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小春日和の人生はない [オチのない小さな話]

頭の芯に割れ鐘があるようにグワングワン。
咳(せき)も出てきました。

鬼の霍乱(かくらん)かな。

年中どこか痛いのですが
頭痛はあんまり経験ないような。
困ります。
パソコンを開く気も起きません。

なん年も毎日ブログを更新しているということは
それまで頭痛はなかったのでしょうね。

夜になるとますますひどくなって
咳は10 連発がフツーになり
その咳もおしまいにかけて
どんどん大きな音になります。

祖母は数分も止まらず
チアノーゼが出るほど咳に苦しんでいました。
それからみれば!軽いかな。



夜が明けても改善しません。
仕事をセーブして(セーブするほどありませんが)
寝ころんでいました。

といっても!貧乏性は
水槽の水を換えたり!コオロギにエサをやったり。

そして 2 日目の夜。
咳と頭痛はちょっと軽減。
入れ替わりに鼻水が流れます。

1 日 2 日!楽をして!寝ていたので!眠れやしません。



枕もとに散らばっている本を広げます。
blogアソボン.jpg

ケッセル著/昼顔/桜井成夫訳/なんかどうかな。
色っぽいかも。

上流といわれる生活をしている若妻が
売春宿で働いてみるストーリィでしたね。

あんまり性描写がないですね。
もともとないのか
意識的に素通りさせたのかな。
昭和 29 年(1954)初版本ですからね。
無茶苦茶検閲が厳しいころ。

そればかりもどうかと思いますが
ないのも変。



ゴールズワージー著/人生の小春日和/なんてどうかな。

85 歳の資産家の男が
27 歳の美人だが訳ありで
つましく生きている女性に恋するはなし。

1890 年代の初夏。
燃えるように暑い中!
少年のようなときめきで早くから迎えに出て
老人は樫の木の下でひと眠り。

老人はそのまま永遠の眠りについてしまいました。

このノーベル賞受賞者の作品。
日本語訳はいくつかあるようですが
みんなタイトルは「人生の小春日和」かな?!

おかしいでしょ!?
「小春」は旧暦の 10 月ですよ。

老人の恋は夏ですけど。

分からないので!これも投げ出します。



同じイギリスの
ワーズワース(1770 ~ 1850)の
詩集/田部重治訳/を読みますか。

 われらの最も富めるものは
 最もよき人と見られ
 強奮 どん欲 浪費 これぞわれらが偶像
 われらはこれを崇(あが)むる

ロンドン 1802 年/という詩。
なんか日本の今の現状みたい。

今から 200 年前かぁ!
日本の民主主義は 200 年前のまま。
政治家の脂ぎった英雄気取りを見よ!

寂しいからやめよう。



大阪市営地下鉄の駅から
もらってきた小冊子/Asobon!(アソボン)/に
近郊の日帰り温泉のガイドがありますが。

各旅館の「アメニティ」が書いてあります。

アメニティとはなんですか。
浴室に備えられているタオルとか歯ブラシの類かな。

「リンス」がのっています。
「リンス」は死語じゃなかったですか。

「シャンプー リンス」が 8 軒も。

「シャンプー コンデショナー」がわずか 2 軒。

「リンスインシャンプー」が 1 軒。



こんなケチばかりつけていたら
治るビョーキも治りませんね。
頭!痛い!



(敬称略)
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