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中之島漁港ですが [食い逃げ未遂]

「さんま!食べに行こ!」

いわゆる大阪のおばちゃんからでんわ。

私は行儀がいいから(?)
こんな唐突な会話!嫌いなんですが。

でんわではまず!名乗り合ってから

「本日は朝のくもりも晴れたもののまたくもり」
「北風は少々強くて暦の上はともかく春遠く」
「隣の倉庫に住み着いている」
「にゃんこの黒ボスは着ぶくれて」
「メスを探してニャアと鳴いて通り過ぎました」
「明日もきっと冬でしょう」

とかなんとかいってから
用件をいいなさいよ。

いきなり!「さんま」ですからね。

だからか!私は嫌われていて
近づく人はあんまりいないのですが
少数ながら
お構いなしに厚かましく寄ってくる人もいます。



「暇やろ?!」

勝手に決めつけないで。

「暇で!」
「いつも若い娘(こ)と遊んでるんやて!?」

若い人なんていませんよ。
アラフォーのおね~さんばかりです。

「アラフォーってなんなん?!」

40 歳前後の人。

「うちの娘とおんなじくらい若いやん」
「たまにはママとつきあってくれてもいいんやないの!」

だれが!だれのママなの!気持ちが悪い。

「行こ!中之島漁港!」
「さんまの塩焼きが 100 え~ん!」
「漁師汁が 100 円!」
「丼も 100 え~ん!」

ひとりで行ってください。

「行き方が分からへん!」



地下鉄の阿波座駅から歩きます。
フントにもう!結局ついて行くはめに。

地下鉄が両脇と頭を車道にはさまれて走っています。
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もう地下鉄じゃないですね。
中途半端に空中に浮いています。
春日三球・照代が地下鉄漫才!できませんね。

安治川を目指します。
対岸に大阪中央卸売市場が見えるあたりかな。

中之島ゲートエリア(このことば自体が私には分からん)
というところに
「中之島漁港」と
「中之島みなと食堂」の表札ができていました。
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佃煮にするほどのどえらい数の人が。
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「中之島漁港」とは
生け簀(いけす)で泳ぐ魚介を購入するところでした。
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安いのか高いのか。
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水族館みたいで楽しいです!かも。
海遊館に行けば入館料 2,300 円!
幼児でも 600 円必要ですよ。



それはいいですから
さんま!さんま!
ランチ代わりに早く食べて早く帰りたい。

どこにもありません!?

さんまも漁師汁も丼も
100 円のものはまったくありません。

どうなってるのよ!
おばさんが暴れかねませんよ!

オープンすぐに売り切れたらしい!
まだ 11 時だというのに。
晩まで売りなさいよ。
せめてランチどきくらいまでは。

隣接というのか
いっしょにというのか
「中之島みなと食堂」があります。

見晴らしのいいオープンデッキと
下のテントとが「食堂」?!
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なにか食べようと思ってはみたものの
1 時間半待ち?!

帰ろうよ!
もう!いい!
どこかで牛丼でも食べて帰りませんか。

「あかん!あきらめたらあかん」
「ハイボール買(こ)うてあげるから」

そんなことで買収される私ではない!
ま!たぶん!ないですが。
ま!飲んでから考えますか。

角ハイボール。400 円。
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持つ手がかじかむ!
日がかげれば寒いのなんの!
ちっとも楽しくないけど待ちましょうか。



順番がきました。

どこで食べるのか選べないみたい。

もう 1 段高いデッキがあり
運がいいのか悪いのかそこへ案内されました。
見晴らしがすごくよろしい。
風当たりもすごくよろしい。
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周囲はバーベキューや
活魚の姿造りや
高価な丼ものを食べていましたが。

私はごまさば丼 800 円(税込)です。
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丼ものでは一番安いものかな。
それでも!高価なランチです!私には。

1 時間 40 分待って
3 分で食べ終わりました。
なんですか!あきれます!味わう暇もなく。



寒いときに寒い場面を目撃!
ドロボ~!?
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花が!ズタズタ!ボロボロ!

大阪のおばちゃんは
たまにはおっさんも
オープンのお祝いに贈られている花を
盗んで逃げるヘキがあります。

これは窃盗ですよね。

ケーサツにでんわしたら
逮捕されると思うのですが。

泥棒たちに罪の意識がないのが不思議です。

せめて数日は飾っておいたらどうですか。
贈り主が見にきたとき
なんにもなかったら!悲しいのでは。

大阪の悪癖かな。
大阪人にはなりたくないものですね。



(敬称略)
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