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靴下にゃんこの絵馬 ピザのバイキング [たべほ!ブフェ!バイキング!]

阪急・六甲駅。
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駅の南にこんもりと樹木が繁っています。
あまり気にしたこともなく
その林の横のバス停から
六甲山に向けてバスに乗っていましたが。

この林は六甲八幡(やはた)神社なんですか。

正門(!)はうんと南にありました。
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広い境内ですね。

鳥居のそばの「摂津國八幡社」の碑の横側に
「是ヨリ八丁上」ときざんでありました。

たしかにゆるい上りの長い参道ですが
八丁(900m 弱)もないでしょう。
200m くらいに見えるんですが。

もしかしたら
大昔には参道はもっと長く
海岸あたりまで延びていたのかも知れません。

参道横の公園のベンチ。
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すごいですね!丸太じゃないですか。
クスノキのような木材。

本殿がよく分かりません。
拝殿の向こうにあるらしい。
安土桃山時代の
三間社流造(さんげんしゃながれつくり)
と書いてあるのですが。

背伸びしてみると。
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恥ずかしそうに!ちょっとだけ見せます。
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どうして隠しているのか分かりません。

絵馬には「靴下にゃんこ」?!
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大昔!のらちゃんで
「白足袋(しろたび)」と呼ばれていた
オスのにゃんこがいましたね。

ほぼ黒毛の体なんですが
四肢の先だけが白い毛。
ふと!思い出してしまいました。

たぶん!短い一生だったと思いますが。
つらいですねぇ!運命は。



六甲駅にもどれば
北側の静かな町の中に
「ピザハウス F」という店舗がありました。
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「ランチバイキング」ですか。

ピザ!パスタ!カレー!フライドチキン!他!
ドリンク!コーヒー!とあります。

お客は午後 1 時をまわっていたので
食べることより
はなしに夢中の若いカップルだけ。

800 円(税込)です。
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和の惣菜もあるじゃないですか。
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おかあさんのような
やさしいおばちゃんが
ひとりで切り盛りしていました。

新しいピザも焼いてくれましたが
大食いをいとわない私が
高温多湿の中
歩き疲れていたのか
この日はもうおなかがいっぱい。

冷たいウーロン茶とコーヒーばかり飲んで
フルーツを食べておしまい。
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あ!
アイスクリームがあったはず。
暑い日には
食べておけば元気が出たかもね。
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捨てる ほかす 鞍馬川哀れ [礼節も人のうち]

桑の実のうれるころ。
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木によって大きさが違いますが
どの桑の実も好きですよ。



「タバコをほかさないでください」ですか。
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「捨てる」ということば。
今でも各地に方言が残っていますね。

大阪の人は「ほかす」といっています。

ゴミを「ほかす」とか
恋人を「ほかす」とか使っています。

ここは京都の洛北の山中。

静原小学校の児童も
「ほかす」を使っていますか。

ん?!
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「ゴミはすてずにもってかえろう」

「捨てる」も使うんですね。

たぶん各地でもこのように
昔からのことばと
標準語(!)の両立てなんでしょうね。



しかし!
大阪の人はかたくなに大阪弁で通すような。

大阪弁が標準語だと思っている人が多いのかな。

先日もマレーシアの観光客に
なん人かの大阪人が
「ごんぼ」とか「こいも」とか「かしわ」とかと
教えていましたが。

マレーシア嬢はスマホで変換していましたが
なかなか意味が通じません。

どうして「ごぼう」とか「さといも」とか
「鶏肉・とり肉」とか
変換しやすいように教えてあげないの?!

そのとき牛肉のフライを「カウ」と教えていた
英語の教師もいましたが。

カウ(cow)ねぇ!まんざらでもないですかねぇ。

大阪人は怖いもの知らず。



あ!?
今!思い出した大阪弁。
「関東煮(かんとだき)」は
唯一(?)死語になりつつありますね。

土着の相当なご老体でも
「おでん」なんていっています。

大阪にも標準語が少しは浸透してきたのでしょうか。

大阪弁といっても
「船場ことば」なんかじゃなく
周辺の河内弁のようなことばとか
泉州弁みたいないいまわしが
幅をきかせているようですが。

はなしが澪(みお)をますますはずれますが
気の遠くなるほど大阪に棲息していて
まったく大阪弁も河内弁も使えません。

「あんた!どこからきたの?!」なんて
今日も聞かれましたぞな。

知らない人と
戸籍調べの会話はできません!大嫌いです。

「おフランス人です」といっておきましたが。



閑話休題。

洛北・鞍馬川に出ましたが。

アマゴか
ヤマメの棲んでいそうな清流がのぞけます。

なんですか!
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この源流のような川がゴミだらけ!
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くるまで大量に積んできても
谷底にめがけて捨てやすいのですね。
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あちらにもこちらにも。
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生活圏の上流を汚すとは!
天につばするとはこのことでしょうか。

「こら!ほかすな」
「ゴミすてるな」
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「ほかす」と「捨てる」
両方書いていますね。
よその人にも分かるように。



そんなことに感心している場合じゃありませんね。

こずるい人が増えたのでしょうか。
だれでも多寡に関わらず
厚かましい!利己的な考えはあるのですが
なかなか実行しないものです。

堂々とこざかしいことをしても
それで生きて行ける時代。

こんな日本にだれがした?!



さっきまでおいしかった桑の実!
ゴミに汚染されているのかと思えば、、、!
ああ。
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たこ焼きの詩のしあわせ [活動写真]

早朝のある大きな駅構内。
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国内外の観光客の団体がつぎつぎ流れている前で
延々といつまで抱き合っているんだ!
フントにもう。

幸せなんですかねぇ。
幸せなんでしょうね!

私は朝食に駅ナカで買った 340 円(税込)の
「七穀米ごはん弁当」を車中で食べます。
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ああ!今は幸せ。
懐中不如意で
友人にも仕事にも恋にも恵まれていないけど。



帰路!映画館に寄ります。

夕ごはんを
たこ焼きだけですませている
母と娘のふたりだけの家庭。

「たこ焼き」に「たこ」が入っていないから
「焼き」だっていっていますね。
お金がないのですね。

映画「たこ焼きの詩(うた)」です。

主演のアラフォー(around 40)の母親役は
とみずみほ。
私のまったく知らない女優です。
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中学生の娘役は古和咲紀(ふるわさき)。
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実年令のままに 13、4 歳の役でしょうか。
こじんまりした体格からそう見えるのか
小学生みたいに可愛いですね。
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唯一!顔と名前が分かるのは
岩井万実(いわいまみ)だけ。
もっともこの人!
女優なんかしたことがあったのでしょうか。



古和咲紀は
小さなときから子役で活躍していたからか
芸達者です。

とみずみほは長年舞台女優していたとかで
無難に演技していましたが。

他のキャストやスタッフや
主題歌を歌っているふたつのグループも
この道には暗いので!全然!知りませんが。
なんかねぇ!
下手な学芸会のような演技しかできない人!多数。

ホンモノの俳優・女優なんでしょうか。
隣のおじさん・おばさんの友情出演かも。

ま!それだから
ほほえましくて
それはそれでよかったような。

面白いどんでん返しがあるような
ストーリィでもないし
殺人も不倫も三角関係のもつれも
恋だってありません。

母子家庭がつましく生きている風景。



「ジェネリック家電」という単語。
よく分かりませんが
一般家電から機能をしぼって
低価格にした製品らしいのですが。

山善のジェネリック家電の
宣伝(?)から派生した映画らしい。

だから!殺伐とした場面はないのでしょう。

大阪の家庭には
1 家に 1 台「たこ焼き器」があるなんて
揶揄(やゆ)されたりしますが
山善のたこ焼き器は
ジェネリック製品で
安くて使い勝手がいいということ?!



大阪の家庭と書きましたが
100 年近く前のことを調べた
「聞き書 大阪の食事」を見ると
庶民の家のどこにも
「たこ焼き」は出てきませんが。

関西の食のエッセイの
嚆矢(こうし)かも知れない
大久保恒次の著書になにかないでしょうか。

今!手元に著書は3 冊しかないですが
全然記載はありませんね。
唯一!
昭和 31 年(1956)発行の「うまいもん巡礼」に
「戦後はやりだしたお好み焼き」
「たこ焼きにしても」
「安価な点で大衆に愛された」とだけあります。

たこ焼きは先の大戦の後(1945 ~)
はやったのですか。



あ!?
読売新聞大阪社会部編/たべもの紀行/に
「たこ焼き」という
黒田清署名の記事がありました。

昭和 12、3 年(1937・38)のころ
弁当箱を持って
屋台のたこ焼きを買いに行かされたそうな。

1 度に100 個!

商家で家族や使用人が多かったのですね。

しかしですね!
口絵の写真は「明石焼き」なんですが。

明石では「たまご焼き」ともいわれる
つけだしで食べる「たこ焼き」ですが。

大阪の!
今の大阪のたこ焼きはまん丸ですが
明石焼きは半球に近いような。

爪楊枝で食べたといいますからたこ焼き?!
明石焼きは箸じゃないと食べられないでしょう。

ま!明石焼きでも構わないのですが
果たして
昭和 12 年の夜店の屋台に出ていたのか
私には疑問ですが。



「たこ」のないたこ焼きでも
幸せはしあわせ。

公園を自転車で横切るとドバトがいます。

こいつら間一髪!見切るんです。
すれすれのところで避(よ)けて
すれすれの場所までしか移動しません。
それでまったく轢(ひ)かれません。

ドバトは見かけでは分かりませんが
たぶんオスがたぶんメスの尻を追いかけまわして
年中!ネッキングばかりしています。
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そのオスの尾羽を前輪で轢いてしまいました。

あの見切りの達人のオスだって
恋の前には切っ先がにぶるんですねぇ。

羽根がいくつか抜けたのに
それでも意に介さずに
メスの尻を追いかけています。

幸せは本人しか分かりませんね。
いや!
不幸せを嘆く私が悪い!
悪いだけなんですよ。



(敬称略)
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藤森神社はあじさいの季節 [猫も歩けば棒立ち]

京阪・藤森(ふじのもり)駅の前に
琵琶湖疏水がとうとうと流れています。

琵琶湖から山を越えて
鴨川までやってきて
鴨川には降りないで
鴨川に沿って南下して
このあたりでは鴨川と分かれて
ほぼ真南に流れています。

ご苦労なことですね。

藤の森橋を渡ります。
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疏水を横断する橋はどの橋も
両側の遊歩道から少し上っています。

たぶん!疏水に
船の横行があったためじゃないでしょうか。



ここはどこ?私はだぁれ!?

知らないところで立ち往生。

なにも考えずに歩いているようで
いろいろ雑念にとらわれているんですね。

気がつくと!
京都教育大学のキャンパスに紛れ込んでいました。
なん度か歩いているところなのに。

危機管理が苦手な性格なので
なにかあると頭の中がパニックになって
なかなか修整がきかないんですなぁ。

最近!ヤキがまわったのか
立ち尽くすことが多くて悲しいかぎり。

それで
「ここはどこ?私はだぁれ!?」を多用しますが
余談ですが
これ!
30 数年前にはやったTVドラマの中のせりふと
指摘されました。

そんなに昔の流行語!?
そんな死語を使う方が恥ずかしくて
よけいにパニックになりそう。



暑い中!もたもたと藤森(ふじのもり)神社。
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「いちのきさん」にお参りしましょう。
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櫟(いちい)の古株かな。
この神社発祥の場所の樹。
お願いすれば腰痛が治るそうな。

ここなん日か起床時に腰が痛いのです。
起きたら気にならないで過ごしてはいますが。

また余談ですが
「いちのきさん」は
「いちいのきさん」の
京都らしいいいまわしでしょうね。

たとえば
知恩院は「ちおんいん」じゃなく「ちおいん」
建仁寺は「けんにんじ」じゃなく「けんにじ」
大根は「だいこん」じゃなく「だいこ」です。

きっちり読んだりいったりするのは
四角四面!几帳面過ぎることを要求される武家。
ま!田舎もの!
野蛮とも思えるようです!京都人は。
雅な京(みやこ)人ですから!
ちょっとイキ(?)に省略ですね。

と!私は勝手に思うのですが
間違っていても怒らないでね。



「いちのきさん」の横に
紫陽花苑(あじさいえん)が。
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あんまり花がないような。
もう季節が過ぎたのでしょうか。
それともこれから咲くのでしょうか。
そもそも
あじさいの花園はこれが自然なのでしょうか。

ここは第二紫陽花苑だとか。

では「第一」の方は。
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やっぱり同じような咲き方ですね。
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西洋あじさいのハデさばかり期待しますが
もともと日本では梅雨の季節に咲く花。
しっとりとした雰囲気を
鑑賞しなければならないのかも。



この神社も民家に取り囲まれていますが。

レースのカーテン越しに
こちらを見ている童女がふたり。

いいですね。
毎日無料で鑑賞できて。

洗濯ものとタマネギが吊られています。
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いいですね。
この日に出合った一番ほのぼのとした風景。



名物(?)という「あじさいだんご」150 円。
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きれいな緑色ですが
ヨモギ(蓬)の味も香りもしませんが。
あじさいの葉を練り込んでいるのでは!?
まさかね。

あじさいの葉には毒があるのです。
花も危ない。
いや!昔から食べていた!風流なものだとか
有毒!無毒!かまびすしいのですが。

もしかしたら
エサによって毒があったり
無毒になったりするトラフグのように
土壌や環境によるのかも。

根拠のない推察ですので
よいこは信じてはいけません。

でも!小豆のあんこがおいしかったですよ。



南門から出ます。
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「菖蒲の節句発祥の地」の石碑がありました。
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卵を味わうマヨネーズ!入手! [絵に描いたどじょう地獄]

キューピーの
「卵を味わうマヨネーズ」です!
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やっと入手しました。

発売されてから 4 月ばかり過ぎたのに
大阪市の私の周辺の店頭には見かけません。

「あのマヨネーズ!まだ売ってない?!」

ホワイトデーに贈ろうと企てていた
見栄っ張りのおじさんが(拙ブログ 2015/03/11
今になっても唐突にいうではありませんか。

私なんかとっくに忘れていたのですが。

いるんですか!まだ色気づいていますか。
高価ですよ。
小さな瓶でメーカー参考価格 1,250 円(税抜)。
フツーのマヨネーズの 10 倍くらいの感覚。

あらためてネットで見たら
たまたまかどうか通販していました。

買いました。



「え!ひとつだけ!?」

ひとつだけじゃないでしょ!高いのに!
立て替えるものの身になりなさい。
いくついるの?!
100 個!?

「そんなにはいらんけど」



水上勉(1919 ~ 2004)が等持院の小僧時代に
大根とにんじんの酢味噌和えに
キューピーのマヨネーズを使ってみたところ
老師によろこばれたそうな。(水上勉著/精進百撰)

ということは!昭和の初めには
キューピーマヨネーズがあったのですね。



水上勉と同時代の池部良(1918 ~ 2010)は
ニューギニア・ハルマヘラ島で
終戦(1945/08)を陸軍少尉(中尉かも)で迎え
補給路を断たれ飢餓状態に陥ったそうな。

盗んできた鶏が産んだ卵を
90 人で分けて食べるために
マヨネーズを作ることを思いついていますね。
(池部良著/煮たり焼いたり喋ったり)

油はヤシのコプラから。
酢はヤシ酒を発酵させて。
塩は海水から。

芋にできあがったマヨネーズをつけて食べた後
全員便所に直行!

よく考えたら!
ヤシ油はせっけんの材料なんですね。



昭和 12 年(1937)検閲の陸軍省の
「軍隊調理法」に
「マヨネーズの作り方」がありますね。

その当時に珍しいものでもなかったのでしょうか。

すでにマヨネーズ愛好家
「マヨラー」がいたのかも知れません。



東海林さだお著/東海林さだおの弁当箱/に
コンストのおにぎりの中で
特に抵抗があるのが
鮭マヨネーズとかシーチキンマヨネーズとかの
マヨネーズ系だとあります。

ちなみに
コンストとはコンビニ
すなわちコンビニエンスストアの略です。
20 数年前(1987 ~ 1993ころ)に
書かれた文章ですが
コンストですか!隔世の感がありますね。



今でも寿司屋に行くと
エビマヨ(マヨネーズをマヨと略します 以下同じ)とか
イカマヨとか注文すると
やめろよ!というおじいさんがいます。

コーンマヨ軍艦巻き!なんて叫ぶと
こめかみに血管を浮き出させて怒り出します。

「気持ち悪いもん!食うなよ!」

ほっといて!あんたが食べる訳じゃないのに。
2 度とこういう輩と寿司屋に
回転寿司にだって行きたくありませんけどね。



私はマヨラーではないと思うのですが
ごまかすとき
「胡麻」よりよくマヨネーズに頼ります。

例えば!
常食の 4 個で 99 円(税別)のコロッケは
おいしくないときには
特に冷めたら!ホントにおいしくありません。

電子レンジであたためてから
マヨネーズと醤油かウスターソースをふれば
みちがえるようにおいしい!
ま!私の舌だけかも知れませんがね。



キューピーの「卵を味わうマヨネーズ」!
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なんか分からんけど!
思い切り買いましたけど。

ひとつ味見をしようかと思っていたものの
高価なのでためらっているうち
ウワサを聞いたのかあちこちから声がかかり
乞われるまま手放して
結局!私の口には入りませんでしたが。

私を経由して味わった人!
感想をお聞かせあれ。



(敬称略)
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