SSブログ

東福寺 紅葉 正覚庵 筆供養 [平安京有情]

京阪・JRの東福寺駅の西側の
琵琶湖疏水の横に
一軒家の喫茶店があります。
blog71.jpg

古民家なんでしょうか。
屋号は
「Cafe January(カフェ ジャニュアリー)」
日本的でもないですが。
blog72.jpg

私は土間の席に誘導されましたが
ほとんどの客が靴を脱いでいます。

結構!遅くまで
「モーニング」メニューがありました。
blog73.jpg

「トーストモーニング」をいただきます。
blog74.jpg

一番安い「モーニング」ですが
税込み 650 円!
しっかりした値段です。
私はランチ兼用にしなければなりません。

ゆでたまごの殻はついたまま
頭をカットして提供されました。
blog75.jpg

金田一春彦が放送局の食堂で
朝食を摂っていたとき
膳にゆでたまごがついていたそうな。

いっしょに食べていた人のそれは
手違いで生たまごだったとか。

その人は知らずにそのたまごの殻を
むき出したのだそうな。

それを見て金田一は驚きました。

たまごには殻の下に薄皮があります。
だから!たまごはつぶれずに
半分ばかりむけたそうな。

それだけのことですが!ふしぎです。

どうして!
むいている本人は気づかないのに
横で見ている金田一が
生たまごと知っていたのでしょう。

この店のように調理場で
頭をカットすれば
生たまごを客に出すことはないのですが。



東福寺駅前から人の流れがあります。
南の東福寺につづいています。

三ノ橋川に架かる臥雲橋を渡ります。

この川はカエデの谷。
橋の上流に有名な通天橋があります。
blog76.jpg

紅葉の谷です。

右岸は赤く
左岸はまだ緑色。
blog77.jpg

真ん中あたりから見るとグラデーション。
blog78.jpg

通天橋からこちらをながめると
もっときれいな谷ですが
そちらに行けば拝観料が必要。はは。



さらに南下すれば
東福寺の塔頭の正覚庵がにぎやか。
blog79.jpg

普段は一般公開のない寺院ですが。

今日(2021/11/23)は
筆供養の日なんですね。
blog80.jpg

筆塚の前に筆が集められています。
blog81.jpg

筆神輿(ふでみこし)が
町内を回って帰ってきました。
blog82.jpg

お稚児さんが可愛い。
blog83.jpg

山伏!活躍中。
blog84.jpg

煙を浴びると字が上達するそうな。
blog85.jpg

法要が終わっても
まだまだ!筆を投げ入れています。
blog86.jpg

裏山(!)で
野点(のだて)があるようです。
blog87.jpg

せっかくの機会なので
裏山に入れてもらえば
紅葉がすごいじゃないですか。
blog88.jpg

茶店ができていて
おでんやらそばやら売っていました。
blog89.jpg

般若湯も。
blog90.jpg

もっと早い時間にきたらよかったですね。



(金田一春彦著/ケヤキ横丁の住人/)参照
(敬称略)
コメント(0)