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白川に浮かぶ茶室 平安神宮神苑の秋 [平安京有情]

朝から仕事がありません。
いつものことですが。
することもありません。
いつものことですが。
ついでにいえばお金もありません。
いつものことですが。

あ!今日は休日のはずの
アラフォー(around 40)の
おね~さんがいましたね。

「動物園にでも行きませんかぁ。

「どうして?!」

「そろそろ秋の発情期かも。
「見に行きませんか。

「私はね!」
「おとうちゃんのお墓参りに行くの!」

怒っちゃイヤよ。
たぶん!墓参はいい訳でしょうけど
断られましたね。
いつものことですが。



知恩院の西側の白川をさかのぼります。
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いつも天王寺動物園で休憩しているので
今日は京都市動物園に行ってみます。

白川の中に「籠の鳥」!?
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きれいなおね~さんが
かくまわれて(?)います。

「一服いかがですか」
「こちらにいらっしゃいませんか」
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茶室ですか。

「あ!ありがとうございます。
「茶道は不調法でごめんなさい。

もっとも華道も剣道も陰陽道も
およそ道とつくものはみんな不調法で
六角堂でも千本釈迦堂でも
修業したことはありませんから。

もし水位が上がったら
おね~さんは「籠の人魚」になりますね。

この上流に太公望がふたり。
釣れていました。
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すぐ上流で琵琶湖疏水と混ざっていますから
魚種は豊富なのかも。

私はそのずっと上流の疏水で
アユやゴリを釣って食べていたことが
ありましたが。(拙ブログ 2009/05/11



わ!
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京都市動物園は休園でした。
今日(2017/09/19)は火曜日ですぞ。

大昔から休園は月曜日だったでしょ!

そうか!昨日は祝日かぁ!?
たぶん!オープンしていたのでしょう。
それで振り替えの休日かも。

曜日も祝日も
ほとんど気にしないで生きていますからね。
TV大好きのあるおばさんなんか
曜日ばかり気にしていますが
私はTVもほとんど見ませんからね。

銀行の引き落とし日は気にしていますが
税金は督促状がくるまで
忘れたふりをしています。



京都市動物園の隣地は平安神宮。
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正面の応天門をくぐります。
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ん?!
あんな通り方!していいのでしょうか。

私なんか異教徒は
門の隅のほうをこそこそ通りますが
真ん中を!
しかも渡されている横木を踏んでいますね。
叱られないのでしょうか。

外国の人はともかく
日本語をしゃべっている輩に結構多い。

広いですね!外拝殿。
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赤と緑がきれい。



神苑の
秋の無料公開の日(2017/09/19)でした。

花の少ない季節ですがね。
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以前には小川にたくさんのシジミ(蜆)と
シジミの殻があったのですが。
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それほどではないですが
シジミはまだ棲息していますね。
このシジミ!
日本の種と違うような気がするのですが。

スマホの操作をしながら臥龍橋を渡る
おね~さんたち。
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落ちたときがシャッターチャンス!
でも!なかなか落ちませんね。残念。

飛び石は白川石!
豊臣秀吉が造営した
三条大橋と五条大橋の橋脚だとか。

このなん年か
ここの萩をよく撮ってきましたが
これ!もう花の季節が過ぎたのでは。
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大阪の季節は
年々早く通り過ぎるような気がしますが
京都もそうなんでしょうか。

神苑は池泉回遊式庭園でどこも水だらけ。
4 エリアに分けて造られているようですが
中でも東神苑は大部分が水。

その池の中を橋殿(泰平閣)が横切っています。
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いつもなら休憩する人でいっぱいなんですが。
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神苑は水の庭ですが
赤松の庭でもあります。
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赤松はすてきですね。
上品な緑です。

アラフォーのおね~さんに
動物の「発情期」なんて
よけいなことをいわないで
連れてきてあげたらよかったかも。
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のせ放題天丼から珍豚美人へ [昼定食]

東海道本線のガード下を南下していると。
お!すごい。
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てんぷら!のせ放題!ですか。

てんぷらを井桁(いげた)に!
キャンプファイアの
薪(まき)のように積んで行けば
30cm くらいのタワーが作れないかな。

今!通ってきたのに!
そんな店ありましたか。
引き返します。

「海鮮居酒屋 てつたろう」ですね。
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ランチどき。
オフィス勤務のようないでたちの人で
いっぱい。

ランチメニューは
「のせ放題天丼ランチ」ですか。
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税込み 800 円。

12 種類!ひとつずつのせましたが。
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ランチのピークの後だったので
なにもないバットがありました。
少し待っていたらもう 1、2 品増えたかも。

瞬間描いた井桁積みは忘れて
気が小さくなり!これじゃお得かどうか。

汁ものと香のものがついていました。



阪急・梅田駅と
さらにJR大阪駅の雑踏を泳いで抜けたら
ん?!
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パンダ!?
アドベンチャーワールド?!
「smile アドベンチャートレイン」でしょうか。
紀勢本線まで走る特急が
単線の貨物線を行くのが面白い。

単線をぶっ飛ばして
よくまぁ!正面衝突しないもんですなぁ。
それにこんな街の中の踏み切り。
よくまぁ!交通事故が起きないもんです。

感心しているバヤイじゃねぇですな。

ここは昔の通称「梅田北ヤード」
国鉄の広大な貨物線路があったところ。
その昔!大坂(大阪)七墓のひとつ
梅田墓地でもあります。
通称「梅田三昧」と呼ばれた
無数の人が眠るところ。

南西のところに
まだその面影が残っているそうな。
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この踏み切りのところじゃないですか。
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立ち入り禁止。
工事中。
とても尊厳も畏怖も祈りもないですね。
わずかな雑草と雑木だけ。
それも早晩ブルドーザーの餌食になりそう。

日々!おおげさにいえば秒単位で
むちゃくちゃ変貌していますね。
上のイラストは平成 23 年(2011)発行の
「大阪あそ歩 町歩き マップ集」のものですが。
数年前の地図なのに。



さらにJR大阪環状線沿いに歩けば
福島駅近くに関西将棋会館がありました。
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ひとしきり報道が
藤井聡太四段の動向一色でした。

今月になって
永世名人の資格を持つ
森内俊之九段に勝利したので驚きましたが
それほど騒がれなくなりましたね。

どうでもいいことなのに
「珍豚美人」ばかりひとり歩きしていました。

「ちんとんしゃん」と読む
会館 1 階の
レストラン「イレブン」の名物料理。
藤井四段が食べたというだけのことですが。

ウィンドウのメニューにありますね。
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豚肉のてんぷら(?)でしょうか。
1,100 円の定食だそうです。
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春鹿 酒蔵まつり 台風直撃の中 [工場見学]

「並行複発酵」ですね。
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どこかの酒蔵でも聞きましたね!なん度も。
すぐ忘れます。

高さ 3、4 m のタンクの上で見学です。

お嬢さん方!クイズに挑戦していますか。
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10 問!
お~!むずかしい!
みなさん!頑張ってください!
私たちはのちほどまじめに考えます。

「これは?!」
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たぶん!火入れのときに使うものでは。

おね~さん!飲まないでください。
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酸度測定ですって。
勉強(?)になりますね。
こんなコーナーを見たのは
この蔵が初めてのような。



台風 18 号がまっすぐ向かってきています。

真上を通り過ぎるのじゃないか!という
大変な日(2017/09/17)に
清酒 春鹿(奈良市福智院町)の
酒蔵まつりです。

雨が降っても!風が吹いても!
避難勧告が出ないかぎり催行と
なん日も前からの決意は変わりません。

岸和田だんじりまつりも今日が本宮のはず。

岸和田の連中が
「雨でも風でも台風でも」
「なにがなんでも曳いてやる」と
蛮声をあげていましたが
こちらの意気込みも
だんじり曳きに負けませんなぁ。

蔵の前の道が車両通行止め!
このイベントのために
歩行者天国になっていました。
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台風!直撃みたい!というのに。
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なんですか!この大勢の人。
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いつも!今回も思うのですが
日本酒の消費が減少しているのに
酒蔵開きや酒蔵まつりは大盛況です。
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みんなで酔えば!台風がきても怖くない!?



振る舞い酒を試飲させてもらいましょう。
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こんな少量ではよく分からない!なんて
冗談いっていたら
「分かるまでどうぞ!」と
なんというやさしい蔵なんでしょう。

そういわれてもね。
私は常識人ですから。

「どこが?!」

気が弱いものですから。

ああ!
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アラフォー(around 40)の
のんびり!ほんわかおね~さん!
こんなときには素早いですね。
もしかして!アルコール依存症?!

どんだけ買ってきたのですか。

「今日のレアもの!」
「全部飲んでみなきゃ始まらないでしょ」



このテーブルの穴!
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カップをはめておくのに便利ですが。

フォークリフトといっしょに使う
パレットでしたか。
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あれ!メーカー名!いろいろ。
それも「アサヒ」「キリン」「サントリー」?!
ビールメーカーのものばかり。

ビールケースもたくさんあるんですが。
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工場の裏で飲んでいたら
いろんな疑問が湧くじゃないですか!

「湧かないよ!」

「つまんない酒飲みね!」
「そんな」
「枝葉末節なことばかり考えて飲むのは」
「やめなさい」

ま!そうですね。
それよりクイズのほうを考えますか。
しっかり正解を出して
商品をゲットしましょうよ。

「私はダメ!酔っぱらっているから」

おね~さんがダメなら
私はもっとだらしがありませんよ。

クイズの回答はあきらめて
もう 1 杯飲みましょうよ。
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ぼっかけそば 清盛くんの新川運河 [食い逃げ未遂]

和田岬(神戸市兵庫区)の先に
行ってみたくて
JR(市営地下鉄)和田岬駅に
立ち尽くしているのですが。

ここから南東に
やたら「三菱」と冠のある工場・作業所群を
縫って行けば着けそうですが。

殺風景な街に元気な男たちがぞろぞろと出現。
ランチどきになったのですね。

人の流れについて行けば
地味な(失礼!)店につづいていました。
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表のメニューに「ぼっかけ」とあります。
「ぼっかけ」とはこのあたり
特に隣の長田区の話題でよく出てくる
牛すじ肉とこんにゃくを煮込んだもの。

うどんに入れるのが有名ですが
カレーやラーメンやお好み焼きに入れたり
中華料理店や居酒屋の
食材になったりしています。

「立ち食いのうどん」の店
「みさわ」(味沢)でした。

先の筋肉もりもりのおにいさん方が
「ぼっかけ」と
なにかいなり寿司やおにぎりのような
ごはんものを注文しています。

「ぼっかけ」といえば
ここでは「うどん」を差すらしい。
私は!ごはんものは不要。
それに今日は!うどんはちょっと、、、。

「台をそばにしていだだけませんか?

おそるおそるいうと
あっという間に
「ぼっかけそば」が出てきました。
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税込み 410 円。
このあたりの相場でしょう。
しかし!こんにゃくがない!?
みんなすじ肉!?
立派な(!)ぼっかけです!

最近!ますます
麺類の「かけ」が苦手になったので
スープは残したのですが!
おいしかったですよ。

あ!苦手といってもお行儀がいいので
お呼ばれのときと割り勘のときには
人の倍くらい食べられるとは思いますがね。
お試しあれ。



さて!空腹がおさまると眠くなり
和田岬に
「恋」を捨てに行く気もおっくうになり
かといって
電車にのせて旅立たせたくても
線路には夕刻までなにも走っていません。
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この支線は兵庫駅からひと駅で終点です。
ダイヤは朝夕の通勤時しかありません。
和田岬線なんて
いいかげんに呼んでいましたが
「山陽本線」なんですね!本名は。
虫垂のような線路なのに。

この辺では旧知(?)の
御崎公園にトイレを借りに。
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球技場の
神戸ウイングスタジアムがあります。
命名権が移動するので
にゃんこの目のように変わる
(ような気がする)今の
愛称はなんでしたやら。

神戸市電が眠っていました。
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かつてこのあたりに
神戸市電の和田線が走っていたらしい。



あてもなく歩けば清盛塚。
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ああ!今渡ったのは清盛橋でしたか。
初めて見たような気でいました。
ぼ~っと歩いていますね。

新川運河へ行きますか。
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運河沿いのキャナルプロムロードで休憩。
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兵庫城跡の碑。
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大昔!兵庫城を探して彷徨し
ついに分からず帰ったことがありましたが。

「清盛くん」がいます。
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清盛くんは昔と変わりませんが
運河の景色!こうでした?!

なにか新鮮に感じるんですが。

「平清盛がいなければ
「この地の今日の発展はなかった

と書いてあります。

戯曲では
どちらかというと
悪役に描かれる清盛ですがね。

正義はうつろいやすく!
もろいものなんでしょう。

恋もまた。
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鞍馬寺 義経祭 2017 [猫も歩けば棒立ち]

叡山電車の終点の鞍馬駅前の天狗さま。
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前回きたときには鼻が折れて治療中。
絆創膏が貼ってありましたが。

鞍馬寺の仁王門の前で
阿吽(あうん)の虎が吠えています。
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ケーブルカーには乗らずに歩きます。
無料だったような気がするのですが
現在は片道 200 円!?
という!ただのケチなだけなんですが。

「鞍馬の火祭」で有名な由岐神社を過ぎて
なごんちゃん(清少納言)が枕草子に
「近うて遠きもの」のひとつに
「鞍馬のつづらをりといふ道」と書いた
つづら折りにかかったところに
「源義経供養塔」があります。
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つづら折りでもなんでも
どんどん無鉄砲に上ります。
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ちなみに「遠くて近きもの」は
「極楽」「舟の道」「人の仲」とあります。
「人の仲」は能因本では
「男女の仲」と写本されているそうな。

今日の私の「足」は快調!
心臓は破裂しそうですが
足だけ勝手に進んで
30 分はかからずに
鞍馬寺金堂(本堂)に到着。
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やはり!虎が迎えてくれます。
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今日(2017/09/15)は
「義経祭」が催行されています。
年に 1 度
毎年 9 月 15 日の祭だそうな。



法要の前に境内に造られた舞台で
はるばる
宮城県栗原(くりばら)市からきた
「栗原神楽」が奉納されています。
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鉦(かね)と太鼓の伴奏がにぎやか。
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義経は奥州に流れて行きました。
そのことと関係あるのかも。

本殿の中の法要は
「舞」なども奉納されているようですが
バチあたりの私は蚊帳(かや)の外。

他にもバチあたり!?
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撮影禁止というのに堂内で
カメラを振り回しているものがふたりほど。
「報道」等の腕章もないのに。

ま!係わりのないことには見て見ぬふり。

本堂の前に出て「武道」の奉納。
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失礼ながら!拝観していて
あんまり面白い祭でもありませんね。



奥の院のほうへ急な山道を上ります。

「牛若丸 息つぎの水」があります。
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「水」に賽銭箱が置いてあります。

この山に「義経」の遺跡は多いようです。
ほとんど亡くなってから
なん百年も経ってから祀ったのでしょうけど。

日本人は「判官びいき」ですからね。

しかし!私は義経が全面的に悪いと思います。

義経はあまりにも軽率ですから
そりゃ!頼朝は怒りますよ。

天下を平定するまでは
おなじ血が流れているということで
団結の引力が強いとは思うのですが
頼朝が天下人になったら
義経は家来のひとりでしかないでしょう。

しかし!頼朝が死ねば
出自の悪い義経でも取って代われます。
「血」を正義と考えるほうが
まとめやすいから。

つまり!天下人・頼朝の最大の脅威は
義経の「血」!
一番の愁いかも。
愁いは早く断っておきたいもの。

ドラマや映画でふたりを
「四畳半ちゃぶ台を囲んだ兄弟」並みに
描きたがる人がいますが
それは!その脚本書きの出自の悪さを
露呈しているようなものでしょう。

由緒ある家の外腹!内腹の関係は
そんな感傷の生まれるような
仲じゃありません。



牛若丸が奥州に立つとき測ったという
「背比べ石」まで上ってきました。
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参道としてはこのあたりが
一番高度があるのじゃないでしょうか。

杉の根が露出した
通称「木の根道」を行けば
大杉権現社があります。
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その横に!
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赤い十字架!?

急な石段をころがり降りれば
牛若丸が鍛錬したという僧正ガ谷不動堂。
その前に義経堂がありました。
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義経の魂は鞍馬にもどっているのだそうな。
今は遮那王尊という神になっているのです。

義経堂と不動堂の間に小さな池がありました。
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池の中に十字架!?
じゃないですね。
赤い魚が 1 尾!
所在なげにいました。

こんな!
いろんなものが横行する山の浅い池で
よくまぁ!無事なこと。



(蛇足ながら)
大杉権現社近くの赤い十字架(?)は
消火栓の頭の部分でした。
タグ:枕草子
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