向でも、、、”
「例えば?!」
“ 自分の変わった性癖発表会とか!?”
“ ヌード大会とか?!”
“ 乱交パーティとか!?”

「おみゃ~は酒乱か!」
「男か女か!」「オカマか!レズか!」
「ひとりでもだえてなさい!」
総スカンです!はは。

“ ふんだ!もうすぐ! ”
“ 裏の墓場から出てくる幽霊やガイコツと ”
“ かんかんのうかチャールストンを踊ってやる!”

昼間は平凡な公務員の顔
家族のいないところではウラDVDの鑑賞が趣味の
A君以外はみんな寝てしまいました。
blogDVD.jpg
「こらっ!撮るな!削除しろ!」
“ プリントして郵送してあげます!”

夜も更けて
表を誰かが通って行く気配がします。
むむむ!出たな?!
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めざしと大根の煮物 [貧乏自慢]

わが家には魚を焼く網がないのに気づきました。
破れた網を捨ててから
なん年も買っていません。はは。

それで!
たくさん到来しためざしを
フライパンで空煎りしていました。
それに青梅を漬けた醤油
じゃ~っと振りかけました。

そのめざしを食べていたら思いつきました。
これで夏大根を煮たらおいしいのでは。

大根を皮ごとばっさばっさと乱切り。
フライパンにごま油を敷き
豆板醤を炒めてから
大根を炒めました。

大根を鍋に移し
空煎りしたメザシを加え
梅干を入れて
水をひたひたに注して加熱しました。

大根が柔らかくなったら
青梅醤油をざ~っと入れました。
隠し味程度に
かんずり!コチュジャン!
胡椒!旨味調味料!

blog大根めざし.jpg

味を含んだら
一味唐辛子を振りました。

冷めてもおいしい。
めざしの渋さが消えて
大根の自然の甘さ?を感じる
素朴なおとなの味です!

昔!祖母が
ひと握りの煮干といっしょに煮てくれた大根を思い出します。
だしがらの煮干も取り出さずに食べていましたね。

これで芋焼酎をなめて
麦めしを食べて
生まれてきたことを感謝してみる夜です。
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無礼者!茶々は遊女じゃない! [わが街・大阪ブギウギ]

環状線の森ノ宮駅で降りました。
「森ノ宮」とは知名度の高い駅名ですが
どんなに立派な森と宮があるのでしょう。

「森之宮」という
小さな(失礼!)な神社がありました。
古いですねぇ!聖徳太子が建立したそうです。
聖徳太子は寺ばかりじゃなく神社も建てているのですね。
blog01森之宮.jpg

ここは朝鮮半島からきた
カササギ(鵲)を飼育したので
鵲社(かささぎのもり)といわれ!
社の宮!
さらに森の宮となったそうです。

社会人野球をはじめアマ野球でにぎわった日生球場は!?
空き地になっていました。
狭い球場といわれていましたが
空き地としては広大ですね。
blog02日生.jpg

細川ガラシャのゆかりの井戸の
「越中井(えっちゅうい)」を通り過ぎると
難波宮(なにわのみや)跡に。
blog03宮址.jpg

大極殿の基壇が復元されています。

そのころの倉庫でしょうか
復元した高床式建物があるところは
大阪歴史資料館でした。
blog04高床.jpg

600円出して入場すると
古代から近代までの大阪の歴史が学べます。

等身大の難波宮が。
昔も今も宮仕えは大変そう。
blog05歴史博.jpg

大坂城に正面から入ります。
京都・奈良もそうでしたが
日中でも元気な外国人ばかり。
blog06正面.jpg

石山本願寺跡。
顕如(けんにょ)と信長の戦いがあったのですね。
宗教戦争とも私には思えません。
正義はうつろい流れます。
blog07本願寺.jpg

この地の英雄!秀吉像。
blog08秀吉.jpg

旧陸軍第四師団司令部。
城跡の真ん中に無粋なことです。
今は市立博物館。
博物館の好きな市ですね。
blog09市立.jpg

大坂城は改装してピカピカになっていました。
blog10大坂城.jpg

大坂城内のすみの
いくら待っても誰も来ない寂しいところに
淀の方がお祭されていました。
それにしても!とてもみすぼらしいお堂ですね。
blog11淀の方.jpg

ん?!
なんだぁ!これは!
無礼者!
「淀君 並 殉死者三十二名忠霊塔」ですと!?

無性にハラが立ちました!
豊臣方!徳川方!どちらのひいきでもありませんが
涙が出ました。
「淀君」とは!?

淀の方を
遊女と同じように「君」をつけてちゃかすとは!
ホントに慰霊の心があるんかぁ!?
書き直しなさい!

それとも!幕府に追従(ついしょう)笑いの
軽薄な江戸の庶民がふざけて立てたのでしょうか。

大坂城エリアのはしっこに
古いレンガの建物が。
blog12工廠.jpg

旧陸軍の大阪砲兵工廠(こうしょう)が
大坂城を取り囲むようにあったそうです。
その一部が残存しているのでしょうか。

大川に向かって歩くと
「京橋川魚市場跡」の碑ありました。
blog13ざこば.jpg
石山本願寺の時代にすでに
「鮒(ふな)市場」なるものが存在していたようです。
大阪(坂)には古くから海魚の市場の他に
川魚専門の「ざこば」があったのですね。
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お骨仏の一心寺 [わが街・大阪ブギウギ]

若い夫婦が神妙な顔で歩いていました。
「一心寺(いっしんじ)にお骨を納めに」といいます。

ああ!半年ほど前に
まだ50代の父親が亡くなっていましたね。

“ 骨仏(こつぼとけ)になるんですね ”というと
「なんですかあ!?」

え!?
大阪人のクセに一心寺の骨仏を知りませんか。
若い人は興味がないのでしょうね。

説明してあげたら
「そんな!あほな!」
信用しませんね。
私だってときどきホントのことをいいますよ。はは。

一心寺は
法然が結んだ草庵から発展した寺のようですから
当然!浄土宗でしょうね。

施餓鬼(せがき)法要をいつでもしている?寺院だそうです。
また宗派を越えて
遺骨を受け入れています。
そんなこんなで!年中!
境内は善男善女でにぎやかです。

集まった遺骨は固められて
仏さま(阿弥陀仏)になっています。
骨仏と呼ばれています。

余談ですが
私の周囲の全員が
「こつぼとけ」といいますが
「おこつぶつ」というのが
礼儀にかなっているのかも知れません。

ともかく骨仏は
ほぼ10年ごとに1体作られて
今!
7体あります。
戦後に作られたものばかりです。
昔の骨仏は空襲で焼かれてしまったからです。

最近のは20万人ほどのお骨を使って作られたそうです。
blog骨仏.jpg
(右の白っぽい仏像が一番新しい仏さまです)

骨仏とは
みんなでひとつの仏さま?!
ふと!無教養ならびに無神論者は
靖国神社の合祀(ごうし)を連想しましたが
不謹慎でしょうか。

靖国神社の神さまはひとつ!?
みんなが集まって
ひとつの神さまじゃなかったですか。
それゆえ
ひとつに融合した中から
例えばA級戦犯だけ
除けだのはずせだのといわれても
はずしようがないのですよね。

間違っていたらごめんなさい。

一心寺でも骨仏になってから
うちのと~ちゃんだけ返してくれと
いっても無理です。

こんな思想!お釈迦さまの教えにありました?!
日本では仏教も神道も似てくるものですか?!

ま!墓地ならお参りする人が絶えたら
片づけられて無に還りますが
骨仏になっていたら
寺がある限り
誰かがお参りしてくれるでしょう。いいですね。

あいも変わらず
ノーテンキな愚考をめぐらせながら
一心寺を見学(参拝にあらず)しています。
私の知人もなん人か骨仏になっているのに
バチ当たりなことです。

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(骨仏のおわします一心寺納骨堂)

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いちじくとゴーヤーの冷やしうどん [こな(粉)もん]

わが家も
イチジク(桝井ドーフィン)がどんどん熟す季節です。

露地もののゴーヤー(苦瓜)も今が盛りです。

なにもないので
到来もののうどんでも食べましょう。

乾麺を茹でて水にとり
ぬめりを取って引き締めて冷蔵庫に。

ゴーヤーを
竹製の鬼おろしでこすってみます。
緑の表皮が粗くばらばらおろせます。
もっとも
そのゴーヤーの破片が
キッチン中に飛び散りましたが。はは。

長芋のとろろと混ぜました。
ほんのり緑色。いい感じ。

イチジクの皮をむいて粗く刻み
とろろに混ぜて
ほんのり桃色もつけました。

タイ(鯛)の刺し身を混ぜようと買っておいたのですが
忘れて!さっき!食べてしまいましたので
柔らかいしらす干しを代わりに加えました。

冷やした麺(今回はうどん)にかけました。

blog苦瓜うどん.jpg

生醤油でいただきます。

生のゴーヤーの色は涼しいのですが青臭いこと!
青臭さが「夏」ですね!
季節に感謝!

私は
生醤油はかおりづけ程度
梅肉とイカの塩辛とチリソースで味をつけて食べました。
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