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垂水漁港 マリンピア神戸 さかなの学校 [猫も歩けば棒立ち]

山陽・JR垂水駅の前の海神社は
「うみじんじゃ」とか「わたつみじんじゃ」とか
いろいろ呼ばれています。

「海」を「わたつみ」または「わだつみ」と読むのかと
勝手に理解していましたが。

南の海に向かって大きな鳥居。
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北から見た鳥居の扁額に!なるほど!綿津見神社。
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反対側から見たら!あれ!?
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「海神社」?!

神社を見る位置で呼称を替えなければならないのかも。
深く考えるのはよしましょう!氏子でもないものが。



この大鳥居はなにかバランスが変?ずんぐり!?

少し西に行くと
海岸側の緑地帯と住宅街の間に
コンクリート造りの仕切りが見えます。
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700m くらいつづいています。
海岸の水際の波返しかな。
つまり!昔の海岸線。
海岸を沖まで広く埋め立てたのですね。
それで!波打ち際にあった鳥居も埋まって
結果!低くなったのかも。



鳥居の向こうが
「イカナゴの港」の垂水漁港と神戸市立水産会館。
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正午に昼網のセリが行われていました。
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イカナゴのシーズンは終わったみたいです。

イカナゴが海から消える訳じゃないのです。
イカナゴが成長してしまうらしい。
釘煮にできるほどの大きさのものがいなくなるとか。

ちなみに大阪では
イカナゴの大きなものはカマスゴと呼ばれますけどね。
カマスの子じゃないのに。
干したイカナゴの成魚を
綿花畑なんかの肥料として
カマス(むしろで作った袋)に入れて出荷されていたから。
私の拙い解釈ですので人にいわないようにね。

神戸市漁業協同組合直売所で
チューブ入りの海苔の佃煮 302 円を買いました。
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このあたりは
養殖海苔の品質もいいと自慢していましたから。

食生活が貧寒な
アラフォー(around 40)のお色気おばさん
いや!清純な淑女にたまにはプレゼントして
手なづけて(失礼!)おきますか。



西に歩けば西洋風の建てもの群が出現!
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すごいですね!
埋め立て地に街ができています。

マリンピア神戸という街。

街角の「KOBE BRAND」という洋菓子店に
私の手が届くランチがありました。
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670 円。
ドリンクはいくつかの中から選べました。

この洋菓子店はプリンに自信があるようです。
デザートについています。

少しだけです。
「もっと食べたいもんじゃのぉ」
思わず!おじゃる丸になったりして。



街はずれに「さかなの学校」がありました。
神戸の漁業全般を学習するところ。
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入り口の円形水槽に地元の魚が泳いでいます。
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詳しい名前は存じませんが
アジ!メバル!イサギ!の類がいます。
川に棲むヤマメとアマゴもいっしょに!?

淡水魚と海水魚が並んで遊泳。
そういえば昔!よくそんな展示がありましたね。

しかし!もともと降海型のサクラマスやサツキマスの
降海しなくなった(陸封型)種類がヤマメやアマゴなら
そんなに不思議な絵でもないのかな。



紛れ込んだ街は春の霞の中。
けだるい。
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流れ橋 流れてバイキング [たべほ!ブフェ!バイキング!]

自転車を借りました。
京阪電車の改札口のそばの
八幡市(やわたし)駅前観光案内所で借りられます。
無料です。
いい街ですね!京都府八幡市は。

サイクリングロードを走ります。
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サイクリングロードは
木津川上流から桂川上流まで 50km あるそうです。
八幡市はその中間あたり。

木津川をさかのぼります。
自転車歩行者専用道路ですから快適です。
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流れ橋を目指します。

流れ橋とか潜水橋とかいわれている橋は
木津川には多いのですが
映画のロケなどでよく使われるので有名な
上津屋橋(こうづやばし)に向かいます。

河川敷に茶畑があります。

無機質な寒冷紗の中で
ピンクの蝶が飛びかっています。
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女の子が 3 人!鬼ごっこ。



あ!
流れ橋が!
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工事中!?

流れ橋が流れた!のですね。

ここの流れ橋は洪水時には流れても
橋の板はロープでつないでいるので
また引き寄せて組めばいいという構造。

その予定だったのですが
昨秋の洪水時(2013/09/16)には
ロープはちぎれて
橋はどこかへ行ったようです。

橋板を作り替えています。
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「一昨年もその前年にも流されて」
「どこかへ行ってしまい」
「毎年!土建屋ばかり喜んでいる」と
地元のおじさんが苦言を呈していました。

今年も同じ構造に改修しているようです。
来年も土建屋が喜ぶんじゃないですか。



土手を降りて
「やわた流れ橋交流プラザ」という
「四季彩館」に寄ります。

レストラン「八幡家」でランチにしましょうか。
ランチもディナーもビュッフェだけですか。
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ランチビュッフェ 1728 円。
高いなぁ。
消費税も 8 %時代ですからね。

朝を抜いていますので食べますよ。
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これでもう!おなか!いっぱいだ~!
それでも!
豚しゃぶがあるの!?
炒飯も皿うどんみたいなものも!食べるもんね。
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生たまごをもらってきていたので
白いごはんを食べますか!死にそうですけど。
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なんか!体に異常なものができているのかも。
得意だったオオカミのような食いだめが
できなくなりました。

コーヒーと野菜ジュースを飲みながら
デザートのケーキもいただきましたが
おなかが突っ張っていて意識がもうろう!
撮影しなかったのか画像がありません。
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カラスの恋 寒梅館のランチ [昼定食]

春の水面がまぶしい。
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京都は鴨川の賀茂大橋の上。
上流に向かって左手から賀茂川。
右の方から高野川が流れてきます。

高野川に架かる河合橋のど根性松
私が勝手にど根性松と名づけている
石の橋のすき間で生きている黒松に会いに行けば
川面は花筏(はないかだ)
桜の花びらがとぎれず流れて行きます。
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カラスが多い。
いつもこのあたりで
ハシブトガラスの集団に遭遇します。
カラスも恋の季節。



「おれの恋人よ!おまえは赤い薔薇だ」
「六月にぱっと咲いた赤い薔薇だ」
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あたし色黒やし!それにまだ!四月じゃないの。

「おまえはまるで甘い音楽だ」
「みごとに奏でられた甘い音楽だ」
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近寄らないでよ。

「おまえの美しさに負けまいと」
「おれの恋も命がけ!おお!おれの可愛い恋人よ」
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あ!なにすんのよ。訴えてやる。

「いつまでもおれの心は変わりはしない」
「たとえ海という海が干上がろうと」
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あなた!名代のプレイボーイ!評判悪いよ。

「たとえ海という海が干上がろうと」
「たとえ岩という岩が太陽に溶けようと」
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あなたの脳みそが蒸発してるんじゃない。

「おれの心は変わりはしない!いつまでも」
「そうだ!おれの命がある限り!おお!恋人よ」
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あちこちで同じことをいってるようね。

初めての恋だぜ!
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今日は!初めてでしょう。

延々とチュッ!チュッ!やっていましたが。
延々と見ている方もどうかと思いますが。
用心深いカラスが
カメラを取り出しても全然逃げませんでしたね。

右側のちょっと小さな体躯の方が男の子のような。
そんな気がしましたが。




西に向かえば出会う若ものがなぜか晴れやか。
同志社大学も新入生のあふれる季節かも。

寒梅館。
同志社大学の学生会館かな。
館名は新島襄(1843 ~ 1890)の詩
「寒梅」からとっているのでしょうか。

  庭上一寒梅
  笑侵風雪開
  不争又不力
  自占百花魁

この有名な詩は
北宋の王安石(1021 ~ 1086)の詩
「梅花」のパクリだといわれていると
最近知りましたが
有名になったもん勝ちです!世の中は。

1 階の「Hamac de Paradis(アマーク・ド・パラディ)」
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市井のレストランのようですが
学生食堂でもあるのでしょうか。

500 円の日替わりランチ!
あ!消費税額が 8 %になったのに
500 円のままですね。
もう!数年値上げしてないのでは。

キャピキャピの客で表まであふれています。

キャピキャピ!分かりますか。
古いことばでごめんなさい。
「Dr.スランプ」アラレちゃんのころのことば。

学生優先のようですので
遠慮して時間をずらせていたら
「日替わり」は売り切れ。
同じ 500 円の「ライスフードランチ」をもらいます。

ん?!
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これが「ライスフードランチ」です?!
ハヤシライスにキャベツがついているもの。
カタカナ英語ではそういうのですか。
ベンキョーになりんす。

店舗の内!外のテラス!腰をおろすところなし。

中庭に行って食べました。
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テーブルがありましたが
もし!不調法でしたら!あやまります。
すみませんでした。



カラスにいわせている詩は
Robert Burns(1759 ~ 1796)/赤い薔薇/平井正穂訳。

(敬称略)
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国民歌謡 国民食カレー膳 [食い逃げ未遂]

現代の人の愛唱歌といえば
いつも上位にランクされる「青い山脈」!

作詞は西條八十!作曲が服部良一。

服部が「京都に行く途中に曲想が浮かんだ」と
いっていたそうな。

「梅田(大阪かも)から省線に乗っていた」ときらしい。

今のJR京都線(東海道本線の一部)ですね。

さらに「六甲山がきれいだった」そうです。

ん?!

これが大変。



大阪府と京都府の境あたりの人は
それは「天王山」に違いないといいます。

梅田から京都に行くとき見える山は
天王山ですからね。

神戸の人は
六甲山といっている以上六甲山。
神戸から乗って
梅田を通り過ぎて京都に行ったのだと。

どっちでもいいじゃない!といったら
怒られましたがね。はは。



「青い山脈」の
作曲家自筆の音符・譜面がありますけどね。

京都や神戸ではなく
山にはあんまり縁のない大阪市の「まん真ん中」に。
ちなみにちょっと下品な大阪弁でいえば
「ど真ん中」にですが。

今!フェンスの奥に隠されています。
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服部良一の母校・東平小学校の跡地です。

フェンスからのぞくと自筆の五線紙。
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自筆かどうか!のぞきじゃ分かりませんが。

案外!このあたりの机上で必要に迫られて書いたのかも。
それじゃ面白くないので。
エピソードはあとづけかも。

国民歌謡をけなしてすみません。



不謹慎なことを考えながら
谷町筋に出て北に歩けば
空堀(からほり)の商店街が横切っています。

商店街に「旧ヤム邸」とあります。
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古い建てものでしょうけど
文化的に価値があるものでしょうか。

ん!?屋号ですか。
それじゃ!ヤムさんの家なのかどうか。

「カレー膳」というのを食べさせてくれます。
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930 円。
この日はカレールウ 4 種類の中から
2 種類を選べとのこと。
しからば
ほうれんそうと豆腐のチキンキーマというのと
ズッキーニのマリネのせ なすのポークキーマという
どちらも舌のかみそうなものを選びましたが。

ごはん!ライスというのかもしれませんが
玄米ライスとジャスミンライスのどちらか選択。

カレーもライスも日替わりでしょうか。

ピクルスとヨーグルトがついています。

またたく間に店内がいっぱいになり
待っている客が外に並んでいます。
人気があるんですね。

カレーは国民食かな。
しかし!
この国民食は上品というのか!高級ですなぁ。



(敬称略)
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川と女と酒と油の大山崎 [野道!山道!恋はけもの道!]

「桂川」の石標があります。
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「三川合流点から 0.0km」とも刻んであります。
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「三川合流点」だけでもいいような。
ややこしいと思うのは私だけでしょうか。

木津川と宇治川と桂川が合流して淀川になります。
といって!いきなり 1 点でぶつかれば
洪水時には莫大なエネルギーがどっか~ん!
なので!各河川の間に仕切りの中州を造って
しばらく並走してから
「三川合流」するようにしているような。

近くに立つと
近過ぎて 3 川の形がまったく分かりません。

少し下れば急流があります。
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「桂川の早瀬」というのがここでしょうか。
真冬!このあたりに
コイ(鯉)などが集まっているといわれています。
年中!
温度変化の少ない伏流水が湧いているのかも。



このあたりに
「狐の渡し」や「山崎の渡し」があったのでしょうか。

「狐の渡し」は「糞尿」の積み替え地。
「糞尿」は大切な肥料だった時代。

「山崎の渡し」は
橋本遊廓と山崎聖天を結んでいたのですね。

遊廓・遊女大好き人間とのたまう作曲家が
橋本遊廓で追加料金を踏み倒して
渡しに乗ってこちらに向かって逃げたそうな。

しかし!途中の中州で捕まってしまいます。
渡し舟は中州で乗り換える仕組みだったのです。
(小林亜星著/あざみ白書)

ということだけを記憶していますが
実は人間ばかりではなく
この渡しは灯明油の輸送ルートでもあったのですね。

大山崎は「製油発祥の地」と名乗っています。
「えごま(荏胡麻)油」ですか。

離宮八幡宮に
えごまから油をしぼる機械の模型がありますね。
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この地はこの灯明油で財を集めていたそうな。



西国街道の関大明神社。
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摂津の国と山背(やましろ)の国の国境
山崎の関のあったところだとか。

今も大阪府と京都府の堺。
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歩いていても
今!キーボードをたたいていても
腑に落ちないのが呼称の入り混じり。

どこへ行っても「山崎」と「大山崎」が混在。

「山崎」イコール「大山崎」なのか
用途(?)によってつかい分けているのか
さっぱり分かりません。

古くは行基(668 ~ 749)が
淀川に六つの橋を架けたそうな。
そのひとつの山崎橋が
「山崎」の名称の嚆矢(こうし)でしょうか。



「川はないのに大川郡」
その昔!
四国は讃岐出身のおじさんがいっていました。

ため池のばかりの里に大川なんてありません。
大内郡と寒川郡がいっしょになって
大川郡という造語ができたそうな。

「大山崎」も
「山崎」とどこかがくっついたのですか?!

「くっついていません」
「むしろ!ちぎられています」
と!地元の人がいっていました。

大山崎荘を大阪と京都が引っ張り合って
分裂したそうです。
「大山崎荘」?!
また!知らなかった単語が出てきましたね。

あ!?
大阪府側は島本町山崎。
ちなみに島本町にあるサントリーのウイスキー工場は
「山崎蒸留所」ですが。

京都府側は大山崎町。
京都府で一番面積のない自治体ですが
「大」がつきます。



しかし!大山崎荘とは!
ここは荘園だったのですか。
自由都市だったのですか。
ますます分からなくなってしまいました。



(敬称略)
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