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イケア鶴浜から大正内港へ [朝食 モーニングサービス]

最近!父娘で社長のイスを争っていた
家具の販売会社もありましたが
私は家具には興味もないし
おそらく買うこともないので
家具店なんて遠い世界のことなんですが
なりゆきで
イケア鶴浜店のレストランで
朝食を食べることに。あは。

以前!
ザリガニパーティなんかで(拙ブログ 2010/08/30
きたこともあるのですが
そのときには
佃煮にするほど人があふれていたのですが
平日の朝は閑散としていますね。
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勝手が分かりません。
「ブレックファスト」というセットがあるのですか。
それをください。
え!
自分でセットするんですか?!
分からないことばかりなのに!気が滅入りますね。

ま!こんなぐあい。
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ゆでたまご!ハム!クロワッサン!ジャム!
ヨーグルト!ぶどう!
りんごジュース!コーヒー!
税込み 299 円だったような。
安いから!ま!しんぼうしますか。



大阪湾は江戸時代から干拓されていて
今の大阪市の
西半分は海の上なんでしょうけど
このあたり!大正区鶴町あたりは
比較的最近の造成地じゃないでしょうか。

最近といっても明治から大正期のことですが。

海の中にあるのか
どちらを向いても大きな橋が見えます。
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「鶴町」は万葉集の

潮干(ふ)れば 葦辺に騒ぐ 白鶴(あしたづ)の
  妻呼ぶ声は 宮もとどろに

からつけられたそうですが。

たしかに万葉集の難波(なにわ)の歌には
「鶴(たづ)」がよく出てきますが。



イケアの無料送迎バスはあるのですが
歩いて帰ります。
忙しい(ウソついてすみません)午前中なんですが
忙中閑ありなんてほざきながら。

大橋の名前がついたまんじゅう。
銘菓(?)があるじゃないですか。
税込み 150 円とあるので
ひとつもらいましょうか。

店主らしい人が 162 円とのたまう、、、?
税込みじゃないじゃないの!?
表の大きな写真の下の文字はなんなの?!
私の身なりの寂しさに売る気がないの!?

ま!買いましたけどね。
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いつか誰かと歩くときには
ごちそうしようかと思ったのですが
もう!買いません。
私は根性が小さいのです。



神明神社があります。
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そんなに立派な(失礼!)神社ではありませんが。

豊臣家滅亡後!大坂城主になった松平忠明が
京都から
大坂の蝋燭町へ遷座(せんざ)させて
日中神明社と称したらしい。

大坂には他に朝日神明社と
夕日神明社があって
3 神明社は
たくさんの善男善女を集めていたそうな。

鶴町の造成が終わるころ
1924 年にこの地に迎えられたとか。

さまよう神さまですね。

そして!
先の大戦で建築物も祭具も宝物もみんな失い
さらにときの流れの中で
広大な敷地も縮んでしまったようです。



千歳渡船に乗ります。
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大阪市の船ですから無料です。

千歳橋の下を渡します。

ん?!
橋があるのに渡し船が必要なの?!
フツーは
橋がないから渡し船があるのじゃないの!?

あれ!?
千本松渡船も木津川渡船も橋の下ですね。

大阪に 8 渡船が運航していますが
3 か所もあります!橋のある渡船場。
今さらながら!変なの。



大正内港を渡れば
「恩加島」という地名や看板が目立ちます。

「おかじま」と読むとか。

このあたりは岡島某が新田開発したので
恩に報いるために「恩加島」の漢字をあてた?!

ではなく!
岡島某が自分でつけたという説もありますが。

病院の敷地にある万葉歌碑。
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難波方 塩干丹立而 見渡者
  淡路嶋爾 多豆渡所見

佐佐木信綱訳を読めば

難波潟(なにはがた)
 潮干(ひ)に立ちて 見わたせば
  淡路の島に 鶴(たづ)渡る見ゆ

だそうですが。

やっぱり!「鶴(たづ)」が出てきますね。



大正内港の奥の波おだやかそうなところ。
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なんですか!?

「はしけ桟橋」だとか。

幅員が 2m もない桟橋が
200m くらい直線に延びています。
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小さな桟橋に船舶が 2 重 3 重に停泊しています。

桟橋に自転車がたくさん。
船で暮らしている人の足でしょうか。
私のまったく知らない世界です。



(敬称略)
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