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竹内街道 竹の秋のころ みかんソース [町道!街道!眠り未だ足らず]

大阪府堺市から奈良県葛城市に至る
竹内(たけのうち)街道の
大阪府の端っこの太子町を少し歩きます。

「緑の一里塚」に出会います。
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そんなに新しいものではないような。
これを造ったときに
訪れていましたよね!たしか。
なんのための塚でしたか!忘れていますが。

さらに竹内街道を奈良に向かって進みます。
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「竹内街道・横大路(大道)」
という道標ばかリ。
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竹内街道は竹内峠を越えるから。
横大路は奈良盆地の道。
そこへつながるから。
(大道)は推古天皇の時代に整備された
官道をほぼ踏襲しているからでしょうか。
現在!大道は
「だいどう」と呼ばれていますが
飛鳥時代には
「おおじ」と読まれたのかも。

太子町あたりは静かな歩きやすい道です。
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往時の幅員はこんなにあったものかどうか。
大道ですから
遣隋使や大陸からの使者が通るためになら
そうかも知れませんが。

でも!貴人は
難波津(大阪湾)から大和まで
木津川やら大和川やらの船便で
往来していたような。

そのほうが荷物を多く運べるので。

ま!歴史を学んでいない
私の幻想だけですが。



江戸時代に建てられた民家。
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大道旧山本家住宅です。
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かやぶきと瓦ぶきとの折衷の
大和棟(やまとむね)という屋根だそうな。

畳の上に足を投げ出して座らせてもらえば
遠い日に還ったような気分。
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育った家はもちろん!
こんなに立派な造りではなかったのですが。
庭園もなかったのですが。
貧乏人の家には実用的な
柿の木や梅の木やナツメの木や
トゲだらけのユズの木はあったと思いますが。



孝徳天皇陵も
竹内街道歴史資料館もパスして歩けば
おお!見覚えのある歩行者用の橋が。
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飛鳥川に架かる飛鳥橋。
分かりやすい!はは。
ここは河内にある飛鳥です。

飛鳥橋のたもとに
「近つ飛鳥の里・太子」という
道の駅があります。

特産のワインが一升瓶でありました。
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昔は一升瓶のワインを
よく飲んだものですが。
あんまりないのですが
辛口の白ワインを探して飲んでいました。

今はワインなら
赤ワインしか飲まなくなりました。
ロゼもなぜか飲みませんね。
赤ワインを冷やして飲みます。
邪道でしょうか。

買いたいけど!持って歩くのは重いので。

「太子みかんソース」を買いました。
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ウスターソースかな。
かなり濃厚ですが。
税込み 480 円でした。

このあたりは
大阪府下有数のみかんの産地でした。
ぶどうといちじくの産地ということは
忘れないのですが
みかんのことはすぐ忘却!すみません。



大道旧山本家住宅まで引き返して
南に向いて歩きます。

はでなのぼりだらけの
科長(しなが)神社。
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長い石段の上には小野妹子の墓。
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華道の池坊の管理する墓地だとか。
あんまり家元制度にいい印象がないので
上までのぼりませんが。

田んぼの中に二子塚(ふたごづか)古墳。
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ふたつの方墳がくっついています。
珍しい!?
でも!シートをかぶせてあります。
崩壊が激しいのでは。
だれの管理でしょう。
文化財保護の予算はきびしいのかも。

推古天皇陵があります。
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ここは宮内庁管理でしょう。

ここには×十年ぶりにきました。
すぐ行けると思っていて
近くを通っても寄っていませんでした。

その昔になにかに感じ入ったのですが。
それがなにか思い出せません。
だれかときたのですが
その人も!その季節も思い出せません。
脳みそに腐敗が広がっています。

景色の中にくすんだ黄色が認められます。
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竹林ですね。
たぶん!孟宗竹。
「竹の秋」という季語がありましたね。
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