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黒龍大神下の豆富のランチ [通天閣が見える]

大阪市には南北に背骨のような
丘陵地が走っています。

北の大阪城あたりから
だんだん下がって行き
南は住吉大社あたりまで 10km 少々。

通称・谷町筋からあべの筋へと進めば
上町台地を走っている感覚かな。

それで!上町台地の西側は
急坂になって海に落ちて行きます。

もっとも昔は海だったのでしょうけど
埋め立てあり!干拓あり!
今じゃ海岸線ははるか遠くに行ってしまって
目視は困難でしょうけど。



標高の高い上町台地にあるJR天王寺駅から
まぁ!近鉄・あべの橋駅からでもいいのですが
大阪市立大学病院の前を(昔の)海に向かって
つまり!西に向かって下って行けば
まるで崖のような急坂道の途中に鳥居が!
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「黒龍大神」さまですか。

坂を下ったあたりは
沼やら池やら川やら海やらばかりで
あんまり住環境には適していない
湿地帯だったのでしょう。

黒龍さまが棲んでいても
おかしくはなかったのでしょう。

「かみやまとばし」!?
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橋の親柱が玉垣に流用(?)されています。
橋も数多かったことでしょう!
今はまったく見あたりませんが。



「あべの水」?!
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大坂(大阪の前の時代)の町には
水の中に暮らしていても良質の井戸は乏しく
いい湧水は重宝されたのかも。

いわゆる大坂三郷の家では
飲用水を川の水
雑用水を井戸水と使い分けていたようです。

淀川の水は今の私たちの想像以上に
良質の飲料水だったのですね。

長堀川やら東西の横堀川の絵には
水をくむ人が描かれたりしているのを見ますが
人工の堀とはいえ
淀川の水が流れていたのですね。

余談ですが
江戸も湿地帯にできた町のようですが
やはり!良質の飲用水に窮しています。
淀川のような名水の河川に恵まれず
やむを得ず!上水道を造ったのでしょうね。

あ!
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「豆腐」!?
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のぼりが揺れていますが
豆腐屋さん!どこにありますか。
「あべの水」でこしらえているのでしょうか。

事務所か配送倉庫か
錯覚するような地味な(失礼!)表。
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いわゆる町の豆腐屋さんの顔もしていません。

外壁に遠慮がちな「日替りランチ」の旗が。

豆腐屋(!)ではありません。
喫茶店かレストランといった内装です。

一番安い日替わりのランチをいただきます。
この日は大阪湾を泳いでいたタイ(鯛)の造り。
750 円(税込)。
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どのセットにも自家製の豆腐がつくらしい。

食べ終わったらアイスクリームが出てきました。
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屋号は「豆富」だそうです。

「とうふ」ですか。

「いいえ!マメトミと読みます」

早朝 8 時から
夕方 16 時 30 分まで営業かな。

地下鉄・動物園前駅から歩いた方が近そうです。

天王寺駅界隈と動物園前駅周辺の
ふたつのにぎやかなエリアの中間の
隠れ家的な静かな店舗です。
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