ジェラシー

春先にスズメ（雀）用に
バードフィーダー（給餌器）を
手作りしたと書きました。（拙ブログ 2015/03/17）

ペットボトルを加工した
簡単なものですが。


吊り下げたら
初めはだれも寄りつかなかったのですが
すぐに団体でやってきています。

朝まだきというのにうるさいのなんの！
グループが違うもの同士がバッティングするのか
もめているようですが。
縄張り争いでしょうか。

粟の消費が激しい。
よそで食事をして
ここにはお茶する感覚できてよ。

粟粒のこぼれる穴を
6 つから 4 つにしても同じ。
さらにふたつにしましたが。

さらにさらに！その穴を小さくしましたが。
中が見えにくいように
元の飲料水のビニールのラッピングのまま。

少し意地悪し過ぎたかなと思うものの
効果はありません。
1 日に 150cc 以上食われます。



朝！目が覚めて見上げると！


ねころんで頭の上の方を見るので
逆さですが。

わが寝室の窓ガラスと網戸は
なん年も掃除していないので
ひどい汚れのために
向こうからあまり見えないのかな。

起き上がると！


気配を察知して一目散に逃げます！

こんなにお金をつかって
親切の押し売りをしているのに
ど～ゆ～こと！

とにかく！なんでもかんでも！逃げます。
逃げてすぐもどってきて
また！あわてて逃げます。

少しは
愛想笑い（！）をしてくれてもいいのでは。



わが姉（？）なごんちゃん（清少納言）の
枕草子に「うつくしきもの」があります。

ちなみに「うつくしきもの」とは
石田穣二訳では「かわいらしいもの」
橋本治桃尻語訳では「カワイイもん！」
となっておりまするが。

その「うつくしきもの」のひとつに
「スズメの子の鼠（ねずみ）鳴きするに躍りくる」が。

スズメの子は
ねずみ鳴きしたら喜んでやってくるのですね。

「ちゅっちゅっ」と
促音！擬声語（？）をいえばいいのですか。

あ！みんな！
驚いて！即逃げましたぞな。

スズメの子じゃないですからね。
スズメのおとなには効果がないのでしょうか。



あ！？
スズメが群がっています。


おじさんが細くて長いヘラ竿を
ふりまわしているのに逃げませんね。

逃げるどころか
少しずつそばに寄って行っています。

地面にもガマの油売りを見るように
円弧を描いて
多くのスズメが取り囲んでいます。

多いときには 20 羽はいるような。

ときどき！おじさんは
フナ（鮒）の釣り餌を投げ与えているようです。

どうして！？
私には寄ってこないのに！

ちょっと！ジェラシー！



（敬称略）