妙見山の桜谷 染井吉野の親たち

大阪府と兵庫県の境の妙見山のふところ
「妙見の森バーベキューテラス」を見下ろす
山の上に駅がありました。


「北極星入口駅」だそうです。

線路は北極星の向かって、、、！
空中で切れています。
線路の端に立てば眼下は桜花の海。


さらにあの下に「桜谷」があるのですね。

「桜谷」をのぞけば底にも春の色。


関西では珍しい
エドヒガン（江戸彼岸）の群生の谷。


手前の白い花はオオシマザクラ（大島桜）！
後ろのピンク色の花がエドヒガン。

すると！
ふたつの樹種はソメイヨシノ（染井吉野）の
両親じゃないですか。
もしかして！新しいソメイヨシノが
誕生する谷かも知れません。

この白い花はヤマザクラ（山桜）！


ピンクの花はエドヒガンですけどね。
いろんな桜があるようです。

谷を降りて行くと
この群生地を代表するエドヒガン。


「出会いの妙桜（たえざくら）」との
名前を持っていました。



桜吹雪の中を上るリフトを利用します。


歩いてもいいのですが！たわむれに。
横着なことで！すみません。

リフトを降りてから
あんまり観光客の行かないブナ林へ。


大阪府下ではここと
和泉葛城山との 2 か所しか
残っていないブナ林です。

まだ芽吹きが美しい季節ではないですね。

はい上がれば妙見山・信徒会館の「星嶺」の下。


信徒会館ではコンサートをしていたので
妙見山の絵馬堂で休憩させてもらいます。

すごい！


なかなか私には思いつかない絵馬が！

茶店で売られていました。


どこかで最近！食べたことのある野菜。
生食したような。
茶店のおばちゃんは
「スイスチャード」といっていましたが。
これは植えたことがないですね。
持ってみると 200g はないようですが
100 円（税込）だというのでふたつもらいます。



帰路はズルをしないで歩きましょう。

一番短い
「新滝道コース」が閉鎖されているので
つぎに短かそうな
「大堂越コース」をたどります。
やっぱり！
少しでも横着しようとしています。
情ない。

お！
頭上はるか高くに赤いヤブツバキの花が
桜花の前に浮いています。


このコースでよかったです。


谷の向こうに桜がほほ笑んでいます。



妙見の森ケーブルの下の駅。


ケーブルが桜花の中を昇降しています。

春の色があたたかい里の中を帰ります。




（追記）
「スイスチャード」とは
「不断草」のことでした。