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今が開業のチャンス 心斎橋! [わが街・大阪ブギウギ]

長堀通りです。
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運河の長堀川を埋め立てた道です。

心斎橋が架けられていました。
石の欄干やらガス灯やらが残されています。

先日!路地の奥の吹きだまりの居酒屋が
つまらん用事をいうので行くと
新型コロナウイルス禍の緊急事態宣言下で
酒類の提供はないと掲示してあるのに
結構赤い顔をした(なぜだろう?)連中が
口角泡を飛ばしていました。

その中のひとり
いつも鼻持ちならない自称・有識者が

「斎場のところの橋やから
「斎の字がついて心斎橋。
「あそこに火葬場があったんや。

と!我田引水!頑張っていましたから
みんなさからいませんが
私も無視しましたが
違いますよ。

ここに火葬場があった歴史はありません。

昔の橋は公儀橋ではありません。
だれが架けたかは
従来からいろいろな説があるようですが
私は伏見の商人の岡田心斎のような。
だから心斎橋。
分かりやすくて!すみません。

長堀川(昔の呼称は長堀)が掘削完了した
寛永 2 年(1625)には
すでに架橋されていたようです。

木製の橋ですから老朽化が早く
数えきれないほど架け替えられて
明治維新になったようです。

明治 6 年(1893)に鉄橋になりました。

明治 42 年(1909)には
石造りアーチ橋に替えられ
現在!長堀川は埋め立てられて
アーチ橋時代のガス灯が
残っているのでしょうか。

明治 6 年の鉄橋もまだありますけどね。
現役の橋として鶴見緑地にあります。
拙ブログ 2011/08/23



心斎橋筋商店街のアーケードを南下します。
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緊急事態宣言の発出で
営業時間の短縮や臨時休業の店舗だらけ。

すでに撤退している店舗もあるようですが
しかし!以前ならすぐ
つぎのテナントが決まっていたのに
なかなか埋まらないブースも。
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戎橋から見る道頓堀川。
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水際の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」に
だれもいません。
みなさん!どこで逢引しているのでしょう。

さらに南に戎橋筋商店街を進みます。
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ここもテナントの決まらない店舗の多いこと。
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もう撮影はやめましょう。
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10 近くに遭遇しましたから。
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今が開業・企業のチャンスかも。
条件のいい店舗の
保証金や家賃が格安になっているはず。



千日前通りに着いたので
ランチ場所を探して
「なんばウォーク」へもぐります。

昭和時代には「虹のまち」と呼ばれた
ミナミの大地下街が!?
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みんな夜逃げをしたかのような。
廃業した訳ではなく
やはり!
緊急事態宣言下の臨時休業でしょうか。

地上にもどります。

細い路地の奥にあかりがあります。
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お!私にも手が出る!税込み 680 円の
ランチがあります。
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このコロナ禍の街で
他にあまり選択肢がないこともあって
「串カツ ホタル」に入ります。

一番安い「串かつランチ」をいただきます。
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ごはんは大盛り無料だったようです。



「なんばパークス」に行って
緑の中で休憩しましょう。
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やっぱり!深閑としています。

屋外くらい!
入場させてくれてもいいのでは!?

あ!?
こんなところに野球のホームベース。
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ま!ホームベースの模様。

元・大阪球場ですからね。

いつもは佃煮を作るほど人がいますから
足元をしげしげとながめる余裕がなく
気づいていませんでした。



(松村博著/八百八橋物語/)参照
(敬称略)
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サラダで腹いっぱい 鶴見緑地に春が行く [たべほ!ブフェ!バイキング!]

大阪メトロ(地下鉄)の横堤駅から
東へとぼとぼ。

ん!?
サラダバーつきのランチ!
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780 円?!
ビッグボーイ 鶴見茨田浜店。

私の前世は草食動物でしょうか。
ときどき!いや毎日かな!
野菜を腹いっぱい食べたい
衝動にかられるんですが。

「なんでもいいです。
「サラダバーつきで一番安いものを。

といったら
若い!可愛いおね~さんがなぜか驚いて
引っ込んでしまいました。

しばらく待たされます。
なにか悪いこと!いったのかなぁ。

ベテランらしいおね~さんがやってきました。

すったもんだのあげく!
(なんでこうなるの?!)
「直火焼グリルチキンプレート」
税込み 858 円をいただきます。
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サラダを端から取ってきます。
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スープは 2 種類。

これで全種類の菜っ葉かな。
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スープは私の舌にはあまりおいしくありません。

フルーツはぶどうとパイナップルがありました。
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ついでに青いものも取ってきましたが。

スープと菜っ葉の間に
ごはんやカレーがありましたが
私の料理では食べたらダメでした。

ま!いいや!並んでいるサラダを
全部食べてやる!と決意したのですが。
最近!上品になって
早いはなし!満腹になって
これで箸を置いてしまいました。



ここは
花博記念公園 鶴見緑地の南の端ですね。
北に歩いて鶴見緑地駅に行きます。

球技場!テニスコートなんかの中を
まっすぐ!
メタセコイアの並木がつづいています。
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鶴見緑地駅に着いたのですが
さらに中央口から北に歩きます。
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新型コロナウイルス禍で
あちらのイベントも
こちらの祭事もみんな中止。

ギンバエみたいに
どれにも行く訳ではないのですが
そんな情報の中にいると
閉塞感にしめつけられるのですがね。
小さな心ですから。

それでかどうか
外に飛び出すものの
おなじところばかり徘徊しているような。
鶴見緑地にも先日きたばかりのような。



慣れた足が勝手(?)に大池の周囲を
反時計回りに歩きます。

まずは上へ!上へ。
自然体験観察園から。

柿の花びらは落ちてしまい
ザクロが咲き始めて
棚田に田植えの準備ができましたか。
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風車の丘は春の花が終わっています。
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バラ園はなんだか乱雑。
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春の花の時季が過ぎたのでしょう。
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日本庭園の中をくだります。

青もみじのころ。
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梅雨の季節。
大池の水があふれています。
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花の谷のアジサイが咲き出しました。
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ああ!おなかがいっぱいで眠りたい。
あなたもそうですか。
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転害門の前 きたまち豆腐でほっこり [南都有情]

近鉄 奈良駅。
閑散として!人影のないホーム。
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観光都市の奈良の玄関口ですよ。
日中!こんな光景に
遭遇したことがありません。
京都ほどではないにしても
比較的よく訪れている街ですが。

あまりいいたくはないですが
短期間だけ
勤務していた街でもあるのですが。

新型コロナウイルスの猛威はすごい。

多くの人が流れる
東向(ひがしむき)商店街に背を向けて
東向北(ひがしむききた)商店街に。
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こちらにはアーケードがありません。

ん!?
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花芝通りですか。
ひとつの商店街だと思っていたのですが
ふたつがつながっていましたか。

つきあたりを右!すなわち東に曲がります。
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が!そのまま進まず!
1 度左の北に行く道に進み!右を向き
上記の道に並行している道に行きましょうか。
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なにも面白くなさそうなので!また北へ。

奈良女子大に寄りますか。
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バリケード(?)があります。はは。
昭和 40 年代の大学紛争を
彷彿(ほうふつ)とさせます。知らんけど。

もうひとつ北側の道。
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ここもなにもなさそう。
さらに北側に並行している道を東に見れば
若草山を背に大仏殿の屋根があります。
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その北側は幅員のある道。
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この道が東大寺と平城京を結ぶ通りかも。

まだ北に東西の道がありますね。
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几帳面に碁盤も目のような
設計があったのでしょうか。

佐保川にあたる道に出ました。
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ここがとりあえず一番北側。
東に転害門(てがいもん)が見えます。
そちらに進むことに。



転害門近くの小さな店舗。
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「きたまち豆腐」!?

自転車は豆腐の行商に使うものかも。

「おとうふプレート」なるものがあります。
店舗の前に置かれた机でイートイン。
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豆乳おからドーナツと
豆乳ソフトクリームと
ひとくち豆腐の大和芋おぼろ。
揚げたものはなにか分かりません。
アイスコーヒーつきで税込み 550 円。

かけ醤油は地元の「宝扇」ですね。
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今日のランチとしましょう。
ハイキングや遊歩のときには
量を食べなくても平気です。



転害門にきましたが。
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天平時代!東大寺の創建時の建てもの。
国宝です。

その前の案内所!
(奈良市きたまち転害門観光案内所)が
休館しています。

新型コロナウイルスに負けています。

それはどうでもいいのですが
横のトイレまで閉鎖することもないのでは!?

転害門の前の道は
京都と奈良を結ぶ京街道。
京都から見れば奈良街道でしょうけど。

京都のほうへ歩きます。

「宝扇」の向出醤油があります。
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再仕込み醤油があります。
醤油を醤油で仕込む手間のかかる醤油です。

今日は買いませんが
だれかを誘導するときには
はなしのタネに寄ることが多いのですが。

急坂になりました。
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昔の人は大変でしたね。

土木学会選奨土木遺産なるものが。
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1922 年の建造物。
奈良阪計量器室だそうですが
内容は不調法にしてよく分かりません。

すぐ近くに
北山十八間戸(きたやまじゅうはちけんこ)が。
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鎌倉時代の感染症等の重病者の福祉施設。

私の住んでいる大阪市では
新型コロナウイルスに罹病しても
入院先もなく
自宅で死んで行く人がいます。

寂しさに歩がとまります。
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肥後橋の鯛めしのランチ 靭公園のバラ [昼定食]

パンをもらいました。
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大阪メトロの肥後橋駅近くの
金光教の玉水記念館の隣に
ベーカリーができているらしい。

ん!?
通り過ぎてしまいました。
小さな小さなベーカリーですね。
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「Stand out Baker」!
入り口で顔を突っ込んで注文するのですか。

もらったベーグルが 180 円(税込み)!
クリームパンが 170 円(同上)のようです。
なかなか高価なもんですね。
安売りスーパーしか行かないものには。

お返しになにか買って帰ろうと思いましたが
田舎ものには
狭いところでの対面販売は恥ずかしい。
吟味する間がつらい。
別のベーカリーに行きますか。すみません。



四つ橋筋を越えて西横堀川跡
今は阪神高速道の高架の下を南に行けば
「鯛めしのお代わり無料!」!?
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「魚日和」ですか。
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無料はごはんだけではなく
生たまご!味つけ海苔!ふりかけ!
自家製生七味も無料。
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いいじゃないですか!

そんな “鯛めし定食” をいただきます。
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税込み 900 円です。

最初の鯛めしがたっぷりあったので
ついにお代わりはしませんでしたが。
他の無料のものはひと通り食べました。

自家製の生七味がなかなかの味でした。



西にすぐ
靭(うつぼ)公園があります。
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バラの春の花の季節。
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東から西へゆるやかにさがる園地に
植栽されています。
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こういうノイバラの雰囲気があるバラに
魅かれます。
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ツクシイバラだそうな。
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十代橘のカレーの日 阿弥陀が行けという [わが街・大阪ブギウギ]

南船場を歩けば
明仁上皇とおない年だというおばあさんが
店頭で弁当を売っています。
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最近!知名度の高い
双子の刀自の店
「小料理 十代橘(じゅうだいたちばな)」です。

明仁上皇は 2 年前に譲位されましたが
こちらのおばあさん方は元気でお働き。

今日の「おまかせ定食」は「カレー」です。
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金曜日だけのメニューです。
ロースカツかハムカツか
エビフライを選びます。
どれでも税込み 730 円。

エビフライをいただきます。
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ひと口めは甘く感じましたが
香辛料がほどよく
ちゃんとコクのあるカレーでした。



腹中はふくれて
懐中はやせて
それでも楽天的に雨中に出れば
東西に流れていた運河の長堀川。
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埋め立てられたのは半世紀前
今は長堀通りと名を変えています。
昔の川の中には地下街が造られています。

天候が悪いのでもぐります。
地下の 2、3 階は駐車場。
地下 1 階は「クリスタ長堀」という商店街。
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新型コロナウイルス禍で
山中の村祭りほどのにぎやかさです。

西に歩けば
長堀橋駅から心斎橋駅へ
さらに四ツ橋駅とつづきます。
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川を歩いているのですから橋ばかりです。

商店街は四ツ橋駅まで。
地上に出て振り返れば
長堀通りの上部を横切っているのは
阪神高速道の高架。
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阪神高速道は
ここも今はない
西横堀川の上を走っています。
つまり!ここは長堀川と西横堀川と
運河同士が交差していたところ。

交差の東西南北に
橋が口形に架けられていたとか。

4 橋!それぞれに名前があったのですが
四つの橋だからまとめて四つ橋。
メンドくさいもんね。

300 年前の江戸時代の小西来山は
「すずしさに 四つ橋をよつ わたりけり」
と詠んでいますから
300 年前から四つ橋のようです。

ちなみに表記はまちまち!
四ツ橋!四ツ橋駅!四つ橋筋!四つ橋線!
紛らわしい!
行政はその場しのぎの無責任。
だれもとがめません。
文章を書くものの身になってみろ!

ここから西は緑地帯になっています。
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ときどき橋の親柱に出会ったりします。
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雨がやみません。
面白いことはなにもありません。
このあたりでリタイアしたいもの。

「白髪橋」の交差点。
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白髪橋があったのですね。

新羅(しらぎ)のなにかがあったのでしょう。
新羅があ~らふしぎ!
いつのまにか白髪に変身。

大阪には朝鮮半島の地名や
その変じた名称が多くあるようです。

長堀通りを白髪橋交差点から南に入れば
和光寺がありました。

境内の阿弥陀池(あみだがいけ)が有名です。
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この池から出現した阿弥陀如来像が
遠く信州長野の善光寺の本尊だそうな。

雨の中!とぼとぼと
ここまでやってきました。
なんのために?!

「だれぞが行けというたな。

「“あみだが行け” というたんや。

上方落語の「阿弥陀池」のオチ。

はは。
寂しく笑って!帰ります。
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