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黒門市場 ワンコイン市 [食い意地]

「あご!はずれたんだって?!」

「だれにきいたの!あごは痛いけど。

「体調!悪そうね」

「珍しく頭痛の襲来!目がかすむ!
「盲腸あたりが痛い!股間も。

「工事(!)の後遺症?!」

「は?

「金抜き手術(工事!)の」

「だれがオカマだぁ!?股関節が痛いの!

アラフォー(around 40)の!いや!
アラフィフ(around 50)らしい
おばさん!いや!おね~さんに
連行されて黒門市場へ。
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「黒門 ワンコイン市」があるのです。
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おね~さんひとりの食べ歩きなら
あまり多くの種類を食べられません。
そこで!だれかとシェアしたいようですが
子分(!)のオトコどもには
みんなふられたようですね。

ビョーキの私にどうしろというの。



黒門市場はその昔は韓国の旅行者ばかり。
この前までは中国の人があふれていて
旅行かばんを引きずって歩いていましたが。
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早朝からあったあの雑踏はないですね。
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ニッポン人の客ばかり。
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私に「ニーハォ」とか
「ヘロー」とかいう店もありません。

「とにかく座るところを確保しましょう。

「各店舗内で食べられるでしょ」

「食べられますけどね。

ひとつだけ注文して分け合います!が
できない店がフツーですよね。
ひとり!ひとつ!の
注文をお願いします!といわれたら
1 人前ずつ食べて歩かねばならないでしょ。
ふたりできた意味がないでしょ。

まず!インフォメーションセンターへ。
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休憩スペースのイスを確保します。
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食べものを分けるには必要な紙皿!箸!
それにティシュ!缶ビール!お茶!
等々を置きます。

「用意がいいねぇ」
「でも!なによ!そのモーニング娘。は」

盗られても惜しくなく
目立つ柄のシートを持ってきたのです。



サーモン丼は 500 円。
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ごはんがあたたかいので
鮭を別皿に入れてくれました。

「ワンコイン」とは 100 円か 500 円で
税込み価格。
どれも普段の半額以下の値段らしいです。

焼いた牛肉も 500 円。
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土用の丑の日に食べられなかった
鰻丼 500 円も買ってきました。
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これ 1,100 円で売っているの!?平日には。
そんなにいいウナギとも思えないけど。

あ!スープがついてないじゃないの!?

文句をいいにいったら
テイクアウトには
インスタントの吸いものの素とのこと。
袋の底に入っていました。すみません。

だし巻き!アジ(鯵)の南蛮漬け!
それに漬けものふたつ!?
みんなひとつ 100 円!
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でも!
さすがに包丁までは持参しませんでした。

「沢庵!どうすんのよ。

「漬けものは家の母親に持って帰るの」

「わらび餅 100 円はいいけど
「この箸はなんなの!?
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「半額 100 円だったから」



あ!ハモ(鱧)の皮が!
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さすがに
てんぷら!つまり
魚のすり身を素揚げした
揚げかまぼこの専門店。

大阪のこの季節にはハモを使うので
皮が豊富にあるのかも。

先日!八十八(桂米朝)の句

「団七も三婦も今宵は鱧の皮

を思い出しましたが(拙ブログ 2020/07/25
八十八の句をもうひとつ。

「浴衣がけだんじり囃子はもの皮

天神祭でしょうか。
今年は聞けなかったようですが。

ハモの皮は 300 円。

ここホンバ(!)の「ハモの皮」は
3 種類も並んでいます。

「上」の「ハモの皮」は
やはり 300 円ですが量が少ない。

さらに 500 円のものが。
これはきざんでないですね。

この店に「あんぺい」がありました。
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夏祭だけの練りもの。
原則!ハモのすり身だけで
こしらえているもの。

基本の白色のものと青海苔入りのもの。
とても!やさしい食感。



ひとつ 100 円の
ジャンボ大福を買って帰ります。
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白いのと「よもぎ」のもの。



(敬称略)
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