高代寺のクマ 吉川八幡のウマ 里山の秋

能勢電鉄の終点の妙見口駅の前の
「お食事処 津の国屋」で里芋を買います。


親芋が 700g ほどのもの 100 円。
小芋が 500g ほどのもの 200 円。
店のおばちゃんが帰るときまで
あずかっておいてあげるといいますが
どちらへ帰るやら分からない風来坊。
背負います。

高代寺（こうだいじ）町石道をのぼります。
いきなり急坂でひぃ～！ひぃ～！
足をとめて見あげると！
数の少なくなった柿の実。


また少しのぼって息継ぎすれば
ユズの実が笑っているような。


町石道から案内板を頼って旧・山下道へ。
今日は旧・山下道を探しにきたのですが。

林間の
ゆるやかなアップダウンのつづく道でした。


旧・山下道は幅員のある林道か農道かと
勘違いしていました。
この道なら歩いたことがありましたね。

旧・山下道を抜けて
一庫ダム・知明湖方面へくだるつもりが
高代寺に向けて舗装された道があったので
のぼることにします。

ここも急な坂が休むことなくつづきます。

わ！？
しんどいとき！
よりしんどくなるような落書き！？


長くつづくじゃないですか！


これ！芸術だったのですか。


落書きと間違えてどうもすみません。

こんな上り坂で難儀しているときでも
貧乏性は落ちていた枯れ葉が気になります。


家の水槽の
カワニナに持って帰ってやりましょう。

だいぶ！のぼりました。


秋が急いで過ぎようとしています。

山寺の高代寺に着きました。


あら！？
なんですか！山寺に似合わない建てものが？！


クマさんの住まいでした。

先ほどの「アート」の説明に
「熊のトヨ」とありましたが
このクマのことですか。

ちなみに本名（？）は「とよ」
平仮名らしい。

「とよちゃん」と呼んだら
とよちゃん！
奥の寝室から出てきてくれました。


2014 年に
イノシシの捕獲わなにかかったらしい。

私は初対面です。
ということは！
年になん度もふもとを歩いているのに
長年！ここまで
のぼってきていないのですね。
情ない。

尾根道をたどり！吉川城跡に向かいます。

あ！？
けしからん！まだ！
黒川方面行きの案内板があります。


こちらへくだったら
脱出に大変です。（拙ブログ 2018/10/10）

朴葉（ほおば）だらけの道がつづきます。


なにもあせって
拾わなくてもよかったのです。

吉川城跡！なんにもありません。


付近に空堀らしいものはありますが
はたして！空堀かどうか。

くだります。
急坂です。

向こうの山には「妙見の森ケーブル」が。


上下の駅ともに！全容が見えます。

やれやれ！
吉川八幡神社まで降りてきました。


ここには神馬（しんめ）の
「いづめ」がいます。
狭いところから顔を出してくれました。


おとなしい馬です。
私とは初対面ではありません。

あれ！？


阪急電車の頭がひとつ増えていません？！

里の棚田は静かです。


ススキの向こうで柿の実が寂しそう。


結局！妙見口駅まで帰ってきました。
里芋！あずかってもらっておいたら
よかったですね。

それとも！クマさんやら！ウマさんやらに
あげたらよかったかな。
クマやウマが
里芋を食べるのかどうか知りませんが。

帰路の能勢電車にいっしょに乗ったハチ（？）！


出してあげたいけど。