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荘の郷の春の酒蔵祭 2017 [工場見学]

大阪府のうんと南
関西国際空港のまん前の泉佐野市には
豊かな田園が広がっています。

畑のところどころが黄色い。
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キャベツの花ですね。

昔!あんな球体から
どうして花茎が上がるのかと不思議で
夜も眠れなかった(?)ことがあります。

フランスやイタリアでは
キャベツからあかちゃんが誕生するとか。
さもあらん!なんて思ったりして。

でも!コウノトリが
あかちゃんを運んでくるという
ドイツや!たぶんイギリスの説(?)のほうが
好きですけどね。

真冬にはそんなくだらんことを考えていて
花茎が伸びる季節には
こちらも色気づいていたのか
忘れていましたが。

泉佐野市はキャベツの産地なんですね。



早朝からのどかな里に人がいっぱい。
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荘の郷(北庄司酒造)の
“春の酒蔵祭”(2017/04/29)です。

なん日か前にこの情報をメールしてきた
“お大尽” がきません。
メールしても返信がありません。
奥方の愛称・聖子ちゃん(本名は知りません)に
捕まっているのでしょう。

ま!いい!勝手にやるから。
きき酒セットを。
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500 円!割引券持参で 400 円。

50 ~ 60cc ほどのものが 3 杯。
鏡割りのふるまい酒ももらったので
みんなで 1 合あまり飲んで!朝からいい気持。

おばちゃんたちが殺気立っています。
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酒粕の詰め放題だとか。

屋台は前回とおなじくらい 30 ブースほど。
なつかしい(?)
前に出会った店舗ばかりのような。

泉佐野市には酒蔵は他になく
付近にもあんまりないのか
大変なにぎわい!お祭り気分!
あ!文字通り酒蔵祭でしたね!



とりあえず酒蔵を見学します。
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前回!前々回にも
ブログにのせた写真とおなじですね。
変えようがありません。
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蔵の 2 階の
“蔵しっくホール” も前回とおなじです。
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ここでこれからイベントが開催されます。



“お大尽” を待っていてもムダでしょうから
帰ります。

南に歩いて
桜の名所だと聞いたことのある
大井関公園に行ってみます。

むろん!桜花(ソメイヨシノ)の季節は
過ぎているでしょうけど。

さっぱり分かりません。
案内板などありません。
見落としているのかも知れませんが。

偶然!樫井川にかかる赤い橋に出ました。
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ここが桜花の渓谷 “ろじ渓” かも。
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藤の花が咲いています。



渓谷の横に品格のある神社がありました。
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日根神社だそうな。

このあたりが日根荘だったのかも。
その氏神さまでしょうか。

さらにその横に
これまた由緒ありそうな寺院が。
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慈眼院!
大井堰御坊とも書かれています。
大井関公園の名前は
ここからつけられているのでしょうか。



JR日根野駅まで歩きます。
北西に進めば線路に当たるはず。
もし線路に並行して歩いてしまったら
大阪市まで歩くことになりますか。
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四天王寺の古本祭 スコールのカレー [たべほ!ブフェ!バイキング!]

四天王寺の太鼓楼の前に
“十三詣りの智慧(ちえ)の輪” がありました。
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13 歳にこの輪をくぐれば知恵が授かるらしい。
くぐっておけばよかったですね!
少しは賢明な脳が発達していたかも。
もう!遅いですね。

あべのハルカスのほうに目をやれば
「十三詣り」ののぼりの中に
テントがひしめいています。
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春の大古本祭(2017/04/28 ~ 05/03)ですか。
30 を越えるブースがありますね。
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お天気がいいので
古い本の虫干しを兼ねられますか。
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古書か古文書か古本かの区別は知りませんが
こんな中から貴重な発見があるのかも。
そういう能力は皆無なので敬遠して
せめて半世紀ほど前の本を入手。
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大きくて重い本を探し出しました。

これだけで 500 円。
100g あたり 20 円!
大変お得(?)ですぞ。

目方にほれて本を買う阿呆は
世間にそういないでしょうなぁ。
どうせ読みもしないのに買うのは
無知・無教養!世間知らずの
劣等感にさいなまれている証拠!
情けないかぎり。

スタンプラリーの台紙をくれましたが。
20 個全部!
はんこを押せたら 500 円の金券と交換。
少なくとも 4,000 円以上買わねばなりません。
放棄します。
もう買う財布の余力も
読書する脳の余裕もないです。

平日の朝の早くから年寄りがいっぱい。
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寺院の縁日のような感覚かも。
ラーメン祭でも駅弁祭でも
北海道展でも食品博でも
そんなにお得感も珍しさもなさそうな場所に
大勢の人が集まるこのごろ。



重い本をさげて歩けば空腹を覚えます。
なんか安く買えて得した気分なので
ランチをして帰ります。

思わず見上げてしまったので
久しぶりに
“ホテル バリタワー” の 13 階のレストラン
“SQUALL(スコール) バリタワー天王寺店” へ。
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一番安い “カレーランチ” 780 円(税抜)。
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五穀米ごはんを少し入れて
ポークカレーをいただきます。
カレーもサラダも食べ放題です。

パルメザンチーズ(粉)が出ていたので
なんにでもかけていただきます。
味に深みが出ますね。
だいたい粉唐辛子を
なんにでもかけて食べている日常ですが。

他のものが食べられないので
ごはんはもうやめて
ビーフカレーソースだけと食べ放題のパンを。
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サラダが充実しているのが私好み。
青いものをもう少し。
キーマカレーソースとデザートも。
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プリンはおいしいねぇ。
“おじゃる丸” が好きなはずですね。
これからは飲酒はやめてプリンにしようかな。
冗談ですよ。

ドリンクは緑茶と水だけですので
(お金を出せばドリンクバーがあります)
ドリンク代わりにミネストローネを!はは。

遠くかすむ生駒山を望みながら!ほっこり。
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(追記)
古本の量り売りなんてしていませんよ。
勘違いさせてすみません。
でも!勘違いしますかね!おひとりをのぞいて。
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飛田新地 (2) 大地の子守歌 [活動写真]

あら!?
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こんな看板がありましたか。
新しいとも思えませんが
なん年も前を通っていても
気づかないもんですね。

また!気づきにくい配色ですが
役に立っているの?!
映画館の “シネ・ヌーヴォ” の案内板です。

シネ・ヌーヴォ(Cine Nouveau)は
大阪市西区にある
イスが 70 もない小さな映画館。

中 2 階に 24 席の
シネ・ヌーヴォX” も併設していますが。



マンモス映画館ではおめにかかれない映画を
しばしば取り上げています。

この日は
“大地の子守歌” を上映していました。

1976 年公開!増村保造監督!大映の制作。

13 歳にして売春宿に売られ
地獄の日々に
失明してしまった薄幸の娘 “おりん” を
16 歳の原田美枝子が演じています。

初々しくて可愛い原田美枝子が見られます。

実はこの映画のビデオ!
本棚でほこりをかぶっています。
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ビデオデッキが 3、4 台もあるのに
尻をたたいても!おだてても!
まともに働こうとする律儀な機械は
1 台もありません。
わが家のビデオの時代は終わって久しい。

それなら!
久しぶりにここで観て行こうかな!と
一瞬思ってしまいましたが。
やめます。

泣けるでしょうから。

最近!軟弱になって
どんな映画でも
その場面から連想して
ストーリィからはずれた場所に心が飛び
泣いてしまうのです。
こしかたの不孝!不義理の数々!ああ。

ましてこのストーリィ。

山奥で育ての老婆と暮らしていた少女が
おばあさんの死後
瀬戸内海の売春島に売られてしまいました。

過酷な生活の中で盲目になります。
助けてくれる人がいて島を脱出。
四国路のお遍路をするというもの。

つらいのぉ。



「教えて!」
「わたしが」
「飛田(とびた)のおばちゃんになられへんやろか」

商売熱心!働きものの
アラフォー(around 40)のおね~さん。

「なにをまた唐突に。
「なんで私に聞くの?

「Aちゃんから聞いた」
「あなた!飛田に詳しいんだって!?」

「ああ!Aちゃんですか。

失業して!仕事がないというB子には
飛田新地(拙ブログ 2017/03/07)
働くにかぎるとはいいましたが。

メリットは多々あります。

“大地の子守歌” のような
管理売春はありません。

働く時間が自由に調整できます。
会社勤めとおなじ時間帯でもOK。
近隣に疑われることがありません。

時間給になおせばとてもいい割りです。
たとえ嫌いな客でも
肌を合わせている時間はたった 7 分です。
平均 7 分です。(だれが調べた統計だろ?)

目標金額の貯金ができたら
いつでもやめられます。

そんな “飛田のすすめ” を
酒の肴にいっていたとき
横にA子がいましたね!
しっかり聞いていたんですね!はは。

「あかん!あかん!」
「病気のリスクが高過ぎる」と
これまた横で聞いていた
おばさんが口をはさんだので
はなしは終わりましたが。

そのおばさんは
飛田の近くの医院の看護師ですから
始末に悪い(?)のです。



「でも!どうして客引きのおばさんなの?

「疲れた!」
「いうことを聞かない連中を使っていると!」

数だけそろっている
わが家のビデオデッキみたいですね。
従業員が身内ばかりだと動かないのですかねぇ。
おね~さんに甘えてばかりいて。

「今度は座っていて!」
「口先だけのショーバイがしたい」

身を粉にして働いて
小銭はたまったようですが!
悩みがあるのですね。

「大丈夫!
「ぽちゃぽちゃしていて!
「包容力のあるほほえみ!
「男心をくすぐります!
「まだまだ “7 分 5,000 円” のほうでいけますよ!
「客引きに甘んじるなんてもったいない!

「無理やろ~」

「そんなことは絶対にないです。

飛田はふところが深いのです。
青春通りから妖怪通りまで
あ!年金通りまで
いろいろな年代層の働ける町です。

ま!私がいっているのもいい加減!
受け売りだけで保証がないですけどね。



映画を観ないで
すぐ横の “松島新地” を通って帰ります。
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飛田新地にはありませんが
松島新地では客にシャワーを使わせるそうですよ。
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これも受け売りで無責任なはなしです。
私には
あまり真剣には相談しないでくださいね。

あ!
あのビデオ!
客引きおばちゃん志願の
アラフォーのおね~さんにあげようかな。
お好み焼きぐらいおごってくれるかも知れない。



(敬称略)
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尼寺廃寺跡から雪丸の達磨寺へ [町道!街道!眠り未だ足らず]

整備されています。
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史跡 尼寺廃寺(にんじはいじ)跡だそうな。
大きな礎石が発掘されています。
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7 世紀ごろ?!
とんでもない大寺院があったのですね。

尼寺廃寺跡学習館も新設されています。
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史跡は古そうなんですが
公園化したのは最近でしょうか。
なんだかぴかぴか。



横の一段高いところに
白山姫(しろやまひめ)神社。
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下の史跡公園は奈良県香芝市
ここは奈良県王寺町のようです。

王寺町の神社にはたいてい絵馬堂があります。
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氏神さまとの結びつきが強く
誕生すると!
秋祭りに絵馬を奉納する習慣があるようです。

当然!
大昔からのものが残っているはずなんですが
5、60 年以上過ぎたものは風化が激しく
この日見た絵馬の中では
昭和 17 年のものが最古でしたが。

この町にも新興住宅ばかりが目立ちます。
もうすたれて行く風習なんでしょうか。



王寺町を北上します。

乳垂(ままたれ)地蔵。
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たくさんお祀りされていますが。
もしかして石灯篭の影になっている尊者かな。
気づくのが遅くて!ごめんなさい。

推古天皇の産んだ子の乳母のお乳が出ないので
推古天皇が祈願したら霊験あらたかだった
お地蔵さまらしい。

推古天皇が
自分で授乳したらいいようなものを!
なんて考える由緒ある庶民で!すみません。

あかちゃんの “まま” は
“乳” ということですね。



さらに北にとぼとぼ。

お~!特大な雪丸!
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聖徳太子の愛犬のいる達磨寺。
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大昔から(年代不詳)いる石の雪丸くん。
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達磨寺には
達磨大師と聖徳太子が祀ってあります。
達磨大師と聖徳太子がここで出会ったそうです。

もう!聖徳太子の伝記はなにもかも
100 %ウソに思えてきますね。
上宮太子はいたかも知れないけど
聖徳太子はいなかった?!

灰色の脳ではどうしても理解できないことは
「30 年も皇太子のまま」だったこと。

蘇我馬子にくし!
その 1 点を覆いかぶせるため
聖徳太子を持ち上げたような気もします。

それはともかく
達磨大師と聖徳太子の像の前で
坐禅したことがありましたね。
“ゆるい” 緊張感のない坐禅でしたが。



雪丸の足跡をたどって帰ります。
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王寺町には「雪丸」だらけです。

JR王寺駅の前にも。
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ん?!
片岡城跡と
畠田古墳を探しにきたのですが
忘れて歩いて!帰ってきていました。
年中!頭の中に蝶々が飛んでいますが
春はそれが顕著なような。
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住吉大社に棲む可愛い鴨たち [手のひらを太陽に]

住吉大社(大阪市住吉区)の
御田(おんだ)です。
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鯉のぼり店の売名行為!というのじゃなくて
奉納といわなくてはいけませんね!
その鯉のぼりがあるだけで殺風景です。

年中!
参拝者でにぎやかなイメージがありますが。
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静かです。

川端康成の小説を思い出す
反橋(そりばし)も
雨上がりにはしっとりとしています。
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あ!
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足元になにか(!)いるじゃないですか。
ちっとも気配がないので驚きました。



カモ(鴨)!?
野生の鴨がのんびりと
参拝者の通り道のすぐそばで
寝てはいませんよね。

夏には御田を棲家にしていた
アイガモたちでしょうか!

御田では
アイガモ農法で米作りをしていましたね。

一般のアイガモ農法では
稲穂を食べてしまうので
出穂後は田から上げられ
肥育されて
最後は肉に加工されているようですが
ここではどうしていたのでしょう。

ともかく生きながらえて
境内で暮らしているのでしょうか。



鳴き声のほうに行くと
五所御前(ごしょごぜん)で
「五・大・力」の石を交換している
若くもなく!
古くもないおね~さんたちの足元で
甘えるものたちがいます。
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「初辰まいり」の
「なんくん社」のあたりでは
列を作って歩いています。
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思ったよりたくさんいますね。
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石舞台にはひっそりと桜が咲いていました。
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わ!石舞台のまん前で堂々と寝ていました。
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歩いているものは
やかましく鳴きつづけていますが
寝ているものはなんにもいわないので
踏みつけられないのでしょうか。



ランチして帰りますか。

住吉大社の周囲を一周してみても食指が動かず
結局!なん度か行ったことのある
オール・ワンコインランチの
南海・住吉大社駅前の「かずやん」へ。

アジフライ定食(税込 500 円)をもらいます。
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(敬称略)
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