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フキの葉寿司 [もっそうライス]

大和葛城山を歩いていても
めぼしいものは落ちていませんでした。
そんなに簡単に
“世過ぎ” ができるはずがないですね。

おいしくなさそうな
スカンポ(虎杖)には
たくさん出会いましたが。

ラズベリー(キイチゴ)の花が。
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その花は食べられないのですが
横のフキ(蕗)はどうでしょう。

山中のすべてものに
持ち主があるのでしょうけど
山道の脇。
踏まれたり
動物がオシッコかけて行ったようなフキ。
少し失敬して歩きます。

下山までに 10 数本。
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細くて短いフキばかり。



皮が引きやすい。
塩ずりしてから茹でて
濃い口醤油とだしの素(液体)で当座煮。
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期待していた以上においしい。



葉柄より量のある葉。
塩を振って軽くもんでから
茹でて水にさらしてみます。

すごく苦い。
フキ特有のえぐみ。

フキの葉は
ふつか水にさらしてから使うと
スナックのババ!
いや!
昔は美人だったと
歩行と記憶があやしくなったご老体がいう
ママがいいますが。

フキの葉の炒め煮は
「家族では私と娘婿だけしか食べない。
なんていっていましたが。
他においしいものを作りなさいよ。

しこたま資産を残したのに(知らんけど)
フキの葉なんて捨てたらどうですか。
よけいなおせっかいですが。

資産のない私は食べますがね。

薄焼きたまごと人参とごぼうだけの
寂しいちらし(?)寿司に
茹でたフキ(葉柄)を混ぜて
丸く握り
茹でたフキの葉に包んでみます。

このままでもいいのですが
電子レンジで少々加熱したら
落ち着きがよくなりますが。
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丸ごと食べられます。
葉のクセは
ほどよく感じられるようになり
私には!おいしい。

中華ちまきが作れるかも。
ちまきの竹皮の代わりに
フキの葉を使うという手はないでしょうか。



茹でた葉をきざんで
酒と濃い口醤油とで炒めます。

このままでは
葉のえぐみが強く感じてまずい。
砂糖を多めに加えると
おいしくなりますね。

汁気がなくなるまで煮詰めて
到来ものの干しアミを混ぜました。
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もらっておいていうのも品がないですが
あんまりおいしくないアミ。
こうすると食べられるじゃないですか。
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