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プラムのジャム 恋の味?! [半煮え!生煮え!]

「あげる」というものはもらいます。
特に書籍・DVDの類と
飲食物ならなんでもすぐさまもらってきます。

本なんて!どうせ読みもしないのに。
読書やお勉強は大嫌いなのに!
嫌いだから知識の豊富な人に
憧憬の念を持つのでしょうね。

結果!わが家は処分しなければならない
発禁もの・ウラものの出版物の
捨て場のようになったりします。



もらった土産ものの食べものには
危ないものが多いですね。

あるとき!
某・自称・高級割烹がくれたまんじゅうは
絹糸のような白い綿毛におおわれていて
韓国王宮糸菓子という「竜のひげ」のような
拙ブログ 2008/11/24
一瞥すれば!とてもきれいなお菓子でしたが
そのふわふわの正体はカビでした。

道中!カビの好む環境に
長時間さらされていたのでしょう。

それを承知していないといけません。

親戚が送ってきたという
とうもろこし!タケノコ!パパイアの漬けもの!
なんでもおすそ分けが回ってきます。

タイ(鯛)!
生のタイを 1 度ならずくれた人もいます。
「四国の網元の娘じゃけん」と自慢していましたが。
ん?!
網元のお嬢さんがどうして
居酒屋の飯炊き女になっているの!?
安い時間給の!
ま!深くは詮索しますまい。



親戚から送られてきたというけど
そんなとこに親戚がいたの?!
出身地と遠く離れているのに。
と思うことも多々あります。

ま!グローバルな時代。
地の果て!地球の裏側に知り合いがいても
不思議じゃなかんべ。

でも!想像をたくましくすれば!
たぶん!つき合っている人の親戚じゃないの!?

自分の故郷やら知っているところのものには
ヘビウリでもヘチマでもヤマメ(山女魚)でも
なじみがあるのでしょうけど
そうじゃないから
なんでも食べるという評判の
こちらに回してくるのじゃないかな。

おすそ分けの変遷をみても
カレの「うつろい」が想像できますだ。
勝手に想像してすみません。



ということで!
アラフォー(around 40)のほんわかおね~さんに
プラムをもらいました。(拙ブログ 2016/07/15

山梨県産だとか。
ほんわかおね~さんに
山梨出身のオトコの影が!?

「見た目はこども!頭脳はおとな!」
ありゃ!?
それは「名探偵コナン」かな。
「見た目はおとな!頭脳はこども!」の
「名探偵 ほっ」にさいわいあれ。



プラムを切ってタネをのぞいて
同重量の砂糖を入れて火にかけます。
アルミ鍋ですが大丈夫でしょうか。
大丈夫でなかっても
琺瑯(ほうろう)の鍋がありません。

ちょっとだけ水を注しましたが。

とろ火で 40 分。

ころあいが分かりません。

今までなん度も
真剣にジャムを作ったことがありません。

ここで失敗したら
おね~さんの恋に暗雲が立ち込めるような気がして
ずっとかき混ぜていましたが。

しゃばしゃばしていますが
宅配便がきたので止めます。

お~!
blogプラム.jpg

1 時間後。
ちょうどうまい具合にジャムになっています。
固まっています。

私は天才かも知れません。
おね~さんの恋(勝手に決めつけていますが)も
成就間違いなし!

「塩はどのくらい入れたの?!」
「柑橘の汁は!?」

そんなもん知りません。
いるんですか!?

塩が必要なら
塩おむすびを握って
このジャムをまぶしたら
ぼたもちのようにおいしいのでは?!

「知りません!」
「勝手にお試しあれ!」
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マクワウリの皮むき作法 [桃栗残念!柿蜂の巣?]

先月(拙ブログ 2016/07/12
田園都市で買ってきたマクワウリを食べます。
blog甜瓜1.jpg

皮をむきます。
ピーラーを使います。
マクワウリの可食部分は薄いので
私の包丁さばきではなくなってしまいます。

「瓜の皮は大名にはがさせ」
「柿の皮は乞食のはがさす」
なんてことわざ(?)があるそうな。

昔の文章で「瓜」といえば
「マクワウリ」やその仲間の
「シロウリ」「アオウリ」を指すと
考えていいようです。

「瓜の皮は大名にむかせろ」
「梨の皮は下司(げす)にむかせろ」とも。

どういうこと?!

食べるところが少なくなることを承知で
厚くむくのでしょうか。

アフリカのカラハリ砂漠の
ブッシュマンは狩猟・採集で
生活しているようですが(1965 年ごろのこと)
特に好むものに
カフィール・メロン(ツァマ・メロン)があるそうな。

砂漠に自然に生えている瓜のようですが
モノクロ写真で見ると
縦じまがあり日本の古来の瓜に似ていますが。

味は苦くて酸っぱいそうな。

それは原種に近いものかも。
マクワウリも皮の近くにその味が残存しているので
厚くむくのでしょうか。

ただし!私には苦にならない味ですけどね。
味覚が鈍感なのでしょうか。



「お座敷や 瓜をむくさへ むつかしき」

一茶の句だそうですが。
マクワウリを食べるのに
味だけではなく
うるさい流儀があるようです。

「瓜は六皮半」にむかねばならないらしい。
なんですか?!「六皮半」とは。

初ものは縦に四つに割らねばならないそうな。

土用までは縦に割り
以後は輪切りにして食さねばいけません。

なにがなんやら!

本を広げれば広げるだけ
灰色の脳みそにダメージが増えますぞ。



ピーラーでは薄くはげるだけ。
その上をもう 1 度はげばいいのかも。

もう 1 度はいだら
薄い半透明な羽衣のような帯が取れました。

試しにカワニナと川魚の水槽に入れてみます。
自ら沈みます。

しばらくすると、、、ない!?
どこに行ったの?!

1 尾のドジョウが敷布にして寝ていました。
冷蔵庫に入っていたマクワウリですので
冷たくていい感じだったのでしょう。

それなら他のドジョウにもあげますか。
2 度はぎのマクワウリの羽衣をみんな
水槽に入れておきました。

たちまちカワニナがおおいかぶさり
朝までにみんな食べてしまいました。



縦に切るのか
横に切ればいいのか
私の知ったことではありません。

さいころに切って立て塩に浸けます。

アラフォー(around 40)のほんわかおね~さんが
プラムをくれました。

最近は
果物店のイケメンと交際しているのか知らん。
頑張ってね。

それはともかく!なつかしい。
夏の味ですね。

なんでも食べられて
行く先々で好物が生まれて!
昔の食べものは忘れて!変化して
アイデンティティ希薄!
故郷のいらないいいかげんな人生ですが
どこかになつかしさを覚えるのはなんでしょう。

落ち込みますね。
冗談ですよ!
失恋以外ではあんまり落ち込みませんよ。

プラムの皮をむいて小さく切って
いっしょに立て塩に浸けて
冷蔵庫で冷やしておきました。



ごはんに
水を切ったマクワウリとプラムをのせて
永谷園のお茶漬けの素をかけて
くら寿司の粉末緑茶を少し加えてみます。
blog甜瓜2.jpg

冷やしたペッボトルのお茶をかけていただきます。



ドジョウにはドジョウの生活があり
カワニナにはカワニナの事情があるのです。
ほんわかおね~さんはなにかの暗示かなぁ。
甘く酸っぱいことの、、、。

冷たいフルーツお茶漬け!さぶさぶ。
夏!本番です。
季節に取り残されないように生きよう。



(とよた時編/さくもつ事典)(中村浩著/植物名の由来)
(林春隆著/野菜百珍)(青木恵一郎著/さくもつ紳士録)
(木村重信著/カラハリ砂漠/等を参照しました)
(敬称略)
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六甲山徳川道 桜谷道 摩耶山 [みんなで歩けばこわくない]

7 月定例の
仮面(氏素性を明かさなくてもいい寄せ集めの)
ハイキングです。

暑くて大変です。

六甲山の山中の神戸市立森林植物園から
徳川道を東に進みます。

あ!そちらには行きませんよ。
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そこは「飛び石渡し」でしょうか。
もう!なん度か洪水等で
形が変わっていますけどね。
橋の代わりに飛び石を並べていたらしい。

(江戸時代の)公道にある飛び石。

はは!へっぴり腰ですね。
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「ここ!ホントに徳川道?!」

そこは最近の仮設道。
徳川道ができてから 150 年経っていますからね。
崩壊したり!自然に紛れてしまっているところが
多いのでしょうね。



だいたい徳川道は実用的な道だったのでしょうか。

江戸時代の終わり
兵庫の津(神戸港)を
外国に開港することになったのです。

そうなると生麦事件のように
大名行列と外国人のトラブルが心配。
海岸沿いを行く西国街道は危険。

そこで!バイパスを造ることにしたのですね。

しかし!
にゃんこの額のような平地しかない神戸。
ということは山上に造るしかないですね。
あとは海上でしょうけど!現実的にはねぇ。

大変ですね!往来する武士たちも。
遠くから歩いてきて
なんで!わざわざ六甲山の山登り!?

でも!利用した記録が残っていないようです。
どこの道中記にも。

兵庫開港が 1867 年!
明治維新が 1868 年!
開通と同時に江戸幕府は消滅したのです。
なんのために造ったバイパス(徳川道)やら。

幅員は
2 間(3.6m)を原則としたとも聞きましたが。
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このあたりはそうだったのかも。



「摩耶山(まやさん)とありますよ」
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桜谷道ですか!
私は歩いたことはありませんが
持参の最新の地図では
(私のものでは最新ですが 1992 年発行です!はは)
摩耶山まで 30 分です。

予定では穂高湖に寄るつもりなんですが。

「暑いし!穂高湖はまた今度でいいです」
「早く!摩耶山に行きたい」

このハイキングで
原則!予定を変えることはありません。
そんな優柔不断なことをしていては
事故を起こしますから。

でも!今回はいいか!
ズルしますか!ともかく蒸し暑いので。

なんの変哲もない道ですね。
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しかし!しんどい上りばっかり。

なん度か渓流をクロスします。
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この縫って行く谷が桜谷というのでしょう。

バテましたね。
とても 30 分で抜けられる
谷じゃないですね!私たちには。



1 時間ほど歩いて
アラフォー(around 40)のおね~さんが
倒れ込みました。
出張なんかがあって仕事で疲れていたのですね。

さいわい木陰で涼しい。
服装を大胆にゆるめて寝ころんで休んでください。

胸を少しはだけただけで!色っぽい!
それでかどうか
山ではどんな女性でもより美人に見えるそうな。
山中で出会ってムラムラとなって求婚し
町にもどって後悔している男性多数。

それは女性にもいえることかも。
ま!そんな山賊(?)に襲われないように
そばについて!うちわであおいでいますから。

「あなたが山賊に見える」
「財布に気をつけて」

この非常時に横で冗談いわないで。
おね~さんが不安がるじゃないですか。
先に上っていてください。

あれ!そのへたり(座り)込んだところが!
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産湯の井(うぶゆのい)じゃないですか。
摩耶自然観察園の中です。
もう着いていましたよ。
山頂はすぐそこです。

この水を産湯に使って
こどもの健やかな成長を祈っていたのですね。

おね~さんの出産時には
そのときの旦那が許せば汲みにきてあげますよ。



摩耶山の山頂付近にある掬星台(きくせいだい)です。
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ロープウェイ駅とTVの電波塔があります。

「1000 万ドルの夜景」も昼間はかすんでいます。
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こどものように走り込んで
ロープウェイの一番前の席を確保。
下界を見ながら帰ります。
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ケーブルカーに乗り換え。
またしても走って走って一番前に座り込みます。
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歩いた距離はそんなにないのに
疲れた夏のハイキングでした。
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神戸市立森林植物園 名残りのあじさい [解語の枯れ尾花]

神戸市立森林植物園です。
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今日はズルして歩くことなく
バスでやってきました。
神戸電鉄・有馬線の北鈴蘭台駅から
無料送迎バスに乗りました。

六甲山山中です。
標高 400m を越えているので
7 月もだいぶ過ぎたのですが
あじさい(紫陽花)の花が
まだまだ鑑賞できます。

ちょっと花数は少ないような気はしますが
ざっと 5 万株もあれば
詩歌のひとつふたつ作るには
充分咲いていますよ。
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アナベルはにぎやかですね。
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北アメリカ原産のあじさい。
管理が簡単な上!大きな花なので
認知度の高い花ですが
これだけ集中させると
また別の美がありますよね。

あ?感じませんか。

タマアジサイです。
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これ!つぼみ。
小さくて丸くて可愛い。
咲いてもあんまり目立つ花じゃないですが。
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山林の隅に静かに自生しているので
日本的な美として
愛(め)でる人も多いのでしょう。
ここで一句詠みましょうね。



高木です。
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30m はありそう。
メタセコイアですか?!

違います!セコイアメスギだそうです。

この公園には
メタセコイアもラクウショウもあります。
私の頭の中には 3 種とも区別はないですが。

長谷池の畔の気根。
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気根を出すのはラクウショウが多いような。

まだモリアオガエルの卵塊があります。
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白くてきれいです。
おたまじゃくしがかえるころには
茶色になって形が崩れてしまいます。

この産卵している枝はメタセコイアかな。
ま!いい加減な同定ですから信じないでね。



あ!食事のメニューが。
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カモシカのごはん。
イタドリ!ニセアカシア!ヌルデ!ヤシャブシ!
おいしそう(?)ですが
ヌルデとはね。
かぶれないようにね。

カモシカの影がありました。
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昔より数が減っているのかも。
今棲んでいるものは
相当長生きしている個体ばかりのようです。



ドウダンツツジの群生。
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私の父親の好きだった花木ですね。
数多(あまた)ある草木の中で
どうしてこれを好んだのか理解できませんが。

秋にきたら紅葉が見られることでしょう。

上から 1 匹のにゃんこが見下ろしていました。
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大変な環境の中で生きていますね。
冷めた目が私にはまぶしい。
私の心の中を見通しているかのようで。
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木津川郡山街道に春日神社だらけ [町道!街道!眠り未だ足らず]

木津川の堤防の上を歩いています。

木津川は三重県から京都府を流れて
桂川と宇治川と合流して淀川になる河川です。
だいたい西方に
流れているようなイメージがありますが
このあたりは真北に一直線のような。

その左岸を南進しています。
つまり!さかのぼっていることになります。

川幅があるので
左側の中ほどにある水が見えません。
広い河川敷は茶園に利用されています。
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右側は京田辺市から
精華町の田園が広がっています。
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JR片町線と近鉄・京都線が並走しています。
互いの乗客の顔が認識できるほどくっついて
10km ばかりほぼ南北に走っています。

昔はもっと田んぼばかりだったはず。
どうしてこんな敷設になったの?!



青田の中の林に行きましょう。
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鎮守の森の名残りですね。
全国的に寺院の境内の樹木より
神社のその方がよく残っています。

春日神社だそうです。

そこから住宅街の中を 10 分南に歩けば
鹿(の像)がいる神社がありました。
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鹿とは!?
やっぱり春日神社でした。

さらに 5 分も歩かないところに!
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ここも春日神社です。

春日神社がいっぱい。
地元の人はどう区別しているのでしょう。

こちらは木津川の左岸ですが
右岸の方にもいくつか
春日神社があるそうです。



このあたりに郡山街道があったと聞きましたが
どの道やら。
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古そうな集落の中で
半分埋もれた道標を偶然!見つけましたが
郡山街道のものかどうか。
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祝園(ほうその)神社に着きました。
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ふしぎな名前の神社です。
奇祭・いごもり祭で有名だそうな。

10 代崇神天皇の皇子の
武埴安彦命(たけはにやすひこのみこと)の怨霊鎮め?!

10 代天皇は実在感の乏しい神話に近い天皇。
そんな時代からつづけられている祭?!

ということは
大変歴史のある神社なんですねぇ。



祝園(ほうその)神社から
南へまっすぐ延びている道が
郡山街道かも知れません。
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突き当たった集落に
鳥居の連なるこじんまりとした神社がありました。
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豊川稲荷神社。

ここは菅井の渡しがあった地区。
水運で栄えた村だったのかも。
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駅に着きました。
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JRが祝園(ほうその)
近鉄が新祝園(しんほうその)らしいのですが
入り口はいっしょ(!)です。
やっぱりまだ並んで走っている地区です。

駅ぐらい互いの中間中間に造れば
利便性が高いような気がしますけどね。

祝園(ほうその)は
あの「いごもり祭」の神社名から
名づけられたのでしょう。



駅前の「JA京都やましろ」のマーケットで
地のものをなにか求めて帰ろうと思いましたが
夏にあんまり珍しいものもないですね。

きゅうり 100 円。まくわうり 200 円。
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重いのに!ごくろうさま。

汗が 4 リットルも出たような
炎天下の徘徊でしたが
体重はさほど変動なし!
1kg 減くらい!やれやれ。

きゅうりに生味噌をつけて
缶チューハイを飲んで体重を復元します。

缶チューハイは 500ml 缶 99 円(税抜)のもの。
果汁の 1 滴も入っていない
ジュース(みたいな飲料)より安い時代です。

2 本も飲めばいいかな。あは。
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