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こうべ海の盆踊り 2016 敵前逃亡 [猫も歩けば棒立ち]

極暑!
炎熱!
油照りか炎天か!
地面も空気も暑い!熱い!

ああ!オーブンの中に入っているみたい!
(入ったことはありませんが)
死ぬかも知れないな!とぼんやり思いながらも
今までなん度も歩きつづけていたものですが。

今日はいけません。
足が出ません。
天候のせいじゃないと思いたいのですが。
今日だけ体調が悪いか
体力が落ちているかと思いたいのですが。

あ!?
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香港か台湾にテレポート(瞬間移動)したの?!
暑さで錯覚しそう。

神戸は南京町の東の入り口の長安門の真下。
コンビニのファミマですか。

イートインスペース!広い!
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いいところがありますね。
あまり観光!観光!しないできたときには
ここで過ごせば安あがり。

氷を食べよう!
暑いときには氷をガリガリと
私の鬼のような牙でかみくだいて食べれば
元気になる体です。

カップ入り氷 108 円。
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氷に味をつけたかったから
不本意ながら(?)缶チューハイ 122 円!はは。

先ほど古書店で 100 円で買った本を読むふり。
この本!大昔
15 分で投げ出したことがあるような。
なんで!また買うのでしょう!
本といい!チューハイといい!
暑さにやられていますね。

少し元気が出たので歩きます。

乾いてしまった濡れタオルを
臥龍殿で洗います。
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臥龍殿は南京町唯一の公衆便所です。



神戸港中突堤に出て潮風に吹かれます。
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風が全然涼しくありません。
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観光船の上ではどうなんでしょう。

波止場では大音響で騒いでいます。
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「神戸港夏物語 2016」
「KOBE Music & Gourmet Port」と
書いてありますが。
暑いとき!ご苦労さま。

向こうのテントはグルメ?!
ま!食欲もなく通り過ぎます。



神戸海洋博物館の前の広大なメリケンパークで
「関西最大級の盆踊り」と主催者がいう
「こうべ海の盆踊り 2016」(2016/08/20)が
開催されていました。
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まだ明るいのに!もう大勢の人。
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開演の 18 時まではプレイベントらしい。

やぐらの上でいろんな団体がパフォーマンス。
きゃわいい娘たちも踊っていました。
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みなさん!元気がいいですね。
私は暑さにやられているので
うちわだけもらって帰ります。



南京町まで帰れば
南の入り口・海榮門の向かいに
「くまモン」がいました。
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「フジバンビ」!?
「かどの駄菓子屋 神戸栄町通店」?!
よくわかりませんが安い!?
290 円からドリンク飲み放題?!

「いきなり団子」をもらいます。
アイスドリンクバーとで税込み 300 円。
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沖縄の八重山諸島はともかく
九州に行ったことはありませんが
「いきなり団子」はたしか
熊本の人は
「いきなりだご」と読んでいたような。

サツマイモが入っている団子です。

私はアイスコーヒーを
ブラックで 2 杯飲んだだけですが
飲み放題のドリンクはいくつかありました。
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ここも私の隠れ家としましょう。
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天王寺動物園ナイトZOO 2016 [通天閣が見える]

わ!
「テツ」がいた!
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ヤクザをどづくことを趣味としている
少々脳のビスがはずれているヤツ!
チエちゃん(じゃりン子チエ)の父親。

通天閣の下のジャンジャン横丁に
「チエちゃん」という居酒屋ができていました。
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「射的」の店舗もオープンしています。
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撃ち落すのは菓子類ですか。
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将棋の「王将倶楽部」が
串揚げを売っています。
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ジャンジャン横丁(ジャンジャン町)も
変貌して行っていますね。



「今!どこですかぁ?!」

ちょっと見が美人(という人も昔いた)!
四捨五入したらアラフィフ(around 50)!
(じゃないかと疑っている人もいる)
お色気アラフォー(around 40)おね~さんからでんわ。

エがったぁ!
またつまらんことに巻き込もうとしていますね。
外に出ているのでやんわり断れそう。

“ 通天閣の下ですよん”

「エがったぁ!そちらに向かっているからね」

ん?!
なんですかぁ!
東京か広島にいるといえばよかった、、、ぐすん。

「タランチュラ!タランチュラ!」

なんですか!
おら!脳みそが「足らんちゅら」!

「天王寺動物園でタランチュラを抱けるの!今」

“ もう!日が暮れてますよん”

「今夜はナイトZOO」
「夜 9 時まで開いてるよ~」

なんだよ!早く閉めておきなさい!
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夜間閉鎖!賛成!



げ!
天王寺動物園のいつもはがらんとしている
爬虫類生態館アイファーに人が押しかけています。
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「奇奇怪怪!」
「暗闇のサーカス~奇蟲(きちゅう)の世界~」
という展示に長蛇の列。

タランチュラ(クモ)や
世界最大級のゴキブリやサソリをはじめ
珍しい虫(?)を 20 種ばかり集めているらしい。

おね~さん!ゆっくり見てきてください。
私は動かない(?)カエル
アフリカツメガエルを見ていますから。

あんまり動かないカワニナなんかを飼っていると
よく動く動物には疲れるのです。
それでこの動物園にきたら
このカエルをよく見ています。
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あれ!
今夜はあまりにも騒々しいので
カエル!動いて!動いて!隠れてしまいました。
普段は 30 分待っていても
動かないことが多いのですが。

画像は以前に撮ったものです。



たしか平常では
園内にはアルコールの販売がなかったような。
夏の「ナイトZOO」には
ビールの販売があるのですね。
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400cc もないようなカップで 700 円。

“ 飲みますか?!”

「高いから!ダメ!飲むのなら外で」

オトコにはだらしなくても
こういうことにはしっかりしていますね。



ホッキョクグマは昼夜いつも人気があります。
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あれ!
私の顔見知り(?)のゴーゴくんじゃないですね。

ゴーゴは子づくりに出張中かな。

あべのハルカスが見えるけど
タイの「チャーン・ヤイ山」国立公園(再現)あたり。
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「象さんがいない」

部屋の中でしょう。
ああ!象さんも大変!
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次から次に押しかける人に寝室をのぞかれて。

テンジクネズミと遊べるコーナー!
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「ネズミってヤダぁ!」

なにを生娘みたいなことを!(知らんけど)

“ テンジクネズミってモルモットのことですよ”

モルモットという方が
私たちには通りがいいと思うのですが
最近のことばでは
テンジクネズミになっているのでしょうか。

南アメリカのアンデスでは家畜でしょう。
よくなついて飼いやすく
肉の味がいいそうです。

「もういい!そんな解説は」

あの行灯(あんどん)!
園内にいくつかありますが
やけに大きいとは思いませんか。

光源はなんでしょう。
あまり熱も出ていないようだし。
電気容量が少ないのならイベントにほしいですね。



羊さんも眠れない。
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ま!右往左往しているのは
ファミリーとカップルだけですね。

ん?!
横の桜の木の下のちょっと暗がりに
男同士くっついているカップルが!

“ 私たちも”
“ オカマのカップルと思われないうちに”
“ 帰りませんか”

「間違えられるかぁ!こんなにやさしい女なのに」
「明日は休日!飲んでもいいよ」

“ おごってくれるんですか”

「割り勘!」
「その方が長くつきあえるじゃない!」

別に長くつきあいたいとも思いませんが。
あ!いや!ひとりごとざんす。
ぐすん!なるべく早く
今日中には帰してくださ~い。

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兵庫県公館 牧野富太郎の野路菊 [猫も歩けば棒立ち]

3 階の屋上に庭園があります。
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すごいじゃないですか。
明治 35 年(1902)の建造物なのに。
元・兵庫県本庁舎。

しかし!
外壁以外は先の大戦で
アメリカ軍による空襲で焼失してしまったとか。

昭和 60 年(1985)に兵庫県公館として整備。
そのときに竣工時の姿に復元したらしい。
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竣工時の模型がありました。
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回廊式ルネサンス建築というものだとか。
地上 3 階!地下 2 階という堂々とした
当時は日本有数の県庁舎だったようです。

ん?!
3 階の屋上庭園は昭和 60 年の整備時に造られた!?

庭園は 1 階に中庭としてあったのですか。

今!その庭は大会議室になっていました。
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シャンデリアはノジギク(野路菊)をデザイン?!
床のじゅうたんにもノジギク!?
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兵庫県の「花」がノジギクなんですね。



余談ですが
ノジギクは海岸や塩田に咲く花です。
野路!すなわち連想される山中には
あんまり分布していないようです。

しかし!
命名者の牧野富太郎は
故郷の土佐の
海から離れていた吾川村に咲いていたから
ノジギクだといったのですね。

牧野富太郎はがんこでずぼらな人だったらしい。
同業(?)の植物学者とは
軋轢(あつれき)を生むばかりなのに
シロート衆には大変ウケがよかったそうな。

それは現在でもそうらしい。
かれ以上の業績をあげた人たちが
歴史に埋もれてだれも思い出しませんが
牧野の知名度は高いですね。

あ!かれの業績に
ケチをつけている訳ではありませんよ。



そのノジギクを昭和 29 年(1954)
県花として選定しています。
どのような経緯だったのか知りませんが。

花の基本色は白ですが
たくさんの色のノジギクが
栽培されているようです。(拙ブログ 2011/11/22



閑話休題。
昭和 60 年(1985)に復元・整備して
兵庫県公館として生まれ変わって
式典や会議!賓客の接待に利用されているとか。

1 階の中庭跡の大会議室以外にも
会議室がいくつかあります。
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廊下は幅員があって重厚。
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広い 3 階エレベーター前ロビー。
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館内には絵画をはじめ
たくさんの美術品が展示されています。
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芸術センスが皆無で
ここに記すことはできませんが。

また 2 階には
県政資料館としての展示がありました。



「神戸小学校発祥の地」の碑。
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兵庫県公館の前のこの碑のあるところは
小学校ではなく
神戸生田中学校とありますが。

ともかく!この地に
明治 17 年(1884)
「神戸市立神戸小学校」が開校したらしい。

またまた余談ですが
牧野富太郎は自分のことを
「小学校中退」といっていたそうですが
牧野は文久 2 年(1862)の生まれ。
小学校がなかった時代じゃないんでしょうか。



どうも「ノジギク」のシャンデリアが
もやもやと心に引っかかり
本末転倒!もともとかんなくずのような薄い思考が
脇道にばかり千鳥足。
残暑に脳みそがゆだっている日です。



(敬称略)
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西瓜の収穫 鳴け!たにし [桃栗残念!柿蜂の巣?]

「鳴け 田螺(たにし)」

三好達治の詩ですけどね。

わが家の西瓜(すいか)に
雄花も雌花も咲くのに
まったく実がとまりません。

それでふと!
「鳴け 田螺(たにし)」を思い出したところ!?
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実がとまりました!
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時季が過ぎて売れ残っていた西瓜の苗を
50 円で引き取ってきて植えていたのですが
つるを展開して行くスペースがありません。
貧乏はしたくないものです。

ベランダの頭の上の高さに
古いよしずで棚を作ってやりました。

そして!大昔!
書家の榊莫山(さかきばくざん 1926 ~ 2010)が
「鳴け タニシ」というエッセイを書いていたのを
思い出したのです。
いつも唐突に脈絡もなく思い出すのです。

そのエッセイは
三好達治の詩「鳴け 田螺(たにし)」を引用して
タニシやヒキガエルが
かれの住んでいる
山深い(と書いてあります)伊賀の里にも
いなくなったと嘆いている内容でした!たしか。

かれは毎朝
カボチャの畑をめぐり
雌花に雄花の花粉をつけてやっているとか。

そうか!虫媒花は待っていてもいけませんか。
私も西瓜に同じようにしたら
実が太ってきました。

そのとき三つの雌花がありました。
三つとも大きくなって行きます。
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それ以上実がついても株に力がないでしょうから
その日以外には小虫の代わりはしていません。

したがって
以後!雌花は咲くもののしおれるまま。



実がとまって 2 週め。
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順調に太っていた玉の成長がにぶくなったような。

長径 10cm を越えたくらいです。
もともと小玉西瓜の苗だったのでしょうけど。

3 週め。
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つるが全然伸びません。
成長をとめています。

そろそろ 4 週めの夕刻。
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げ!?

葉がしおれています。
それは毎日のことですから
散水すれば回復させられますが!

向こうの玉が割れています!?

つるもしおれているだけではなく
もう!枯れ始めているようです。

頭の上のことですので
早朝出て!夕方に帰宅していると
注意力が散漫になっていました。

三つとも収穫。

ひとつ 400g を越えたくらいの可愛い西瓜です。

割ると種子が黒い。
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完熟していたのですね。

甘味が少なく
あんまりおいしくはありません。
肥料もなく!放任栽培ですからね。

でもまぁ!いとしいものです。
心豊かにいただきます。



ついでに
三好達治の詩集を探し出して
めくってみました。

こんなときでないと見ることもない詩集ですが。
あ?!


淡くかなしきもののふるなり
紫陽花(あじさい)いろのもののふるなり
はてしなき並樹(なみき)のかげを
そうそうと風のふくなり


なんの詩やら?
だれの詩やら!まったく忘却したまま
いつも私の頭の隅にあるフレーズは
三好達治の詩「乳母車」の一部でしたか。

相当昔から刷り込まれていましたが。

定型詩だと思っていたのですが
全体をみたら!そうでもなかったですね。

この詩で「ふっている」
「淡くかなしきもの」は
私は「、、、」のような気がします。
といったら
「それだ!よく発見できた!」
「きみの繊細な詩心はすばらしい」と
「師」が手放しでほめてくれたような。

今!そのときいった
「淡くかなしきもの」はなんだったのやら。
まったく記憶にありません。
「師」もだれだったのやら。

は~!
なぜかため息!吐息。
めくるめく夏が終わったような心境。



(敬称略)
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相楽園の船屋形 [猫も歩けば棒立ち]

立派ですが!いかにも古そうな洋館。
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明治 43 年(1910)ごろの建築だとか。

あ!
これ!厩舎(きゅうしゃ)ですって!
馬の住まい。
軽々に「馬」なんて呼んでは失礼(!)ですね。
「おうまさま」ですね。

2 階建てになっていて
2 階が「おうまさま」の下僕(しもべ)の小屋!
今のことばでいえば厩務員宿舎になっていました。



相楽園(そうらくえん)にきました。
神戸市中央区にあります。
今まで横をかすめて歩いていましたが
入園して!驚いています。

現在神戸市が所有しているようですが
小寺泰次郎という人が自宅に造った庭園だとか。

明治の中期から 20 数年かけて築造されたそうな。

建てものは厩舎以外は
神戸大空襲(1945)で焼失してしまいました。

こんな大きな厩舎!
本宅はとてつもない規模だったのでしょうね。



ん!?
これまた古そうなオブジェ!?
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オブジェではありません。
煙突?!

煙突が阪神・淡路大震災時(1995)に
折れて落下したのだそうな。

その煙突の家は「旧ハッサム住宅」!
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この異人館は
厩舎より少し古い建築のようですが
昭和 38 年(1963)に神戸市に寄贈され
ここに移築されたとか。



厩舎とか広場とか西洋風のものもありますが
大きな日本庭園に多い
池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園
であることは分かります。
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以前に蘇鉄(そてつ)園と呼ばれていたように
蘇鉄の群落があります。
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洋風!和風?
なに風というのでしょうね。

池の端に奇妙なものが!?
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船屋形というものらしい。
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江戸時代(1682 ~ 1704ごろ)に造られた
川御座船(かわござぶね)の屋形部分だそうな。
2 階建てで 6 室あるとか。

実際に姫路藩主が
河川での遊覧に使っていたものだとか。
すごいものがありますね。



敷地が大変広い(19,566 m2)ので
古い建造物の移設や
保存の地に選ばれたようです。

先の大戦後に
神戸市が迎賓館として利用するようになり
新たに会館やら茶室やら建てたようです。

その茶室の浣心亭(かんしんてい)!
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戦後も遠くなり
茶室も古(ふ)りて
池や庭となじんでしまっていますが
訪れたときには立ち入り禁止!?
近寄ることも禁止されていました。

なじみ過ぎて
土に還る日が近くなっているのかも。あは。



静かです。
神戸の元町近くに
こんな静かなところがあるんですね。

赤鬼のような西洋の男性と
大和撫子(やまとなでしこ)というより
踏まれたつぶれた
姫撫子(ひめなでしこ)という方がいいような
日本の女性の
2 組のカップルが騒いでいましたが。


かたまりて咲きし桔梗の淋しさよ  万太郎
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(敬称略)
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