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スパゲティ ふきのとう酒粕味噌 [だまって食え!]

この季節に山中を彷徨すれば
「ふきのとう」が得られるはずなんですが
今年はまだ出合うことがありません。

道端の無人販売所などで
入手はできますけどね。

酒蔵めぐりばかりしていたので
酒粕がたくさんあります。

酒粕に酒をたっぷり振りかけて
電子レンジで少し加熱。
柔らかくなった酒粕と田舎味噌を
フライパンに入れて
加熱しながら混ぜ合わせ
砂糖を入れてみました。

ふきのとうをきざんで加え
醤油とごま油をたらしました。
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これでウイスキーをなめてみます。
芋焼酎を飲んでみます。
やっぱり!酒蔵から持って帰った
菊正宗の辛口の冷酒が合うのかな。



スパゲティを茹でて
ふきのとう酒粕味噌をのせて!晩ごはん。
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生のふきのとうをきざんで
たくさん振りかけて食べますか。

ささやかな春。
ささやかなしあわせ。
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アーモンドフェスティバル 2017 [みんなで歩けばこわくない]

梅が咲いていました。
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菊正宗記念館(神戸市東灘区)の水車の前。
先月きたときには(拙ブログ 2017/02/26
硬いつぼみだったのですが
1 月経っていますからね。

灘の精米は水車に頼っていたのですね。
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温度を上げずに時間をかけて精米するのが
高品質の日本酒造りの第一歩かな。

きき酒をしたものは買わないで
きき酒のできなかった
ほんものの粕取り焼酎の
「らんぷ」を買ったら
東に歩きますよ。

「浜福鶴」に寄ります。
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もう今日!酒蔵には寄りませんから
酒粕がほしいのならここで買ってください。



ここまではみなさんとなん度かきましたね。
ここからのコースは初めての人ばかり。
「アーモンド」の花に酔いに行きます。

あれ!?
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くすんでいます。
神戸市建設局東水環境センターの運河沿い。

「水辺の遊歩道・うおざき」の
アーモンド並木はつぼみのまま。
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ここ数年!毎年のように春分の日前後に
訪れていますが
こんなにも咲いていない年は
なかったのじゃないかな。

初めてのみなさんに
私はウソつきになったかな。
ウソばかりついて
期待させて連れてきたような。

おかしいなぁ!
そういえば例年この季節 5 分咲き以上の
わが家のアーモンドも
まったく咲いていませんね。

「あ!桃の花が 1 輪!?」
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あ!それがアーモンドの花です。
梅も桃も桜もアーモンドもバラ科の近縁!
よく似ていますよ。



さらに 1 駅半ばかり歩きますよ。

「え~っ!」

え~じゃありません。
たいしたことはありません。

阪神電車の駅は多いのです。
1 駅は
並んで走っているJRや阪急に比べたら
半分の長さもありませんよ。

わ!咲いていました。
これがアーモンドの花です。
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東洋ナッツ食品(神戸市東灘区)の工場の庭。
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満開ではありませんが
早咲きと思われる木なら
7 分咲きといったところ。
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もう 28 回めの
アーモンドフェスティバル(2017/03/19・20)です。

今年もすごい人!ひと!人!
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みなさんが楽しみにしている
アーモンドを使用した食品の販売ブースには
長蛇の列ができています。

じゃ!手分けして並んで買ってきてください。
荷物と席の留守番をしていますから。

早いですね!

「すぐ買えましたよ」

これ!?
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“揚げたてアーモンド” をお願いしたでしょ。

「ああ!それは行列が工場の裏まで」
「つづいていたのでやめました」

そうですかぁ。

「アーモンドをたくさんトッピングした」
「カレーを買ってきました」
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「カシューとアーモンドのはいったおにぎり!」
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ひとりひとつでよかったのに!

「もうすぐコロッケがたくさんきます」

「あ!それから、、、!」

パンやらわさび漬けやらもくるのかな。
食べ切れないほど集まるようですね。
しぶしぶ割り勘の計算!
ああ!高いつまみ代になって行きます。

私が行けばよかったのかな。



ま!気を取り直して
楽しいお花見じゃあ~!

缶チューハイをかついできましたよ。
百年に 1 度もない!私のおごりです。
日ごろ!
おね~さん方にはお世話になっていますから。

キリンの “氷結” の
“もも” “あまおう” “パイナップル”です。
ちょっと甘い味を楽しみませんか。

「かんぱ~い!」

「もしもし!」

警備の人がすっ飛んできました。

「工場内は禁酒です」

え~っ?!
ひとり 2,000 円近いつまみを
抱えこんでいるんですよ。
どうすりゃいいの!

公道に出て飲みますか。
そういえば最近!公道で行う
“ゲリラの宴” をやっていませんね。

「みんなお金持ちになったの?」

違います。

亡くなったり!
追われて行方不明になったり!
まともな人がいないのです。
あ?
もともと!まともな人はいなかったのですが
うんとおかしくなっているのです。
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英勲 蔵開き 伏見日本酒まつり 2017 [工場見学]

伏見の東高瀬川沿いの
「英勲」(齊藤酒造)の蔵開きです。
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灘の蔵開きと同じように
大勢の人が屋外にも。
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こんなに日本酒好きがいたとは。

まず!食券を買わされました。
100 円券が 10 枚。
それで有料の利き酒をするのですね。
利き酒は 100 ~ 500 円。

とりあえず 700 円分つかいました。
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90ml ほどが 100 円のにごり酒。
180ml 200 円の瓶を 3 本。
小さなカップは無料のふるまい酒です。

残り 300 円券は蔵見学代です。
有料の蔵見学なんて初めて経験しました。

それなのに撮影禁止です。
もう少しやさしく対応してくれてもいいのでは。

蔵の中はシロート目には
そんなに珍しいものはありませんでしたが。

見学を終えたら
180ml の瓶入りの酒をくれました。
先ほど 200 円で買ったものです。
結果!実質 100 円の見学代?!
う~ん!高いような!心貧しいものには。



やはり東高瀬川沿いの
桃の滴(松本酒造)は静かですね。
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今年は「蔵開き」をしていませんか。
昨年まではしていたような。

というのは!伏見は例年
蔵開きはみんな仲よく
同じ日に催行しているのです。

今年も今日(2017/03/18)
「伏見の清酒」「新酒蔵出し」
「日本酒まつり」と染め抜かれたのぼりが
10 蔵にあがっています。

伏見の酒蔵は 20 数社あるそうですから
およそ半分の蔵が参加しているのですね。

伏見の町の真ん中を東西に貫いている
大手筋通りの北に 5 蔵!南に 5 蔵。
アルコールに弱いので(ホントーです!?)
南側の 5 蔵だけ見て帰ります。



濠川の畔の「富翁」(北川本家)の蔵開き。
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そのまま大手筋通りを東に進めば
アーケードのある商店街。
酒屋の「吟醸酒房 油長」があります。
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奥で
伏見の全蔵の 80 種類の日本酒が飲めます。
ヘタにうろうろするより
ここに 1 日いれば
酒蔵めぐりはこと足りますよ。

アーケード街から路地にもぐれば
酒樽が 20 ほど並んでいました。
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「伏水酒蔵小路」ですか!?
そっか!
今の「伏見」は
もともと「伏水」と書いていたんですね。

紛れ込めば!
屋台のようなブースがひしめき合っています。
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もつ鍋や炭火焼きやいろいろと 8 店?!



「黄桜」の中庭。
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ここは年中!蔵開きみたいな雰囲気ですが。
ビールを飲んでいる人!多数。
「黄桜」には「麦酒工房」があるのです。

このあたりには
酔っぱらって往来をさまよう人!あまた。
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まさに「まつり」ですね。

神聖(山本本家)の蔵開き。
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今日の屋外イベント会場のひとつ
「きき酒会場 伏見夢百衆」です。
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人だかりにカメラで上からのぞけば!
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漬けもの?!
おいしそう。
安い!
京都駅あたりで 300 ~ 500 円くらいのものが
100 円均一!

もぐりこんで買いましたよ。

いつもは入場料を要する
月桂冠の大倉記念館が開放されています。
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試飲はもちろん!有料ですが。



宇治川派流に水がないですね。
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十石舟は冬季にはお休みですか。
もうすぐ再開かな。
春の水が通い出すでしょう。

柳の新葉が柔らかそう。
糸のように見えますね。

これですね!
この糸をつかい
梅の花びらを縫い合わせて
花笠を作る(拙ブログ 2017/03/03
ウグイス(鶯)の気持ち(?)に納得。

中書島の遊廓をしのぶ
長建寺に参って帰りましょう。
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しのぶのは私だけかも知れませんがね。

西口克己著/廓/が
わが家にもう××十年ありますが
1 度も完読していません。

中書島の遊廓が舞台の長編小説ですが。

だれかが貸してくれたのでしょうけど
それがだれかも!もう!大昔に忘れています。
その無責任な人生の悲しさと
ときの流れの速さに腰が抜けそうです。

試飲で酔っぱらったせいにしましょう。

本堂を覆うように花が咲いていますね。
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サンシュユ(山茱萸)でしょうか!
なぜかうるんで見えます。



(敬称略)
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大坂城古石垣 スペシャルランチ [わが街・大阪ブギウギ]

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白鳥(しらとり)は かなしからずや
空の青 海のあをにも 染まずただよふ

若山牧水(1885 ~ 1928)の若いころの歌。
まだ 20 歳そこそこでこんな歌が詠めるとは。

このころは
白いものに魅かれていたのか
白鳥(しらとり)が好きだったのか
他にもいくつか「白」とか
「白鳥」の単語を使った歌があるようです。

春のそら 白鳥まへり 觜紅(はしあか)し
ついばみてみよ 海のみどりを

くちばしが赤い!?
ああ!あのユリカモメのような鳥なんでしょうか。

ここは海ではありませんがね。
大川(旧・淀川)がふたつに割れる
中之島の剣先のところ。

浮いている水鳥のすぐそばを
アクアライナー(水上バス)等の船が
かなりのスピードで通り過ぎているのに
水鳥たちは見切っているのか平気ですね。
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こちらから見て思うほど
接近してはないのかも。



だれも感心しないから
教養(?)をひけらかすのはこのへんにして
「古石垣ツアー&スぺシャル」に参ります。

「“おスぺ” つきですか!なつかしいでんな」
まだまだスケベを卒業できない
おじいさんがいいます。
スペシャルを
“おスぺ” と縮めてはいけませんよ。

おじいさんが常連客だった “トルコ風呂” の
お手々でするサービス(?)が “おスぺ”!?
梶山季之なんかの
小説の世界でしか知りませんが。
その “おスぺ” とは違いますよ。

レディもいるんですから抑えてね。

「どこにぃ!?」
「おばちゃんとオカマでんがな」

おばちゃんは!ま!いいけど!

「よくないっ!」

オカマってだれのこと?!
水鳥と泳いでみますか!

はい!静かに!正確にいえば
「大坂城の復元・古石垣探索」と
「スペシャルランチ」のツアーです。

会費は現金で 600 円!

「アクアライナーかなんかに」
「乗せてくれまんの?!」

生意気いうんじゃありません!
人生の先輩方を前にいうのも生意気ですが。
600 円でどうやって乗れるんですか。

歩きます。
市中引き回しじゃ!さっさと歩きなさい。



天満橋を渡らず!東のほう!
すなわち大阪城に向けて行けば
ドーンセンターがあります。

「なにをするところですか?」

知りません。
“大阪府立女性総合センター” と
書いてありますが
1 度もはいったことがありません。

「女性、、、ですか?」

なにを考えているのですか!
その “おスぺ” から離れてください。

その前の石垣。
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初代の大坂城の
三の丸の石垣を移築復元しています。

冬の陣の後!
徳川幕府が埋めてしまっていた石垣だそうな。

つづいてすぐ前の
日本経済新聞社の大阪本社の
社屋の裏に行きます。

ここにも石垣を移築復元しています。
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大坂城再築(2 代めかな)のころ(1620)の
ものだそうですが
でも!なぜか
その石垣を隠すように垣根を作っています。

なにがあったのでしょう。

そこから南の
追手門学院小学校の塀際にも石垣があります。
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取ってつけたように不自然にあります。
なんの説明もありませんが
たぶん!
この古い石の積み方は大坂城の遺構のような。



大阪城に行きます。
(大坂城 or 大阪城!)
(書くたびに気をつかい!やせる思い)

崩れかけているレンガ造り。
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帝国陸軍のものでしょうか。

化学分析場だったから
さわると危険なので
放置されているのでしょうか。
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大規模な兵器の研究・製作所があったようです。
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“砲兵工廠跡” の文字が空しいじゃないですか。



古くて暗い!大阪府庁に行きます。

食堂のサンプルをごらんあれ。
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この中で一番高い!
スペシャル(ランチ)を食べます。
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どうです!この “おスぺ”!
ぬるいおつゆですが!かけそばまでついて
税込み 600 円ですぞ。

食べ終わったら
昼休みのツアー!解散です。
勝手にお帰りください。
府議会を傍聴してもいいですけど
“おスぺ” のヤジなし!静粛にね。



(敬称略)
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淀の河津桜 [解語の枯れ尾花]

淀城の外堀だったのでしょうか
淀城跡(京都市伏見区)を中心に
弧を描いているような水路があるのですが。

宇治川から取り込んだ水を
桂川に流しているような。
その宇治川の取水がよく分かりません。

宇治川の堤の内側にT字路の水路があります。
どこからきた水がどこへ流れているのか!
これまた!よく分かりません。
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ふたりの老人が釣りをしています。
大川からきた水だから
魚がいるのかも知れません。

梅が満開です。

ともかく遊歩道があるほう!南西へ進みます。

ピンクの色が浮かんできて明るくなりました。
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水路の両岸の桜が咲いています。
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カワヅザクラ(河津桜)ですね。
最近!桜の名所になりつつある
「淀緑地の河津桜」ですね。
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桜の木が若い。
平成 14 年(2002)に
まず 2 本の苗が植えられたのだそうな。
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1 番古い樹齢が 15 年そこそこですか。



カワヅザクラは
先日(拙ブログ 2017/03/12
神戸市の灘浜緑地でも咲いていたような。
私の散歩道の長居公園にもあります。
植栽が増えてきています。

ソメイヨシノ(染井吉野)に似てハデなので
見ごたえがあるのですね。
そもそも近縁なんですね。
片方の親がともにオオシマ(大島桜)らしい。

しかし!ソメイヨシノのもう片方の親は
エドヒガン(江戸彼岸)ですが
カワヅザクラはカンヒザクラ(寒緋桜)なので
ソメイヨシノより桃色がうんと濃く
いいじゃないですか。
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花はいいのですが季節がね。
早い。
まだ寒い。

ソメイヨシノが日本を席巻したのは
花どきが合っていたのかも。
花の季節と
貧乏人でもおにぎりのひとつでも持って
どこかへ行きたくなる気温と一致しているのかも。



菜の花とのコラボもすてきですが!
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いくつか咲いていますが
ほとんど花芽を食べられています。

鳥の仕業ですね。

この日はメジロもウグイスもいませんでしたが
他の鳥の盗蜜の現場は目撃!
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盗蜜は日本の鳥の世界の文化になって久しい。
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困ったもの(?)ですね。

淀緑地のうち 1km ばかりに
200 本を越えるカワヅザクラが咲いていました。
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恋人同士の散策なら楽しいのですが。
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暖かい日を選んでお弁当を持参しましょう。
簡易トイレもあります。



京阪・淀駅に向かいます。

ん?!
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梅林!?
街の中に梅の花が咲いています。
実梅の花ですか。

梅の花の向こうは淀城跡の石垣。
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まだ春の気配はありません。

京都競馬場にレースがあれば
入場してランチにするのですが。
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今日の場内のレストランの多くは
営業していないでしょう。

ソメイヨシノの咲くころに
また!途中下車してみます。
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