夏の妙見山 バーベキュー好きは歩かず

のせでん・妙見口駅から歩きます。
自称・日本一の里山の棚田に
稲の穂が揺れています。


山国はもう秋の風情かな。

月例の寄せ集めのハイキング。
参加する人が高齢化し
柔軟な思考力がなくなり
「8 月は妙見山」という
刷り込みが消えない人多し。

私としては変化が欲しいので
今年こそは妙見山は避けたかったのですが。
押し切られましたね。

歩いて登らないんですかぁ！？


「どうぞ！ご勝手に」

みなさん！私の指示を待つこともなく
「妙見の森ケーブル」に
着席してしまいました。

ま！私も乗りますか！
みなさんを放っておく訳にもいかないから。



予約しておいた
「妙見の森バーベキューテラス」へ。


ここはなん回目かの夏。
両の指で数えられるかしら。

ひと昔前にごいっしょした！いく人かは
鬼籍に入ったり
社会的に死んだり。

やめましょう。
せんないこと。
今年もバーベキューをしましょう。


飲みものは支給しません。
個人持ちです。
自分の分だけ勝手に段取りしてください！

なんですか！いつの間にか！
私の前に置かれた缶ビールは！
他人に干渉しないように。

ぬくもるから！飲みますだ。
すみませんねぇ。
でも！あんまり感謝しなくて
申し訳ないから！やめてくださいね。

席を立っているうちに
今度は缶チューハイが！
あれ！？ワインが！

私のアルコール嫌いは
周知しているでしょう。

あたたまるから飲みますが
ホントにやめてください。

いたちごっこで
なん本かいただいたら！ぶっ倒れそう。
ひとりだったら寝ていますよ。

あ！なん人かはすでに
魚河岸のマグロのようにころがっています。



初めてここにきた人のため
案内がてら散策しておきましょう。
生きている（？）人もついてきてね。

北極星行きの電車の線路です。


ここ妙見山は北極星信仰の聖地です。

山頂に行きます。
千鳥足に歩かせるのも酷なようなので
リフトで登ります。


アジサイが咲いています。
多くはドライフラワー（？）に
なっていますがね。

鳥居があります。


寺院ですが能勢妙見宮とも呼ばれています。
神仏習合でなにがなんやら。

「能勢妙見山」といえば
北極星信仰の聖地で！
日蓮宗の霊場で！
山の名前で！ハイキングのメッカで！
たくさんのことを包含しています。

寺院の正式名称なんて！まず
だれも知りません。

初めての方には「祈りの小径」をのぼり
「戻り馬」に会っていただきます。


太平洋戦争のとき！金属供出され
溶かされそうになったそうな。

これは青銅じゃない！
石じゃないかと叱られて
引き取ってきた馬です。

山頂の本堂というのか
能勢妙見堂といえばいいのか。


新型コロナウイルス禍で
夏休みなのにセミの声ばかリ。

信徒会館・星嶺です。


ガラス張りの仏教の礼拝堂でもあります。

いつもは中に入れるのですが
やはり「コロナ」の影響で
扉をかたく閉ざしていました。



寝ている人を起こして下山します。
生きているうちに連れて帰らねば。

最後にバス組と
徒歩グループに分かれてしまいましたが
全員！無事に
妙見口駅まで帰ってきました。やれやれ。

おばさんが！いや！おね～さんが
アイスモナカを買ってくれました。


大きな黒豆が入っています。
生き返ります。

ここ豊能町（とよのちょう）といえば
私はまず！山口納豆を思い出します。


今日も買って帰ります。
6 個で 500 円（税込み）。

いつもは 3 個で 69 円の納豆を
食べていますが。



帰路の「のせでん」は風鈴電車。


今年の願いは「疫病退散」ですか。