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舞え舞えカタツムリ 性の饗宴 [手のひらを太陽に]

アジサイ(紫陽花)の季節。

アジサイには雨空がよく似合う!
そんな刷り込みがありますが。
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アジサイにはカタツムリがつきもの。
そんな思い込みもありますが。

アジサイ園に行くと
私なんかが意識的にカタツムリを探しているのに
なかなか邂逅(かいこう)できずにいたら
あちこちでこどもたちの喚声が!

こどもはすぐ見つけるのですね。
目線を下げなければダメなんでしょうか。
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ナメクジを嫌う人も
カタツムリにほほえむのはどうしてなんでしょう。

狂言の「でんでん虫」なんか笑えますけどね。

でも!
可愛い子だけのスカートめくりをする
小学生のガキのように
いたずらしてみたくもなるのかな。

舞へ舞へ蝸牛(かたつぶり)
舞はぬものならば
馬(むま)の子や牛の子に蹴(くゑ)させてん
踏(ふみ)破(わら)せてん
真(まこと)に美しく舞うたらば
華(はな)の園まで遊ばせん

後白河法皇(1127 ~ 1192)が集成した
梁塵秘抄にありますが。

イギリスでは「にくさ」だけかな。

Snail,Snail,
Come out of your hole,
Or else I’ll beat you,
As black as a coal.

マザー・グースの唄にありましたが。

竹友藻風訳では

ででむし ででむし 穴を出ろ
出なけりゃ きさまをぶちのめす

だそうですよ。



「すざましいサド・マゾ的な両性愛生活」!?

このすごいタイトルの生物は
ハイ・フリードマン著/セックスリンク/加藤順訳/にある
ローマ・カタツムリのこと。

まず 2 匹は腹と腹を合わせて立ち上がり
情熱的なキスを交換し
前後に体を揺さぶって
激しい律動的なダンスを踊る!そうな。

静かだった野菜畑が
まさにローマの饗宴の場と変わるのです。

互いに交尾矢という
石灰質の鋭い矢を打ち込み合うとか。

痛点があるのかどうか知りませんが
それで!
性の熱狂の高みに達して
男性器官を女性器官に刺し込むといいます。

カタツムリは雌雄同体なので
どちらも相手に男性器官を刺し込むのです。

概略はそんなところ。
恥ずかしがり屋(?)の私には
これ以上書けませんので
詳細は本をお読みくださいね。



(敬称略)
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