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鯛めし 小楠公 漂えど沈まず [昼定食]

大阪市を背骨のように南北に走る谷町筋。
暑い。
北へとぼとぼ!成算のない彷徨。

お!「鯛めし」!
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「谷町 2」の交差点の近く。
その名も
「谷町二丁目 鯛めしや はなび」!?
はは!長い!
どれかひとつの単語でいいのでは。

ランチには「揚げもの」が目立ちます。
から揚げ定食やら豚カツ定食やらを
掲げている店舗や弁当の多いこと。

それを嫌う人は
麺類やらカレーやらに流れています。

揚げものをどっさりとか
ラーメンをすするより
「鯛めし」!食べたい!

たまにはぜいたくしますか。
地下の店舗に入ります。

ランチの「はなび御膳」は1,000 円。
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さらに「鯛の漬け茶漬け」をつければ
プラス 200 円。(税抜きです)
「鯛の漬け茶漬け」をつけないで
グラスビール(200 円)をつけましたが。
暑くて!魔が差して!すみません。

献立表をリライトすると。

造りは 紋甲イカ 鳴門巻き!
小鉢は 焼き茄子 薯蕷掛け!
    オクラ おかか和え! 冷やし素麺!
焼物は 鯖 蒲焼き!
揚物は 豚ロース 利休揚げ 旨出汁餡掛け!
食事は 鯛めし!
香物は 野沢菜漬け!
汁物は 夏大根と三つ葉 味噌汁!
甘味は 抹茶ムースケーキ!

お代わりのできる「鯛めし」は
2 膳いただきました。
味噌汁もお代わりできたようです。



さらに北へ歩いて
大川(旧淀川)に出ました。

「小楠公義戦の跡」の碑。
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小楠公(楠木正行)がなにかしたところ。
「大阪市東区教育会」の建立。

正行は太平記の中の英雄でしょうか。
それが正義の時代の遺物。

あ!紀元 2,600 年の記念碑のようです。

「紀元 2,600 年」と書くのは邪道!?
「紀元二千六百年」が正しい?!

「紀元二千六百年」は昭和 15 年(1940)
政府は国をあげての
祝賀ムードを演出したのですね。

志那事変(1937)からつづく戦争下で
物資不足から国民生活は疲弊しているのに
なにをしているのやら。

その困苦欠乏の不平の矛先をそらし
やがて!真珠湾奇襲につづき
日本が壊滅するまで突き進んだ
狂気の責任は「教育会」にもあるでしょう。

でも!それを狂気と思わず
正義と信じていた国民もいたでしょうから
思えば!すごいことです。

正義は移ろいやすく変身するばかり。
庶民の平和はかんなくずよりはかなく。



あ!大川をのぞくとアヒルちゃんだぁ!
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八軒家浜に浮いています。
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前にここで見たのは
昨年のような気がしますが 2009 年でしたか。
暑さで脳みそがゆだっています。

~Fluctuat nec mergitur~
「漂えど沈まず ラバー・ダック」だそうな。

「漂えど沈まず」は
セーヌ川の船乗りたちのことば。
沈みさえしなければ
復活できるということ。

新型コロナウイルス禍の水の都を
元気づけるため?!
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それにしても暑い。

もうすぐ敗戦記念日がきます。
その大戦で
私の親族はなん人死んだのでしょう。
こんな子孫でごめんなさい。合掌。
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