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玉造稲荷 おんにょは食事処 [わが街・大阪ブギウギ]

玉造稲荷(たまつくりいなり)神社です。
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大阪市中央区です。
大坂城!
もちろん!今の大阪城ではなく
大昔の大坂城の玉造門があったあたりです。

「くろもん」という
越瓜(しろうり)の名産地だったところ。
「くろもん」は通称
詳しくいえば
「玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)」!
玉造門が黒塗りだったからだそうですよ。

付近に 1 枚の田畑さえない昨今
境内では毎年越瓜を植えてはいますけどね。
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あれ?!
正面の石碑が!?
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「玉造」の部分の石は後から張り合わせたみたい。
古い神社を買い取って表札を変えたのでしょうか。

まさかね!
垂仁天皇のときに創建したそうですから。
垂仁天皇は第 11 代
古事記によると 2,000 年以上前に
153 歳で亡くなった伝説の人ですよ。

そんな古い古い神社ですから。



境内では「サンズン」の組み立てで忙しそう!
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「サンズン」とは露店商の組み立て式店舗。
(よかったら 拙ブログ 2014/01/07 をどうぞ)
夏祭り(2015/07/15 ~ 16)が始まるのですね。

境内中!露店だらけ。
参拝の人が押しかけるのに
通れるのですかね。

しばらくこなかったら
豊臣秀頼の大きな像ができていました。
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秀頼と縁が深い神社なんですね。
胞衣塚大明神(よなづかだいみょうじん)があります。
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秀頼と淀殿がつながっていた
胞衣(えな)を祀(まつ)っているんですか。

「えな」を「よな」ともいうらしい。

豊臣秀頼公奉納鳥居だそうです。
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慶長 8 年(1603)ときざまれています。
400 年の果ての姿ですか。
いくたびの戦災をくぐり
大変な目にあったようですが
阪神淡路大震災(1995)のときについに力尽きて
笠木だけになったのですか。

古い神社ですから
境内にいろんなものがあるようですが
とにかく!香具師の露店が
押しくらまんじゅうしていて!うるさくて(失礼)!

それに!暑いのなんの!
祭りは夕方からにぎやかになるようです。

絵馬がほほえんでも暑い。
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帰ります。



「お食事処 おんにょ」!?
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ふしぎな名前ですね。

あら!安い!
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安いの大好き!
高価な食事も大好きですけどね。
とりあえず!安いもの!はは。
気温は真夏日ですけど
懐中は木枯らしが舞っていますからね。

1 番安い
ハンバーグ定食(税込 530 円)をください。
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店内は気取った飾りもない
下町の小さな(失礼!)ごはん屋といったところ。

店内に外を映す大きなモニターがありました。

午後 2 時がきそうな時刻なのに
ドライバーやら
外回りの人らしい人が食事をしています。

表に停めているくるまが
「駐車禁止」の取り締まりにかからないか
画面に注視しながら食べているのでしょうか。
ご苦労さまです。

あ!
みなさんは定食なんて食べていませんね。
単品が安いんですね。

焼き魚 180 円から
おかず 120 円から
みそ汁 80 円!ごはん 140 円!
ビール(大)450 円でした。
たぶん!税込み価格でしょう。
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レモン&オリーブオイルと瀬戸内レモン [お命!いただきます]

期せずして
ふたつの調味料みたいなものが到来。

そんな変ないい方したら
贈り主に悪いですね!ごめんなさい。

ひとつは
「レモン&オリーブオイル」という油かな。
もうひとつは
「瀬戸内レモン」という酢でしょうか。
初めて見るブツですが。
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期せずしてどちらも「レモン」とは。

「高いもん!もらいましたね」

喫茶店の店主がいいますが
え?!
そんなに高価なものなの。

そういえば
「これでなにか作ってみて」
なんていって渡されたような。

それなら!
肉か魚か主材料の方をいただいたら
調味料はこちらで用意するのに!
なんてにくまれ口をたたいたりして
不謹慎で!すみません。



少しなめてみます。

「レモン&オリーブオイル」は
柑橘類の果実の皮の香りがします。

「瀬戸内レモン」は
ただただ酸っぱい!

それでレシピですか!
なんにも思い浮かびませんぞな。
夏バテですけん。
ま!年中バテていますが!脳みそが。
夏は夏バテ!秋になったら秋バテ。はは。
最近は特に絶不調!顕著なものです。

別々の人からいただいたので
別々に考えねばならないでしょうけど
ふたつを同時に使えば
油と酢ですから
たとえばドレッシングなんかになりますよね。



朝は
小口切りの青ネギを
「レモン&オリーブオイル」で和えて
「瀬戸内レモン」を振って
バゲットにのせてみます。
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おいしいじゃないですか。

居酒屋の片隅で
ちょっと紳士的な風体のおじいさんが
医者にいわれて
朝はトーストにオリーブオイルを塗って
食べているといっていましたが。

年はとっても油!
特に植物油が必要なんでしょう。
この食べ方なんかいいと思いますが。



昼は
昨年お中元で到来した古い素麺を茹でます。

納豆の糸!
豆ではなく!ねばねばの糸を薬味にして
素麺を食べるというはなしがありましたね。

たしか!
東海林さだおがいっていたような。
それがおいしいのかどうか
どうだったのか忘れましたが。はは。

納豆に青ネギと
「レモン&オリーブオイル」を混ぜ
ドイツからきたハーブ入りの岩塩を振り
「瀬戸内レモン」も加えてから
素麺にのせて食べます。
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素麺は茹でて冷水で洗った後
水を切って「レモン&オリーブオイル」を
からませておきましたが。

スパゲティにも合うかも。
岩塩より醤油の方が日本人向きかも。



稼ぎがないので
夜はどこへも行かず
到来ものの焼酎の水割りを飲みます。

まぁ!しかし!なんですな!
もらいものばかりの生活ですなぁ。

酒の肴を作りましょう。

かつおぶしに!
かつおぶしといっても
わが家にあるのは
雑節を混合しただし用のものですが
それに醤油を振ってから青ネギを混ぜます。
「レモン&オリーブオイル」と
「瀬戸内レモン」も加えて
コロッケを食べます。
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いつもは 4 個 99 円のコロッケですが
今日のは高級です。
1 個 55 円のものです。はは。



大阪は夏祭りの季節。

夏祭りに食べるものは西瓜(すいか)に
タコ(章魚)とキュウリの酢のものに
冷や素麺とか。

「冷や素麺」は「ひやぞうめん」と
にごって発音するのが正しい土着の発音らしい。

それにハモ(鱧)です!
ハモでこしらえる「あんぺい」も。

「あんぺい」は
ちょっと見がはんぺんみたいな
「湯煮かまぼこ」ですが(拙ブログ 2010/07/30
最近は大阪でもなかなか入手しにくいようです。

今日は安価な「はんぺん」で
「あんぺい」を食べた気分に。
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コロッケと同じ薬味で。



レモンといえば
レモンの塩漬けがあります。
以前に作ったものが 2、3 個残っていました。

ごはんに「瀬戸内レモン」を混ぜて酢めしを作り
岡山みやげのママカリの酢漬けと(また!もらいもの!)
塩漬けレモンを切って加え
「レモン&オリーブオイル」をたらしてみました。
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塩味は塩漬けのレモンの塩分で十分です。



なんとか 1 日
「レモン&オリーブオイル」と
「瀬戸内レモン」で過ごせましたが
斬新なアイデアはついぞ浮かびませんでした。

初めにどうして食べるのがフツーかと
聞いておけばよかったような。

今さらいうのもなんですが
よく見たら
「瀬戸内レモン」は
「5 倍希釈用」と書かれていました。
かなりキョーレツだとは感じていましたが。はは。
よいこは加減して使ってくださいね。

なにはともあれ
ご恵贈ありがと。
賢姉・大兄に感謝申しあげます。
また!送ってね。



(敬称略)
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勝尾寺から箕面の滝へ [みんなで歩けばこわくない]

大阪府箕面(みのお)市の
勝尾寺(かつおうじ)にきました。
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清和天皇(850 ~ 881)は
「勝王寺」と号したそうですが。
天皇の京都の雅な発音なら
「かつおじ」でしょうね。

気温が 30 度を越える日に
ハイキングでもないでしょうけど
みなさん元気にやってきました。

ハイキングの鉄人おじさんと
その息がかかった人たちですから
盛夏もものともしないんでしょうね。

大阪では知名度の高い寺院でしょうけど
交通の便がいいともいえないので
みなさん!久しぶりだったり
初めてのようで
ゆっくり境内をめぐりましょう。

この暑さ!
本堂に参拝者もいないじゃないですか。
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「勝ちだるま」の寺です。
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境内にところ構わず置いてある木製のだるまは
「だるまみくじ」500 円。
おみくじが入っていただるまです。
おみくじを抜き取ったら
境内のどこかに置いて帰るようです。

山肌にある広い境内ですから
二階堂まで上れば
山門と弁天池が眼下にあります。
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では!ひと山越えましょう。
箕面の街を高みの見物しながら歩きましょう。

「ごはん!」
「おなかが空いた!ごはん!」

ご老体たちが叫びます。

フントにもう!ごはん!ごはんと!
なん十年も食べてきたでしょうに。
今さら 2、3 食抜いても
太りもやせもしないでしょうに。

この辺でランチの適地は
政の茶屋跡くらいしかありませんよ。

あは!ひと山のぼるのをやめて
くるまのうるさい歩きにくい車道を
みなさんすっ飛んで行きましたよ。

東海自然歩道の西の起点。
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ここが政の茶屋跡。
茶屋はありませんが
大阪府の箕面ビジターセンターという
よいこの自然観察のお勉強の拠点があり
トイレもあるのでランチにいいでしょ。



ランチがすんだら落ち着いたでしょ。
尾根筋に出てみませんか。

「もう!滝に行くだけでいいです」

やっぱり!暑いんですね。
鉄人たちも。

面白くもない傾斜のついた車道を
ゆるやかに下れば
この擁壁の緑色。
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すごい!

コンクリートのブロック積みですけど
いわゆる苔むしています。

その条件が満たしているんでしょうけど
これなら車道でも心なごみます。



箕面の滝まで降りてきました。
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ここには観光客もいます。

どうかお願いです。
お大尽さま!
名物の鹿肉バーガーを食べさせてください。

「ジビエ料理は肝炎ウイルスがあるからやめよう」

加熱したら大丈夫でごぜ~ます。
鹿肉コロッケなら 150 円ですが。

「今日!耳!日曜日!」

1980 年代の「ザ・ぼんち」かだれかの
遠(とお)の昔に死語になった
ギャグしかいいませんね。
なかなか財布のひもをゆるめません。



コロッケを買ってくれないのなら
暑いばかりですから帰りましょう。

箕面川に沿って下れば
大勢の人がなにかを見ています。
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「数日前までは大変なカメラマンやったよ」

いつもここを歩いているという
地元のご老体がいいます。

「もう!ひなが巣立ちしてしまったんや」

「ふくろう!」と小学生が教えてくれましたが。
でも巣立ち後にまだ
一家(!)はこの辺で棲んでいるんですね。

ああ!木の葉隠れに 1 羽見えますね。

「おとうさんや!」

よく分かりますね。
おとうさんかおかあさんか。
でも!あの鳥!
「ふくろう」ではないような。

私のコンパクトカメラでは
遠くて暗くて無理かなぁ。

今!パソコンに移して見ると
写っていました!
あんまりいい画像ではないですが。
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日本野鳥の会/日本の野鳥/を開くと
「アオバズク」のような。



箕面川は最近土砂の流入が多かったようで
浅瀬が増えたのか
こどもたちが遊んでいます。
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この女の子のグループは
服を着たまま水をくぐって大胆なこと。

こどもたちと野山に行くとたいてい
男の子たちより女の子たちの方が大胆で
ハラハラさせられたこともありましたね。



熱中症にもならずに帰ってきましたが。

このカエル!
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勝尾寺の境内の
モリアオガエルの卵塊のぶら下がっている下の
きれいな水たまりの横の岩の上で
微動だにしないでいましたが。

暗いところだったので不鮮明な画像ですが。

モリアオガエルではありません。
でも!
なんというカエルなのか分からないままです。

想像以上に自然が豊かなところでした。
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舞え舞えカタツムリ 性の饗宴 [手のひらを太陽に]

アジサイ(紫陽花)の季節。

アジサイには雨空がよく似合う!
そんな刷り込みがありますが。
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アジサイにはカタツムリがつきもの。
そんな思い込みもありますが。

アジサイ園に行くと
私なんかが意識的にカタツムリを探しているのに
なかなか邂逅(かいこう)できずにいたら
あちこちでこどもたちの喚声が!

こどもはすぐ見つけるのですね。
目線を下げなければダメなんでしょうか。
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ナメクジを嫌う人も
カタツムリにほほえむのはどうしてなんでしょう。

狂言の「でんでん虫」なんか笑えますけどね。

でも!
可愛い子だけのスカートめくりをする
小学生のガキのように
いたずらしてみたくもなるのかな。

舞へ舞へ蝸牛(かたつぶり)
舞はぬものならば
馬(むま)の子や牛の子に蹴(くゑ)させてん
踏(ふみ)破(わら)せてん
真(まこと)に美しく舞うたらば
華(はな)の園まで遊ばせん

後白河法皇(1127 ~ 1192)が集成した
梁塵秘抄にありますが。

イギリスでは「にくさ」だけかな。

Snail,Snail,
Come out of your hole,
Or else I’ll beat you,
As black as a coal.

マザー・グースの唄にありましたが。

竹友藻風訳では

ででむし ででむし 穴を出ろ
出なけりゃ きさまをぶちのめす

だそうですよ。



「すざましいサド・マゾ的な両性愛生活」!?

このすごいタイトルの生物は
ハイ・フリードマン著/セックスリンク/加藤順訳/にある
ローマ・カタツムリのこと。

まず 2 匹は腹と腹を合わせて立ち上がり
情熱的なキスを交換し
前後に体を揺さぶって
激しい律動的なダンスを踊る!そうな。

静かだった野菜畑が
まさにローマの饗宴の場と変わるのです。

互いに交尾矢という
石灰質の鋭い矢を打ち込み合うとか。

痛点があるのかどうか知りませんが
それで!
性の熱狂の高みに達して
男性器官を女性器官に刺し込むといいます。

カタツムリは雌雄同体なので
どちらも相手に男性器官を刺し込むのです。

概略はそんなところ。
恥ずかしがり屋(?)の私には
これ以上書けませんので
詳細は本をお読みくださいね。



(敬称略)
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生玉神社から始まる大阪夏祭り? [わが街・大阪ブギウギ]

「あいすみません」です。
大阪は夏祭りの季節です。
7 月中どこかで大騒ぎしています。

正確にいえば
6 月 30 日の
勝鬘院(しょうまんいん)愛染堂から始まり
8 月 1 日の
住吉大社の
神輿渡御(みこしとぎょ)で終わりますが。

それで
あい(愛染堂)すみ(住吉大社)ません。

しかし!大阪の夏祭りは
生國魂(いくたま)神社の
11 日の宵宮から始まるという
ちょっとヘソが曲がっているご老体もいますね。

愛染堂は仏教寺院です。
神さまでは生國魂(いくたま)神社が
最初だという主張です。はは。

「神主が装束姿で寺詣り」

江戸時代の見立て番付の
「浮世人情見立評判」に
「似合わぬもの」として書いてあるようですが。

ま!昔から安易に
神仏混淆(しんぶつこんこう)の
いい加減さがフツーだったのでしょう。

それでも私はちっとも困りませんがね。



生國魂神社に
大きな茅(ち)の輪ができていました。
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宵宮ですね。(2015/07/11)

気にして見渡せば周囲にも境内にさえ
「生國魂」ではなく
「生玉」と書いてある方が多いようです。

「生國魂」とは漢字で書けないので
いや!失礼!書くのをメンドくさがって
たいてい簡単にすませているようですが。

その生國魂神社のことを
正しい(?)大阪人なら
「いくだまはん」と呼ぶとか。
「いくたま」の「た」は点々つきです。

ちなみに
大阪天満宮は「てんまのてんじんさん」
住吉大社は「すみよっさん」だそうな。

大阪には「さま(様)」がありません。

「さま」にあたるのが
「さん」か「はん」でしょうけど
これが簡単なようで
私のように他国のものには
使い方が難しい。(拙ブログ 2006/09/16

どうして
生國魂(いくたま)神社が「はん」で
北野天満宮が「さん」なのか!?

桂米朝は高座では
「厳格に使い分けている」といっていましたが
どんな風にそうしているのか
のんきに聞いていたので、、、忘れました。

語尾が「う」なら「さん」
「はん」とはいわないともいっていたような。

土着の人は自然と口が
そう動いているのかと思いきや
私の周囲の大阪人は
「いくたまさん」と「だ」をにごらず
しかも「さん」と呼んでいませんか。

アナウンサーづらの話術の専門家(?)の人も
TVでそういっていましたよ。

「ああ!あれは大阪人とは違います」
「大坂三郷の外のど田舎の」
「河内とか泉州とかのお方でしょう」と
ご老体は嘆かわしくこぼしていました。



そんなとりとめのないことを
うだうだ考えながら(拙ブログ 2012/09/14
夏祭りの準備にはなやかな境内をめぐります。
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生國魂神社は大坂城の築造で
この場所に移転させられたとか。

それで夏祭りのときには
大坂城(今の大阪城)まで
渡御巡幸(おわたり)があるんですねぇ。

神さまだって
望郷があるんですかね。

「獅子舞おねり」
「金・銀神輿(みこし)おねり」
「枕太鼓おねり」のみっつを
見てくるようにいわれましたが
仕事が忙しいので(ウソついてすみません)
ま!暑いので帰ります。
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もっとも「おねり」は
宵宮も明日(12 日)の本宮でも
夜暗くなってからでしょうけど。



(敬称略)
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