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天理参考館で子守歌を聞いた無礼なやつ [不謹慎ですが、、、]

困ったときの山の辺の道。
私だけの格言(?)ですがね。

年令も体力も経験も違い
容姿の美醜も
貧富の差も大きくかけ離れている
有象無象(うぞうむぞう)の輩(失礼!)を
ハイキングに案内するとき。

ま!美醜や貧富は
ハイキングには関係ないかも。

山の辺の道は桜井駅から天理駅までの
16km に「歴史」がいっぱい。
ほぼ平坦な整備された道。

でも!みんなを連れて
1 度に全行程を歩くのは
上記の事由でちょっとしんどい。
どこか 10km くらい切ってぶらぶら。

それもマンネリかな。

山の辺の道から北へ
天理市の石上神宮から
奈良市の春日大社まで
北・山の辺の道が設定されています。

こちらはシロートには
あまり見どころがないのですが
唯一!瞠目する白川ダムを中心に
ご老体たちにも楽しめる距離の
ハイキングコースを
考えられないものでしょうか。

と!
3 月ばかり前から考えていたのですが
山の辺の道は遠い。
結構!遠かった!
電車賃!高い!
わが家からちょっと探索してみるほど
近くはないですね。

忙しいスケジュールの合い間をぬって
(ウソついてすみません)
今日やっときたのですが
午後から大雨の予報。

最近は深窓のお嬢さまにゃんこのように
悪天候には尻込みするようになっています。

やめておきますか。

途中下車に思い切れないまま
天理駅まできてしまいました。



今日(2021/03/12)は天理参考館で
「連続講座・発見!世界の考古学」の最終日。
そちらに回ります。

この講座!最初と最後だけ
聴講したことになりました。はは。

だいたい勉強は嫌いで
授業も講義も講演も好きではないのですが。

頭の回転がチョー遅いのです。
未発達のまま生きています。

たとえば!クイズなんて大嫌いです。

無知だから
答えられないことが多いのですが
知っていることでも
反射的に答えられません。

「右手を出して」といわれたら
箸を持つことを考えてから
出すのですね。

「4 の平方根は」と聞かれたら
2 だろうか -2 だろうか
±2 かも知れないと逡巡していて
「さっさと答えろ!」といわれます。

実社会では -2 なんて
考える必要がないのでしょうけど。

したがって!
教師がこちらに
はなしかけながら行う授業は嫌いです。

どうせこの場で
すぐ理解できる頭脳ではないのですから
苦しいだけで!
面白くもなんにもありません。



「私の声はよっぽど小さかったらしい。
「黒板のほうを向いてしゃべるもので
「よけいに聞きとりにくかったらしい。

湯川秀樹博士が
京都帝大の講師時代の
自らの講義を回想しています。

当時!学生だった武谷三男博士は
「子守歌のよう
「眠りを誘うにもってこい。
と表現しています。

こういう一方的な講義が好きですね。
もっとも湯川博士の講義は
ひとことも理解できないでしょうけど。
理解できなくてもいいのです。
子守歌なら。



新型コロナウイルス禍で
多くのイベントもなくなり
気軽に出かけることもなくなり
逼塞(ひっそく)の刑を
科せられたような毎日だったのか
心を解放させるためかのように
大勢の人が聴講にきています。
blog91.jpg

この日は
2 階席も用意されていたようです。

講師の声はやさしく
子守歌のように聞こえたところもあり!
申し訳ないことにございます。

今!いただいた資料を読み返していますが
やっぱり!子守歌が聞こえます。

気つけ薬(!)にウイスキーをなめたら
よけいにまぶたが落ちてきました。



白川ダムの周囲の探索など
まったく忘却のかなたになっています。



(湯川秀樹著/旅人/)参照
(敬称略)
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