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南船場の十代橘でランチ [郷に入ればガタロー]

雨の中の南船場。
スズメが鳴いています。
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スズメも “船場ことば” でしょうか。

関西の方言の区別は
私のような他国のものには
ちんぷんかんぷんですが
最近の大阪市には元気のいい!
河内弁とか泉州弁とかのうちの
ま!ありていにいえば
ガラの悪いいいまわしばかりが
席巻しているらしい。

河内弁だって
すべてが怖いいい方でもないのですが。

そんな関西弁は
ボキャブラリィが皆無で品性の欠如した
笑われタレントによっても広がり
結果!
“ど” なんか勘違いされています。

強調する目的で
名詞や形容詞などの頭につけるもの。

“どあほう” とか “どすけべ(い)” とか
“ど貧乏” とか “ど派手” とか。

小ばかにしているときとか
けんかのときのののしりとか
卑しい会話のときに使いますが。
「どたま(ど頭)かち割るど~」とかね。

単なる強調と思ったのか
日清食品のなにかの CM に
上戸彩に「どうまい」といわせて
ひんしゅくを買ったことがありました。

“ど” は汚いことばなんです。
肯定的なときとか
良家の子女は使用しないんですがね。
田辺聖子なんかは
まったくしゃべっていませんでしたね。
知らんけど。

東北のどこかで
おいしい米を売るために
“ど真ん中” なんて命名していましたが
どたまのいかれたグレた組織の台所や
保健所に 40 年間叱られっぱなしの厨房で
もてはやされるのでしょうか。



ランチどきになりました。

双子のおばあさん(なんと 1933 年生)の
店として
最近!知名度の高くなっている
「十代橘(じゅうだいたちばな)」があります。
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今日の “おまかせ定食” は
“チキン南蛮” 税込み 730 円。
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大阪のまん真ん中(ど真ん中にあらず)の
ランチとしての金額は私的にはまずまず。
入ります。
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“おまかせ定食” ではないほうに
安価なものがありそうですが
なんでも食べられて
考えるのが嫌いなものは
その「チキン南蛮」をいただきましょう。

目の前に落書き(?)があります。
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なんでしょう。
料理がくるまで対峙していましたが。

具だくさんのみそ汁と小松菜の煮ものと
「キャラブキ」がついています。
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キャラブキもおいしい。

幼少のみぎり
フキ(蕗)とか
ウド(独活)とか
山菜全般!嫌いでしたが
食べないと割り木で殴られるから
食べていましたが。

このごろは山菜で
ウイスキーがおいしく飲めます。
親も草葉の陰で安堵してくれているかも。

あ!?
母親はまだ生きていましたね。
数年は会っていないかな!
勝手に無事に生きて
互いに気をつかわないのが
親孝行のような気がして。
よいこはまねをしないでね。



余談ですが。
余談ばかりですみません。
ボキャブラリィが貧困なもので。

ボキャブラリィと似ている
(と思う人も少ないでしょうけど)
キャラブキで
スウェーデン出身の漫画家のオーサを
思い出したのですが。

先日!TVに出ていました。
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そのTVの中ではなく
ブログに「キャラブキが大好き」と
書いていましたね。

出会いは偶然!
弁当に入っていたのだそうな。
そのキャラブキを食べるためだけに
長い間!その弁当を買っていたのだとか。

キャラブキという名前が
分からなったのですね。

しかし!
スウェーデン人が好きとはねぇ。



食後!
ビルがひしめきあっている
長堀通りを歩いていたら
心斎橋交差点の近くのビルの狭い花壇に
ドクダミが咲いていました。
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その中に 1 本
たんぽぽの
咲き終えたような花茎がありました。

これ!
カンサイタンポポでも
セイヨウタンポポでもないような。

名前が分かりません。
分からなくてもいいのですが
“どあほう” はぼんやり立ち尽くします。



(敬称略)
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