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なんば 星空スタンド [わが街・大阪ブギウギ]

あ!
いいタープ(テント)ですね。
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天井が開くのですか。
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気流が生まれて
湿気や煙が出て行きやすい!

ここのテント群はみんなこれですか。

欲しいですね!われわれも!イベントのときには



「星空スタンド」という催しですか。

南海・なんば駅の高架と
なんばパークスガーデンの間の
「なんばカーニバルモール」で
期間限定(2015/08/26 ~ 30)で
屋台村が開催していました。
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この日は 30 ばかりの店舗が出ていましたが。



なにか!違います。
それがなにかうまく表現できませんが
「きれいな」屋台が並んでいます。

あ!いつも露店といえば
「さんずん」!(拙ブログ 2014/01/07
露店商独特の 2 本柱の店舗が
1 店もないからかも。

それに!
私が少し知っている香具師(てきや)世界には
不衛生のような!
にわか調理人のような!
やっつけ料理を作っているような!
どちらかといえば
こ汚い(!)イメージのある連中が多いのですが。

でも!それなりに値段は高そう。

「活海老」なんて売っている店も。
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オマールエビ半身が 1,200 円!?
それだけ見ると!そんなに高くもないような。
でも!食べませんけどね。



露店商の出店ではないのでしょうか。

なんば近辺で営業している店舗が
出張しているのでしょうか。

それだから
フツーの縁日の屋台と雰囲気が違うのかも。

せっかくですから
「道頓堀ビール」だけいただきます。
ドイツのビール製法で作っているとか。

「大阪アルト」というビール 500 円。
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私の好きな苦味で!おいしい。
写真にしても面白くはありませんが。



あ!かわゆい!
といったら答えてくれました。
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あ!
可愛いですよ!ありがと。
呼び込み!頑張ってね。

ホントは別のことに
「かわゆい」といったのですが。
それは忘れましょう。
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バサラ祭りのかっぽれ [南都有情]

ストリートダンス「バサラ祭り」が
今年(2015/08/29・30)も
若ものたちの奈良の夏の掉尾(とうび)を飾ります。

1999 年から始まった祭り。
今年のポスターの惹句(キャッチ!)は
「原点 開花」だそうな。
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初日です。
午後 3 時!
JR奈良駅に着きました。
昨年は午前中にきましたから(拙ブログ 2014/09/01
もう!だいぶ進んでいるはず。

わ!大雨!

早朝から大阪を出て
ぼちぼち東へ進んできたけど
雨にはあたらなかったのに。

JR奈良駅前のステージは大変!
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あ!「かっぽれ」!?
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「櫻川流江戸かっぽれ」です。
雨中に熱演です!
年には不足ない熟女たちが。(失礼!)

東京からきたのですか?と問えば
関西在住の人ばかりとのこと。



それで唐突に思い出したのですが。

二代目 櫻川ぴん助著/かっぽれに惚れた/の
表紙をめくると
口絵に歌川(安藤)広重の
「日本橋一丁目」の絵(部分)があり
その真ん中に「住吉踊り」が描かれています。
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江戸の街に
どうして大坂(大阪)の住吉踊り!?

それがどうして「かっぽれ」の本の挿画になるの?!

怠けものは
それだけで探究もせず終わって久しいのですが。

はなしが澪(みお)を外れますが
ケチといわれている(その通りですが!)私が
唯一!衝動買いしてしまうのが書籍。

本のタイトルにすぐ惚れて(?)しまうのです。
しかし!読書には熱心ではありません。
数ページめくったら
上のまぶたと下のまぶたが仲良くなります。
よく効く「睡眠薬」です。

それで生まれてこの方
まともに読んだ本はまずありません。
本を買うのが好きなだけかも。はは。
いつも無知が恥ずかしく
そのコンプレックスのなせるいたずらですかね。

読まないので意識から消えて
また同じ本を購入しています。

ときどき!ま!年に 1 度くらい片づけていたら
つぎつぎ!同じ本が出てきたりします。
3 冊もある本があります。

そんな訳で!その本も読んではいなかったのです。



住吉大社(大阪市住吉区)に西から入ると
正面に反橋(そりばし 太鼓橋)が見えます。
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その前の両側に絵馬殿がありますが
向かって左の絵馬殿の正面に!
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平成 11 年(1999)の「櫻川ぴん助」一門の絵馬。

昭和 61 年(1986)
平成 5 年(1993)の絵馬もあります。

境内の外の末社「浅澤社」の天井に!
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大きなちょうちんに「櫻川ぴん助」の字が!

いつも不思議に思っていたのですが。



瀬戸内晴美(寂聴)著/かの子繚乱/煉獄/に
かの子の夫の一平が
かの子の愛人問題でアタマにきて家出して
「かっぽれ」の弟子になりに行くくだりがあります。

この本もきれいに読んだ記憶はないのですが
今!広げてみると
「かっぽれ」の説明がありました。

俗曲のひとつ。
当時の芸人仲間では「トバ」と呼ばれていた。
それは天保(1830 ~ 1844)に流行した
鳥羽節のはやしことば
「わたしゃお前にかっ惚れた」から出た名称。

住吉踊りから出た非人芸。
願人坊主(乞食僧?)が江戸に広め
吉原中心のヒラキ芸となった。

かいつまんでいえば!こんなところ。

住吉踊りが原点でしたか。



付け焼き刃ながら
あわてて!かっぽれに惚れた/を読むと
毎年「里帰り奉納」を行っているとか。

住吉大社の一番大きな祭りが
大阪の夏祭りの最後を飾りますが
その期間中の 7 月 31 日に
住吉大社の石舞台で
「江戸芸かっぽれ」を披露するのだそうな。

その年に名取になった人の
初舞台になるといいます。



ああ!しかし!奈良の雨。

気が小さいので
折りたたみの大・小のふたつ傘やら
レインカバーやらいつも持参しているのに
今日にかぎって!なにも携帯していません。

雨の中で撮っていたら
コンパクトカメラが!
あああ!
フリーズしてしまいました。

私の命の!いや命より大事なカメラが!

拗(す)ねて帰ります。

大阪の天王寺駅に着いて!びっくり。
雨!全然ありません。

夜は平城宮跡で
平城京天平祭(2015/08/28 ~ 30)の
大極殿の燈火会等「光」の催しがたくさんあるはず。

予備のカメラがどうにか動きます。

引き返しましょうか!
どうしましょう。



(敬称略)
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南御堂 盆踊り 2015 [わが街・大阪ブギウギ]

夏の終わりですが
盆踊りです。
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盆踊りは男女出会いの場です。
浴衣姿の男女は開放的です。
無防備です。

アメリカの性犯罪を調べた
ジーン・マックウェラー著/
レイプ<強姦>/権寧訳/によると。
「無防備」が久米の仙人さえも落とすのでしたね。
拙ブログ 2015/08/25

盆踊りの夜はデキてあたり前です。
デキてください。

真宗大谷派難波別院です。
なんていっても不親切なような。
通称の南御堂といった方が分かりやすいかも。
「お東さん」の大阪の拠点です。

南御堂の盆踊り(2015/08/27・28)です。

曜日に関係なく毎年 27・28 日です。
親鸞の月命日が 28 日だからでしょうね。
逮夜(前夜)から踊るのですね。

親鸞と呼び捨てにしてすみません。

ですが!偉人ですから呼び捨ててこそ
サイコーの敬意だと思うからです。

なまじ「さん」や「ちゃん」をつけたら
隣のおじさんを呼ぶのと同じになるじゃないですか。
親鸞を隣のおじさんまで引き下げてはいけません。



毎年
うちわと屋台の食べものの引換券が
私たち野次馬(?)にも配られます。
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それで串カツ(400 円)をもらってきました。
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缶ビール(350 円)は仕方なく自前です。

この前にあった
「花屋」(フラワーショップではない!)の離れで
芭蕉は一期を終えました。

今は御堂筋という広い道になっているので
この境内に最終吟の碑が移されていますが。
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「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」

暮れなずむ碑の前でビールをあおるなんて!
私のいいかげんな人生に乾杯。



プログラムを見ると
北から南までの唄が流れるようです。
北海盆唄とか真室川音頭とか炭坑節とか
20 曲あまり。

盆踊りに適した唄があるんでしょうね。
今どきのはやりの唄はないようです。
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大変な人出ですね。
規模の大きさでいえば
大阪市内では上位に入る盆踊りでしょうか。



焼きそばのいい匂いが流れてきます。
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ウスターソースの焦げる匂い。
どこの縁日でも出会う匂いですが。

いつごろからあったものでしょうか。
そんなに古い食べものでもないような!
そんな気がするのですが。

遊廓遊びが 3 度のめしより好きという
作曲家の小林亜星の書いた
あざみ白書という本があります。

全国の岡場所・赤線地帯を
自らの体(!)を駆使して探究した大記録です。
だいたい
昭和 30 年(1955)前後のはなしです。
ま!昭和 33 年(1958)に
売春防止法の完全施行と学校で習いましたから
それまでの記録でしょうけど。

その中に「ソース焼きそば」が出てきます。

「50 円出せば」
「ソース焼きそばとチュー 1 杯にありつける」

昭和 32 年(1957)鳩の街のチンケ横丁でのこと。

「(ソースの)焼きそばが食べたかったなあ」

昭和 31 年(1956)
24 歳の小林と
武蔵新田遊廓の 18、9 歳くらいの遊女が
昼の日中にデートしたときのこと。

ソース焼きそばは
半世紀前にはフツーにあったのでしょうか。

ところで
廓(くるわ)の外でデートができたなんて
珍しいことですよね?!
この本に 45 か所の悪所(!)と
45 人の女性 とのエピソードがつづられていますが
さすがに!このときだけですね。



(敬称略)
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アフリカの餅 北海道の餅 インカの餅 [いも!たこ!なんきん!]

「アフリカで」
「餅が食べられるとは思ってもみなかった」

松本仁一著/アフリカで食べる/にありましたが。

だれでも思わないでしょう。

私など無学ゆえ
「餅」は日本の「糯米(もちごめ)」がないと
作れないと思っているものはなおさら。

稲(米)を生産している東南アジア等には
そんな調理!ないこともないでしょうけど
稲作はあたたか過ぎる地区が多いので
餅をついた直後からカビそう。

保存食にはならず!
あってもすぐ食べてしまう餅でしょうね。
土用餅のように。



アフリカの赤道下のガーナにある
「フーフー」という餅は
「黄色みをおびていて」
「絹のようにきめが細かく光沢があり」
「腰が強くて歯ごたえがよく」
「ほのかな甘みがある」そうな。

餅の材料はバナナとキャッサバ粉。

どちらも粘りがあるとはいえませんが。
それを臼に入れて
筋肉隆々の男が
ドガドガ!ドガドガ!とすごい勢いで
15 分以上つかねばならないのだそうな。

粘りのないものでも餅にする方法があるんですね。



北海道に
「いももち」というものがあるとか。
(聞き書 北海道の食事 道北<旭川>の食)

北海道で「いも」といえば
ジャガイモでしょうか。

冷めた塩煮のいもをすり鉢ですりつぶすと
粘りが出て餅のようになるそうな。



という訳で
わが家で育った「インカのひとみ」で
「餅」を作ります。

「インカのめざめ」系統のジャガイモです。

ところが!すり鉢はいくつかあるものの
すりこぎが行方不明。

ま!手でこねていたら
なんとかなるような気がします。

電気餅つき機の餅つきを見ていると
ドカドカつかなくても
餅になっているじゃないですか。

蒸してから!ビニール袋に入れてもみます。

もみます。

もんで!もんで!もみます。

飽きてきました。
なかなか餅になりませんね。

30 分経過。
指が疲れてきましたが
なんとなく粘りが強くなってきたような。
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餅になったことにしましょう。



原産地が南米アンデスのジャガイモには
同じところで生まれたトウモロコシがいいかな。

コーンポタージュの缶を開けて沸かし
「インカのひとみ」の団子にして入れれば
お雑煮。
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お雑煮もどき。
これはこれでおいしい。



(敬称略)
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+f 竹久夢二のポークライス [絵に描いたどじょう地獄]

羽根田武夫著/鬼の宿帳/に
竹久夢二あての請求書が転載してありました。

菊富士ホテルの
大正 8 年(1919)5 月のものです。

菊富士ホテルは
当時の住所表記で本郷菊坂町 82 番地にあった
今連想させられる「ホテル」というより下宿屋(?)
それも高級(!)な下宿屋のようですが。

その請求書の中に食べものがたくさんあります。

「昼御仕度 35 銭」(銭の字に金へんはありませんが!以下同様)
「夕御仕度 35 銭」

昼食・夕食の値段らしい。



「御かし 15 銭」またの日は「48 銭」

お菓子のことでしょうね。

「サト 5 銭」 またの日は「8 銭」「10 銭」
「角サト 5 銭」

サトは砂糖のことらしい。

「パン 5 銭」

どんなパンやら。

以下羅列すれば。

「牛乳 5 銭」またの日は「7 銭」
「紅茶 8 銭」
「番茶 2 銭」
「カステラ 30 銭」
「玉子 7 銭」
「サイダー 20 銭」
「夏みかん 16 銭」

まったく!アルコール類はありません。
夢二は下戸だったのですか。



「御仕度」ではなく追加の料理は。

「鴨南ばん 20 銭」
「ビステキ(ビフテキでしょう) 40 銭」
「支那料理 25 銭」
「ヲムレツ 35 銭」
「玉子フライ 20 銭」
「吸物 5 銭」
「ハムライス 35 銭」
「ポークライス 30 銭」

ハムライス!
ポークライス!どんな料理だったのでしょうか。



奈良県の馬見丘陵公園に東から向かえば
北駐車場の向こうにカフェかレストランが。
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「+f」?!
なんと読むんですか。
「ぷりゅすえふ」!?どこのことばですか。

私には似合うはずがない店舗なのですが
ふらふらと入店。
暑い日だったので。

1 番安いランチをください。
カフェライスランチ(税込)870 円。
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この日の「カフェライスランチ」は
「ポークバラ肉とキノコのハヤシライス」だそうな。
ごはんは古代米かなんかです。
油を使ったライスではありません。

おいしい。

しかし!「カフェ」に「ライス」
「ポーク」と「バラ肉」
面白い重ねことばですね。

あれやこれや!
なに語となに語やら!無学なものには難し過ぎます。



夢二のポークライスも
こんな風におしゃれだったのでしょうか。
レシピは残っているのでしょうか。

値段は?!
物価は一概に置き換えできませんが
今は 2,000 倍?!

夢二のポークライスなら
0.30 × 2,000 = 600 円!?

その計算でいけば
夕ごはんが 700 円ですね。
そんなもんでしょうか。

高級下宿屋ですから
この倍くらいの感覚だったような気がしますが。

でも!玉子が 1 個 140 円?!
サイダーが 400 円!?

やっぱり!きちんと置き換えは無理ですね。



あ!窓の向こうに遮光した花壇があります。
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あれ!ここはダリア園でしたか。
拙ブログ 2014/10/14
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いつもダリア園の側からカフェを見ていたのですね。
カフェとは気づきませんでしたが。

ダリアも日焼けするのですか。



夏を飾っていたひまわりの花も終わり
花の少ない季節です。

でも!集いの丘には色があります。
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あざやかな花の多くはサルスベリ?!

背の低いサルスベリですね。
播種すればその年に開花するサルスベリかも。

昔!私たちテキトーに生きている連中が
「一才さるすべり」と呼んでいた木に似ていますが。

赤!白!ピンクとありました。
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この季節のサルスベリには
すす病やうどんこ病の発生がフツーだったような。
全然ですね。
管理がいいのか!耐病性の品種が席巻しているのか。
世の中進んでいます。

それでも!秋が始まります。
私を残したまま。

赤とんぼがいっぱい!



(敬称略)
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