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大阪府には珍しい地震 冷やしスパゲティ [こな(粉)もん]

久し振りに
大きな地震(M6 弱)がありました。
珍しや!震源地が大阪府とは。

それは北部でした。
私の家は中部なので
「揺れたね」ですみましたが。



朝一番に
水槽のドジョウを確認しています。

1 尾のドジョウがどんどんやせて
骨格まで小さくなって行くような。
口が腐って(?)きたのです。
blogドジョウ.jpg

2 年前(拙ブログ 2016/06/27)には
十数尾いたドジョウも今は数尾。

脱走したものも
死んで他の魚や貝に食べられたものも
いるのでしょうか。

もっとも病気になった個体は
池や川に放流してきました。

このドジョウも
大きな世界に放してやったら
自然治癒するような
無責任な考えも浮かんだのですが
これじゃエサが摂れないでしょうか。

ちょっとためらっていたら
偶然!壇蜜の日記の開いたところに
ほんの小さな稚魚の罹病に
「できるかぎりのことをして助けたい」
なんて努力が書いてありました。

思わず恥ずかしくなり
思いつく薬浴はさせたので
症状は落ち着いているような。

それから 3 月以上経ったのですが
ここ数日!
目に見えてやせて
皮膚にも病気の症状が出てきたのですが
もう!捕まえて治療できるほどの
体力が残っていないでしょう。

あ!今朝も生きている!と安堵したとき!
8 時に 2 分前(2018/06/18)に
ど~んと突き上げてきて!揺れました。

水面が跳ね上がり
棚に並べている植木鉢が踊りましたが
水はこぼれず
固定していない鉢もそのまま。

不謹慎ながら拍子抜け(?)です。



丸 1 日過ぎて
安売りのスーパーに酒を買いに寄ったら
「水」と「トイレットペーパー」が
売り切れていました。

はは。

地震対策(?)ですか。
その程度の付け焼き刃対策が
役に立つんでしょうか。

人災や天災で儲けるヤツのほうが
賢いというものです。

避難所のTVに
通販のCMが流れています。

ふとん乾燥機が特価だそうな。
今日中に発送できるとか。

なるほど!
緊急時には干せないから便利かも。
なんて妙に感心したり。



暑い。
素麺でも食べますか。

女優の檀ふみは
人生の終焉!
最期には素麺を希望しています。

余談ですが
父・檀一雄元帥率いる
「檀流クッキング」軍では
三等兵だったそうな。

三等兵の任務は下働き。
たとえば
元帥がビールを飲んでいる間の
タマネギ炒め。

あ!?
妙なところに引っかかります。

「檀流クッキング」を見ると
カレー作りに
タマネギを 1 時間あまり炒めると
書いてありますが
「TVでも見ながら」なんて
添えてあります。

ビールを飲みながらなのか
TVを見ながらなのか!?

嵐山光三郎は
単行本では(新聞連載中でも)「ビール」
文庫本で「TV」と
書き直したのではないかと推察。

どうして?!



こんな実のないことに
時間を消費しても疲れるだけ。

素麺を茹でますか。
あ!素麺がありません。
スパゲティならあります。

スパゲティを柔らかく茹でて
素麺代わりとしますか。
なんでも応用しなければ
災害時に生きて行けませんぞ。

表示より 1 分長く茹でて
冷水でもみ洗い。
いいんでしょうか!?
いいんです!失敗しても
自分が食べるだけですから。

キャベツを繊切りして
塩吹き昆布少しで和えて皿に敷き
スパゲティを盛りました。

あるものをトッピング。
青ネギ!納豆!かつお節!ワカメ!
天かす(揚げ玉)!ミョウガ!
blog冷やしスパ.jpg

すごいでしょ。
山椒の実の梅醤油煮(拙ブログ 2018/06/09)も
のせようと思っていたのですが
忘れました。

大葉(紫蘇)がなかったので
市販の「青しそドレッシング」をたらして
いただきます。



(壇蜜著/泣くなら、ひとり/)
(阿川佐和子・檀ふみ著/
    ああ言えばこう食う/)
(檀一雄著/檀流クッキング/)
(嵐山光三郎著/文人悪食/)参照
(敬称略)

タグ:檀一雄
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六甲山にニッコウキスゲ大群落?! [解語の枯れ尾花]

「恋ふれども逢ふ夜のなきは忘れ草
「夢路にさへや生ひしげるらむ

(こうれども あうよのなきは わすれぐさ
(ゆめじにさえや おいしげるらむ

古今和歌集にある歌。
たぶん女性の歌。
恋しくても夢の中でさえも会えません。
忘れ草が夢の中まで
生い茂っているのでしょうか。

忘れ草はヤブカンゾウなんかの
ヘメロカリス属の類でしょうか。
干した花は中国料理の金針菜?!
食べれば
くさぐさの愁いを忘れられるらしい。

六甲山でニッコウキスゲの大群落が
咲いているという情報が流れています。
ニッコウキスゲもまた
忘れ草の仲間かも。

六甲高山植物園にきました。

たしかに咲いていますが!大群落でしょうか。
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忘れ草を見なくても食べなくても
記憶力はかんなくずより軽し!
すでに昨日の天気も忘れていますけどね。



池のコウホネが咲き出しました。
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せっかくなので
ロックガーデンの中を上り!抜けます。
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ここには
たくさんの青いケシが咲いています。
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わ!コケモモ!
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おいしそうですが採ってはいけませんね。

この季節は「お花畑」です。
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みんな名前があるのですね!
あたりまえですが。

「六甲の お花畑に 咲く花は
「みな名のありて みな美しき

名もなく貧しく
小汚く生きているものは恥ずかしい。

そんな反省も
3 歩あるけば忘れる特技がありますけどね。



少しだけ歩いて
「六甲山カンツリーハウス」へ。

広大な芝生広場がたくさんあります。
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コイ(のオブジェ)が歌っています。
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上の池では大きなコイや
ときどきマスが釣れています。
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1 竿 1,000 円。
家族で釣りをしていたら
それだけで 1 日が終わるのでは。
「時間がもったいない!」
「食えもしないのに!」と
ホンキで思う悲しい性(さが)です。

向こうの山の上に
「六甲枝垂(しだ)れ」という
展望用のドームが光っています。
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標高 900m 付近!
昔はくるくる 360 度回る
展望喫茶店だったのですがね。

1 度のみならず
デート(たぶん!)したことがあったような。



六甲山カンツリーハウスの東口の近くに
「バラの小径 ローズウオーク」がありました。
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なんという爽やかさ。
下界のバラ園のように
詰め込みではなく横に広い。
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それに山地だからか
開園期間(2018/06/09 ~ 07/31)が長い!

なにかスクリーンがいっぱい。
blog88六甲.jpg

ほ~っ!?
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芸術作品ですか。
鑑賞眼はないので通り過ぎますが。

これはなんですか?!
blog90六甲.jpg

よく分からないことばかり。



ん!?
今!リーフレットやミニコミ紙を広げたら
「ニッコウキスゲの大群落」は
六甲山カンツリーハウスの中!?

六甲高山植物園ではありませんでした。

六甲山カンツリーハウスには
中央口から入園して東口に抜けたのですが
「ニッコウキスゲの大群落」は
西口のほう?!
冬季にゲレンデになるところでした。

なんというおまぬけな!
大阪から 1,950 円もする
「六甲・まやレジャーきっぷ(阪急版)」を
購入して行ったのに。
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光明池のワンコイン [昼定食]

泉北高速鉄道の
光明池(こうみょういけ)駅前。

ワンコイン!?
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ランチが税込みで 500 円とは!
由緒正しき貧乏人は反応が早い。

「すし処 源」ですか。
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「源」をなんと読むのか知りませんが
どうでもいいです!
行きずりの空腹ものには。

看板には 5 種類とありましたが
深く考えることなく
「ハマチのカマの塩焼き」を注文。

「ごはん!大盛りできますが?」

いただきましょう。
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なにか複雑な数の器できましたが。
写し方が下手ですみません。

ハマチというより
私の少しだけ知っている居酒屋では
ブリで通っている大きさのカマでした。

ここはあまりなじみのない
遠いところと思っていましたが
いいところじゃないですか!



あ!見覚えのある橋。
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光明池が近くにありましたね。
緑の林と送電線の塔を目指して歩き
堤防に上がれば「雨乞蛙」がいました。
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光明池ですね。
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堺市と和泉市の境界にあるため池です。

右に行けば光明皇后の像に行けるはず
左にとれば光明池大橋かな。
なんとなく足が左に。

水際の遊歩道を進みます。
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光明池大橋に着きました。
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大橋と名がついていますが
歩行者用の橋ですがね。

アーチ橋?!
コンクリート製なんですか!
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すごいですね。
揺れたら割れて
落ちそうな気がするじゃないですか。
急いで逃げます。

メタセコイアの並木道。
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いや!ラクウショウでしょうか。
樹形があまり美しくないので。
気根はないけど
葉の形はメタセコイアでもないような。

よく確認しないで通り過ぎましたが
両方植樹されていたのかも。

池の端っこのひとつにきました。
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先ほどの光明池大橋が見えます。

水中に立っている木が美しい。
水量が多いせいかもしれませんが。
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野菜まん ジャカランダ 田植えのころ [解語の枯れ尾花]

ジャカランダが咲いています。
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大阪メトロの長居駅を上がったところ。
長居公園(大阪市東住吉区)の端っこ。

あびこ筋に面して
「手作り豚まん専門店 龍福」がありました。
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この近くに本部のある
フランチャイズの「ぶたまん」店?!

「豚まん」とはたぶん大阪弁!
「豚肉」の「饅頭」ですね。
え~ごに訳せば「肉まん」かなぁ。
あ!え~ごじゃないですか。
大阪では
「肉」と簡略にいえば「牛肉」のこと!
豚肉は豚肉と断るのがフツーですね。

ふたつ買って
長居植物園でブランチとします。
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炒めた(?)野菜があんの「野菜まん」と
白あんとこしあんの「二色あんまん」
どちらも 150 円(税込)でした。



長居植物園は
「紫陽花(アジサイ)ウィーク」
(2018/06/02 ~ 30)中。
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あじさい園はせせらぎ沿い。
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人ばかり!芋の子を洗うがごとし。

たくさん咲いてはいますが
ボタン(牡丹)園や
シャクヤク(芍薬)園のような
なまめかしさがないですね。

青い花。
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案外この色の花が少なく
ふしぎに安堵してしまいます。

赤い花はひと株だけ?!
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存在感がありますね。



ここには大きなヘメロカリス園があります。

ヘメロカリスの向こうに
カンナ!アメリカデイゴ!
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さらに高くジャカランダ!
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ジャカランダの下のイナゴマメ。
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今年はたくさんの果実が大きくなっています。

キッチンガーデンではジャガイモの収穫中。
あれ!コスモスが咲いています。
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最近は「センセーション」など
短日性に固執しない花が作出されていますね。

田植えが終わっています。
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蓑(みの)を置けば隠れそうな田んぼ。



今日(2018/06/16)は隣接の
大阪市立自然史博物館の「友の会」の
田植えの日でした。
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私は会員ではないけど
バックヤードの田んぼ(!)に行き
見学させてもらいます。

昨年(拙ブログ 2017/06/18)とおなじく
大勢が一度に田んぼに入れません。

初めから終わりまで
活躍した女の子がいましたが
スカートもなにもかも泥まみれです。
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「やまぶきも巴も出(いず)る田うゑかな

許六の句を思い出したりして!すみません。
ちなみに山吹と巴は女武者です。

今年もあまった黒米の苗をもらったので
わが家でも田植えです。
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ああ!ちょっときゅうくつですね。
半分は
どこかに移植しなければなりませんか。
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蛍袋の咲く恵心院 2 足穂の見た風景 [不謹慎ですが、、、]

ホタルブクロの咲く
恵心院の庭で(拙ブログ 2018/06/15
靴を脱いで四阿(あずまや)に座れば
眼下に宇治川が流れています。
blog05恵心院.jpg

向こう岸に平等院鳳凰堂の
屋根の鳳凰がキラリ。

ホタルブクロ(蛍袋)!
「ほたる」?!
あ!「たるほ」!?

これは稲垣足穂(いながきたるほ)が見た
景色かも知れません。

かれは戦後 8 年か 10 年か
ここに住んでいたらしい。

名筆「A感覚とV感覚」!
もっと分かりやすくいえば
「アヌス感覚とヴァギナ感覚」!?
それを執筆した場所なのかも。

なんとなく
「アヌス」「尻の穴」「尻」
尻が光る「蛍」と連想しただけ。
「A感覚とV感覚」は私には難解で
まったく理解していませんが。

その著書の中に
「宇治山の上に立つ白い夏雲」
なんて文章がありますが。

また

「ぼくが死んだら宇治川へほうり込んで
「いざよう波の行方知らずがよい

と!妻にいっていたそうな。

「貧苦」と「酒」だけの人生。
いいですねぇ!媚びない孤高の人生は。

でも!なん度か禁酒を思い立ったらしい。

橋姫さまが住む宇治橋の三の間。
blog00宇治橋.jpg

源氏物語(宇治十帖)の浮舟は身を投げ
秀吉は茶の水をくませたところ。

ここから
足穂は禁酒を思い立って
持っていた酒瓶!
もらいものの灘の白鶴のたぶん上等な酒を
投げ捨てたといいます。

ルビーの指輪もいっしょに捨てたとか。
どうしてなのか知りませんが。
少ない財産のひとつなのに。
誓いを込めてそうしたのかも。

ま!しかし!
やめられるはずがありませんね。
依存症が簡単に治ってたまるもんですか。

はなしの澪(みお)を
宇治川の土手に上げていうと
笑福亭松鶴(6 代)の誓いはこんなもの。
blog000松鶴.jpg

禁酒は初めから
3 日間と決めている用意周到さ。はは。



さらに失礼ついでに書くと
足穂夫妻は変なのですね!私から見ると。

妻の前夫が天理教のなにかになっていて
年に 1 度くらい
九州から大和の教団本部にくるといいます。

会いたいという先方の申し出に
夫婦で会いに行って
いっしょに楽しく飲食しています。
それまで足穂と前夫は
なんの面識もなかったのに。

そんな交友を前夫が死ぬまで
数年つづけています。

私は別れた人にも
パートナーの昔の人にも
絶対に!会いたくありません。
偶然会ったとしても
急いですれ違うだけです。

娘は「私には関係ない」といって
1 度も前夫と会わなかったそうな。

娘にとっては実父なのに。
父のほうが娘に会いたかったのかも。
ま!しかし!と~ちゃんは
浮気してこどもをつくって
母子を捨てていますからね。

私は
娘さんのほうがフツーに思えますがね。

ついでにいえば(澪をはずれるばかりですが)
この妻は夫の愛人の出産に立ちあっています。
夫が産ませた子をとりあげています。

妻は看護婦(当時の呼称)で
助産婦(同上)でした。
だからといってもねぇ!
このあたりのほうが小説になるのでは。



足穂夫妻が
夕食をしている写真がありました。

ビール 3 本だけ。
つまみもなにもなく!ビールだけ。
実につまらなさそうな顔をしています。

ま!こんな夫婦にかぎって
撮影が終わると「がははは」と
大笑いしているのかもね。



(稲垣足穂著/A感覚とV感覚/)
(稲垣志代著/夫 稲垣足穂/)
(アサヒグラフ編/わが家の夕めし/)参照
(敬称略)
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