SSブログ

小松天満宮の梅の香り [解語の枯れ尾花]

大阪メトロの瑞光四丁目駅から少々歩けば
いい香りが漂ってきました。

梅の花が満開!
blog21.jpg

松山公園(大阪市東淀川区)の梅の木。

野梅(やばい)系でしょうか。
本来の梅の花の匂いに出会ったような。

月耀如晴雪
 げつようは せいせつのごとし
梅花似照星
 ばいか しょうせいににたり
可憐金鏡轉
 あわれむべし きんきょうてんじて
庭上玉房馨
 ていじょう ぎょくぼうかおる

菅原道真が 11 歳のとき作詩したという
「月夜見梅花」のように
梅花は匂わなければいけませんね。



公園に天満宮の扁額のある鳥居があります。
blog22.jpg

向こうに松山神社が見えます。

道真が「小松の詩」を詠った地だとかで
江戸時代には
小松天満宮といわれていたそうな。

明治時代の初めに松山神社と改称され
さらに廃社となっていたのですが
昭和 19 年(1944)に
再び祀られるようになったとか。

だから天満宮とあって松山神社。
blog23.jpg

こぢんまりとした境内に
今まさに梅花が満開。
blog24.jpg

にゃんこも梅の香りに酔っていますか。
blog25.jpg

でも!境内の花には香りがないですね。
blog26.jpg

道真ゆかり(?)の飛梅の中の
狛犬(獅子)が袈裟(けさ)を着用!?
blog27.jpg

境内の狛犬はみんな袈裟を着ています。

「南無天満大自在天神」とあります。
blog28.jpg

南無は尊称!?
仏教用語ですよね。
大自在天はシヴァ?!
これも仏教の世界のような。

これが道真の尊号でしょうか。
帰依のないものには
神仏混淆の意味がよく理解できません。

30 年前には梅がほとんどなかったとか。
blog29.jpg

地元の人が愁(うれ)えて
増やしていった結果だそうな。



帰ります。

新幹線の高架をめざしていたら
歴史のありそうなレストランが。
blog30.jpg

ありていにいえば古そうな(失礼!)食堂の
「御食事処 瀬戸」ですか。

丼は税込み 350 円(たまご丼)から。
定食は 480 円(もやし炒め定食)から。
価格も古そうです。
いや!失礼!
時間が止まっているかのようですね。

学生食堂なみですね。
もっとも最近の学食は
有名レストランなんかが経営していて
貧乏人には口に合いませんがね。

定食好きの人間は
おすすめの
A 定食というものをもらいます。
blog31.jpg

豚肉の生姜焼きと
フライ(小エビ!白身魚)と
スパゲティつきの野菜サラダ。

なんの変哲もない組み合わせですが
作り置きはしない方針だそうな。
みそ汁も熱い!
これぞ!定食といった感じ。

これで税込み 600 円でした。



瑞光四丁目駅はどこでしたやら。

特徴の少ない街の中で
オレンジ色が目立ちます。
blog32.jpg

あそこが地下の駅への出入り口ですね。

もう一方の出入り口もオレンジ色。
blog33.jpg

なるほど!分かりやすいいい配色です。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理