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浅香山緑道のツツジ散る 2023 [解語の枯れ尾花]

JR阪和線の電車から
大和川の下流を見れば
色気づいて!いや!色がついています。
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ツツジが咲いています。

忙しい身ですが
(ウソついてすみません)
大和川のそばの浅香駅で降ります。

降りた以上!
あわててもしかたがないような。
とりあえず!ランチにしますか。

あんまり!ランチができる店舗が
ある場所でもありません。
それなのに!記憶にある店舗が 3 軒も休み。

「お好み焼き 野球小僧」は営業中。
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この店!屋号が面白いから
知ってはいましたが
入店した記憶はありません。
忘れやすいこのごろですから!はたして。

値段が懐中にあいそうなので入ります。
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お好み焼き定食!税込み 700 円。
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ピクルスのような漬けものがうれしい。
不謹慎ながら
お好み焼きは強いていらないから
半額にしてもらえないかと
思ってしまいましたが。



赤い色の見えた大和川の堤の
浅香山緑道を歩きます。
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ヒラドツツジが
2 千数百本!植栽されています。
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春の恒例の「浅香山つつじまつり」は
新型コロナウイルス禍で中止になって以来
今年も開催がありません。

昔はゴールデンウィークごろに
見ごろになっていた気がしますが
近年は 4 月の終わりには
花期が終わっているような。

今年ももう(2023/04/24)
みすぼらしい姿になっています。
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配水施設が見えます。
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ツツジは!もとは
浅香山浄水場(大阪府堺市)の
樹木だったのでしょう。

今!浄水施設は取り壊され
配水施設だけのはずですが
市民はやっぱり
浅香山浄水場と呼んでいるようです。

「つつじまつり」のときには
配水施設にあがったりしていたのですが
今年は施設内に立ち入り禁止です。

ツツジの緑道 600m を往復して帰ります。



ニセアカシアの花が咲いています。
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六甲山などでは嫌われて
伐採されている木ですが
今年も白い花に会えて
なんだか安堵します。

河原に菜の花が咲いています。
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冬の終わりに(拙ブログ 2023/02/24
調べた(!)恐竜のしっぽのような
砂の盛りあがりで育っていた
セイヨウカラシナでしょうか。

あのとき!だれかが
あの河原のカラシナの実で
辛子を作ったといっていましたが
私はつぼみを食べてみたかったのですが。
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乙訓寺のボタン たけのこあんぱん [町道!街道!眠り未だ足らず]

八条ケ池です。
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長岡京市。
阪急・長岡天神駅からすぐ西にあります。

向こうに見える池の中の堤は
正面大鳥居がある長岡天満宮の参道です。

その堤に樹高が 2m を越える
キリシマツツジが植えられています。
真紅の花が燃えている季節のはず。

なんだか!くすんでいませんか。
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参道にひとは売るほどいますが
赤い花がありません。
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もう!真紅の季節は終わっています。
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とりあえず参詣しましょう。
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境内でキリシマツツジの苗木の販売やら
食べもの等のブースが出ていました。

筍(たけのこ)の季節。
筍は長岡京市の名産です。
生産量では多くの他県におよばないものの
品質の良さは日本でトップクラスのはず。

筍の上品な加工品が
たくさんあるようです。

「竹の子あんぱん のこのっこ」で
朝食にします。
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あんこの中に
筍の砂糖煮(!)が入っていました。

税込み 350 円!
安くはありません!はは。



北に歩いて
乙訓寺(おとくにでら)に行きます。

春はボタン(牡丹)の花で有名です。
が!なんだか寂しい。
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公称 2,000 株と聞きましたが
ここも!
もう!花の季節が終わっています。
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少ない花を愛でて帰ります。
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菜の花畑が広がっています。
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アブラナ科の植物ですが!なんでしょう。



長岡天神駅まで帰ってきました。
ランチしたいのですが。

筍ごはんなんていいですがね。
いいけど!スルーします。
好みにはあうのですが
懐中にあいません。

焼き肉店!?
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ランチは 1,900 円から?!
やっぱり!
私のランチ場所ではありませんね。

え!?
定食は 700 円から?!
手が届きそうですね。

「焼き肉の大拙」に入店します。
焼くコンロのあるテーブルに
通されました。

一番安価な「ホルモンたっぷり定食」
税込み 700 円を注文。
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あれ!?
焼きながら食べるのじゃなく
焼いたものが出てきました。

まぁ!手間が省けますがね。

「ホルモンたっぷり」の
イメージは乏しいのですが
これで十分です。



街頭(!)で筍が売られていました。
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3 本で税込み 500 円。

淡竹(はちく)!?
ツツジ!ボタンの花期が早いので
淡竹も早いのかと思ったのですが
さわると!皮に毛があります。

孟宗竹ですか!?
細いけど。

筍の知識は皆無なんですが
こんなに伸びていても大丈夫ですか。

売っていたおばちゃんが
念のため!ぬかをつけてあげるけど
水でゆでただけでもおいしいといいます。

なるほど!
その通りでした。
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酒神 松尾大社 山吹まつり 酒粕たけのこ [解語の枯れ尾花]

阪急・松尾大社駅からすぐ
松尾大社に着くとヤマブキの花盛り。
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山吹まつり(2023/04/10 ~ 05/05)開催中。
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まつりといっても
笛や太鼓がはやしている訳でも
香具師(てきや)がたこ焼きを
売っている訳でもありません。

しゅくしゅくと!しかし黄一色に
咲いています。
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境内に横から入ります。
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檜皮葺(ひわだぶき)の建てものだらけ。
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京都盆地の西の端にあります。
松尾大社!松尾神社!松尾大神!?
いろいろな表示が見えます。

また!「まつお」とも「まつのお」とも。
歴史やらの事情があるのでしょう。

「亀の井」という湧水があります。
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この水を混ぜると
酒が腐敗しないといわれ
全国の酒蔵が持ち帰るそうな。

この水はここでいただくこともできます。

それで松尾大社は酒神として信仰を集め
奉納の酒樽が
境内のそこここに積まれています。
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画像の手前の植物はカギカズラ。
葉のわきに「カギ」があります。
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本殿の後ろの山に自生しています。

正面の楼門のほうに回ります。

満開は過ぎたのでしょうか。
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公称 3,000 株のヤマブキです。
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拝観料のいる庭園に行けば
白花のヤマブキも鑑賞できるとか。



楼門の前に茶店の「団ぷ鈴」があります。
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なんと読むのか知りません。

みたらし団子(ひと皿税込み 400 円)を
いただきます。
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ささやかなランチです。

ひと駅向こうの嵐山界隈より
少しだけ安価です。

外でいただきましたが
中で食べたら違う値段かも。

やはり楼門の前の
「お酒の資料館」では
無料で休憩できます。
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その横の
「京つけもの もり」で
筍の漬けものを買って帰りましょう。
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「味わい たけのこ」(税込み 756 円)と
「酒粕 たけのこ」(税込み 864 円)!
どちらもおいしそうです。

財布はやせていて
肝っ玉は委縮している貧乏人は
ふたつとも買う蛮勇はなく
しばし立ち尽くします。
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色情めす市場 生きて動いて [活動写真]

1974 年公開の日活映画
「まる秘 色情めす市場」の
「4K デジタル復元版」を鑑賞しました。

「まる秘」は
丸の中に秘の漢字を入れた文字ですが。
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この画像は中途半端に
少しだけ着色していますが
(これはスチル写真かも)
ほとんどモノクロ映画ですが
パートカラーでもあります。

ときどきカラー画面になるのが
パートカラーです。

1970 年代になると
日本の映画界もみんな「総天然色」!
そう!カラーといわずに
総天然色と呼んでいたのです。

モノクロにこだわっていたのは
黒澤明監督など少数派でしたが。
あ!モノクロといっても
セピア色などではなく!
「白黒」限定ですよ。
その黒澤明でさえ部分的に総天然色を
はさむようになっていたのです。

それをパートカラーと
変なカタカナをだれかがいい始めました。

が!潤沢な予算のある
有名監督作品ではなく
おカネのないピンク映画(ポルノ映画)では
濡れ場だけ総天然色で
撮ることが多かったのです。

ピンク映画!?
モノクロ(黒白)でもピンク?!
書いていて笑えますな。

余談ついでにいいますが。
その昔!
大蔵映画のピンク映画が席巻したころ
時間つぶしに見ていたひとたちは
映画館で寝ていたそうな。

ピンク映画でもちゃんと脚本があって
ストーリィが展開します。
ずっと寝ていても
濡れ場だけには起きて見たそうな。
物語にはなんの興味もないんかい!!

濡れ場だけ!総天然色!カラー!
カラー画面は光の量が多い!
だから!その変化に目が覚めるとか。



映画の舞台は半世紀前の
釜ケ崎(あいりん地区)でしょうか。
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阪堺電車が走っています。
当時は南海だったのかも。

ヒロインは 19 歳のトメ。
あのね!
もっと可愛い名前はなかったの!?
リカちゃんとか!まりりんとか。

母はヨネ!弟はサネオ。
夢がないこと。

トメは街娼。
組織に属さない売春婦です。
母親も売春婦。
母親といっても
トメを 15 歳で産んだといっていますから
よけいなおせっかいですが
足し算すれば 35 歳になっていないのかも。

ま!衛生状態の悪いセックスだらけ。

飛田遊廓(新地)なんかの
管理売春のほうが
少しはマシのような!知らんけど。

私もそうですが
楽で得と分かっていても
組織の中では息苦しくてたまらない性格は
変えようがないのかも知れません。

カネさえもらえば
母親の愛人ともセックスしたり。
「年増はいらん!
「若いのとチェンジ!
と要求する客のところへ行ったら
その年増は母親だったり。
障害のある弟の性欲を処理してやったり。

駆け落ちのカップルが
食うために
かの女が売春することになったら
悲しい結末をむかえたり。

ストーリィ性は乏しくても
なかなかの内容です。



あれ!?
パートカラーは?!

終わりのほうで
サネオがペットの鶏を抱いて
通天閣をのぼるところや
四天王寺の五重塔のところが総天然色!
変なの!?

濡れ場じゃないじゃないですか!



映画館の通路に
「紅萬子(くれないまんこ)」の
サインがありました。
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この大阪出身の女優の本名は
「満子(まんこ)」のはず。
そして!その名に
誇りを持っていましたが。

関東に行ったら
勝手に芸名を変更してくれていたそうな。
失礼なはなしですね。

なにが悪いの!?

女性器や性行為を
想像させるからでしょうか。

女性器の呼称は
古事記・日本書紀以来!
いろいろと記述されています。

方言もいっぱい。

梶山季之は 50 以上探しています。

その方言には
その地方のひとだけが敏感。
他の地方のものが聞いても
別段!卑猥とも感じなく
まず!反応しないものらしい。

「満子」なんていっても
関西ではなんのリアクションもなく
関東人が必要以上に騒いだのでしょうね。



(現在!紅萬子は芸名を変えています)
(梶山季之著/ぽるの日本史/)参照
(敬称略)
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奈加美神社の藤の花 [解語の枯れ尾花]

藤の花が咲いています。
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奈加美神社に着いたのですが
こちらは裏でしょうか。

「藤の花なら
「泉佐野市の奈加美神社ですよ。

なんて!某お大尽が教えてくれたので
忙しい身なのに(ウソついてすみません)
途中下車してきたのですが。

南海・井原里駅から歩いていて
どちらに行くか不安になって尋ねたら
お大尽いわく「知らんけど」です。
関西人のクセですね。

関西人はなんでもかんでも
聞きかじりをすすめたりしますが
最後は「知らんけど」でおしまい。

大回りして!やっと表にたどり着くと。
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門前から藤花があります。
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境内に入ります。
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今が花の盛りでしょうか。
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10 種類あるそうです。
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長い房の花も上から下まで
そろって開花しています。
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藤といえば棚仕立てが普通ですが。
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いろんな樹形も鑑賞できます。
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たくさんのクマバチが飛び交っています。
まったく!ひとを意識していませんね。

「くまばちも ひともそれぞれ 藤の棚
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大きいハチなので驚きますが
ま!危害を加えてくることもないでしょう。
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