四月バカ 京都の桜にただ狂え！

梅小路公園（京都市下京区）の
「手づくり市」です。


毎月第 1 土曜日に開催しています。
広い公園ですので
たくさんの出店ですね。


食い意地の張った私には
パン屋さんが多く目につきます。

京都では大げさにいえば
毎日のようにこういう市が立っていますが。

百万遍の市に似ていますね。
おなじメンバーが
あちこち渡り歩いているのでしょうか。

「こんな市だけでめしを食うのはしんどい！」
なんて
工芸品を売っているおじさんがいっていました。

すると！
やっぱり？！



電池で動く（！）路面電車が
走り抜けて行きました。


花の中とはいきませんね。
ソメイヨシノ（染井吉野）の
開花が遅れています。

京都水族館を望む芝生の広場で
踊っている連中がいます。


「京都さくらよさこい」
（2017/04/01・02）ですか。
岡崎公園をメイン会場（？）にして
数か所で演舞しているようです。

学生が運営しているためか
「若い」ですね。


16 世紀の閑吟集にもあるじゃないですか！

「なにせうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ」

そう！
「狂え！」「狂え！」若いうちは狂え！

「くすむ人は見られぬ 夢の夢の夢の世を」
「うつつ顔をして」



芝生の周囲にいくつかの桜が咲いています。


なんという種類かは知りませんが
ソメイヨシノじゃないですね。

お花見に興ずる人たち。


（たぶん！）結婚の
記念撮影をしているカップルいく組か。


「なにせうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ」を
贈りましょうか。


「狂え」といっても
現代の「狂う」とちょっと違うのですけどね。

一休の「狂雲集」でも感じることなんですが
その時代の常識にとらわれない！
自由な！
「アウトロー」というような意味合いが
強いとは思うのですが。



女性の守り神
あわしまさん（粟嶋堂宗徳寺）に寄れば！


あ！ドロボー！


盗蜜するものがいます！
現場を押さえましたよ。
身柄は拘束できませんでしたが。



京都駅に行けば
佃煮にするほど観光客がいます。

ランチどきはとっくに過ぎていますが
どの飲食店にも長蛇の列ができています。

高いなぁ！

高価でもいいのです！観光客には。
ハレの特別な食事でしょうから。
ただの行きずりの貧乏ハイカーには
縁のないものかも。

ん？！
弁当・惣菜を商っている店に
見慣れたサバ（鯖）の塩焼き弁当が。
いつも 299 円で買っていましたが
398 円！？

すごいですね。

たった 100 円高いだけで
腰が抜ける自分が可愛い！？

安い駅弁でも買って食べながら帰ろ。

あ！駅弁がまた高価！
見つめていたらおしっこ漏らして
気の弱い万引き犯と間違えられそう。

あ！珍しいビールがありますね。
これだけでランチ代わりにしますか。123 円。


ああ！サントリーが造っている
「第三のビール」でしたか。
セブン＆アイの店で販売しているものでしたか。
ＪＲの売店は
セブン-イレブンになっているのですね。



（浅野建二校注／新訂 閑吟集／参照）
（敬称略）