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おふさ観音 初えびす 喜多酒造 試飲 [みんなで歩けばこわくない]

「きんてつハイキング」に参加です。

近鉄電車が主催するハイキング。
参加費無料。

関西は私鉄だらけ。
大手が 5 社。
中小私鉄も足すと 20 社ばかり。
各社いろんなハイキングを
企画していますが
近鉄は催しが多く
参加者も群を抜いているような。
あくまでも私のいいかげんな主観ですが。

毎年!冬季には
「酒蔵みてある記」なるハイキングが
多いのも
「きんてつハイキング」の特徴です。
1 月も毎週のように酒蔵へ行っています。
来月 2 月なんかは
10 回も予定されています。

今日(2019/01/20)は
ハイキングの終点が「御代菊」
橿原市の喜多酒造の酒蔵見学です。

「酒!飲めますよ」といったら
ほぼアルコール依存症の人たちが
目を輝かせていましたが。

いいだしっぺの私は少々責任を感じて
橿原神宮前駅の構内で待機です。

雨がざかざかと降っているから
ま!基本怠けものの(失礼!)諸先輩方は
腰が重いだろうとたかをくくっていたら!
くるじゃないですか!ぞろぞろと。

ホント!感心しますね。
もっと!仕事に精を出しなさい。
あ!自分にいっているようでもあります!
反省。

駅前でマップ兼景品の抽選番号をもらい
フリーハイキング。

だらだらした私たちのグループは
最初の人が出発して 1 時間後でした。
通し番号 1,200 番台。
この冬の雨の中!
近鉄のハイキングはすごいですね。
晴れていたら倍ほどの人がきていたかも。



まず!橿原神宮から。

あ?!
blog51橿原神宮.jpg

鳥居が!ない?
もっと立派な鳥居があったような。

本殿の向こうに畝傍山(うねびやま)が
雨に濡れています。
blog52橿原神宮.jpg

おふさ観音がにぎやか。
blog53おふさ観音.jpg

たいてい境内いっぱいに展示している
バラの鉢が片づけられて
「初えびす大祭」を開催中。

福娘もこの雨では湿りがち。
blog54初えびす.jpg

頑張ってね。

関西は「えびすさま」が好きですね。
「えべっさん」と発声していますが。

今年は「八日えびす」や
「十日えびす」に遭遇しましたが
ここは 1 月の第 3 日曜日に開催している
「初えびす」だそうな。

うれしいお接待がありました。
blog55.jpg

綿菓子(綿飴)とは珍しや。
初めて食べるような気がします。
おフランス人(?)の私は
それくらい食べた記憶がありません。

ぜんざいと甘酒もいただきました。

「ランチはこれでおしまいです!

「ええ~っ!?」

お年寄りたちが大仰な声を出します。
1 食抜いてもいいでしょうに!
長い間ごはんを食べてきたのに
未練(?)がある人たちです。



藤原宮跡。
blog56藤原宮跡.jpg

天香久山(あまのかぐやま)が
消え入りそうです。

振り向けば耳成山(みみなしやま)も
かすんでいます。
blog57藤原宮跡.jpg

「みんながいませんが?」

あ!ホントだ。
ぞろぞろ前後にいた
おなじハイキングの仲間がいませんね。

すみません!マップを見たら
宮跡の中ではなく!横を通るのでしたか。
大丈夫!ちょっとまわり道だけ。
つぎの目標の
「本薬師寺(もとやくしじ)跡」へ。
blog58本薬師寺跡.jpg

いつかみなさんと見た
拙ブログ 2012/10/01
拙ブログ 2014/09/19
拙ブログ 2018/09/19
ホテイアオイの花の田んぼの冬姿です。



喜多酒造です。
blog59喜多酒造.jpg

13 時に着いたので
ハイキングに参加した大半の人は
ほぼ試飲して帰ったと思われるのですが
まだ蔵の前は蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)!
酔っ払い(!)だらけ。
blog60.jpg

各自で勝手についで試飲してください。
blog61.jpg

3 種類の酒を用意してありました。

ひとり 1 杯だそうですよ。
すると全部で 3 種 3 杯かな。

「たぶん 3 杯目だと思う?!」

え!?
なん杯と 3 杯目ですか!

みなさんが試飲(!)している間に
ひとりで蔵見学。
blog62喜多酒造.jpg

ま!タンクを見るだけで
奥には入れてもらえませんでしたが。

出発時にもらった抽選番号は
私たちのグループのだれもはずれ。

景品にあった酒は買いましょうね。

私は 1.8L 税込み 2,100 円の
酵母を殺していない
「御代菊(みよぎく)にごり酒」を
かついで帰ります。
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茶碗蒸しらーめん [食い逃げ未遂]

日本一長いアーケード商店街といわれる
天神橋筋商店街(大阪市北区)の真ん中あたり
四番街のテントウムシが
今日はきれいに見えます。
blog01.jpg

塗り替えた訳じゃないのでしょうけど。
なぜかそう見える日。(拙ブログ 2012/03/23

ん!?
「茶碗むしらーめん専門店」ですか。
blog02丹頂.jpg

「丹頂 天神橋店」?!
「本店」は「創業三十年」だとか。

750 円(税込)でした。
blog03茶碗蒸しらーめん.jpg

外見は茶碗蒸しですが
底にラーメンの麺がありましたが
茶碗蒸しのように
肉とか
ギンナンとかの豊かな具はありません。
小さなカマボコ片はありましたが。

おいしい。
でも!麺類や卵料理!
どちらにも興味がないので
お得感はありませんでしたが。

外に出て看板を見ると
ランチどきには
ごはんが無料とかの
いろんなサービスがあったのですね。
損した気分!はは。



「おだまき蒸しやね」

アラフォー(around 40)の
大阪生まれの大阪育ちのおね~さんが
教えてくれましたが。

「おだまきってどう書くの?!

「小田和正の小田に!左巻きの巻き!」

「右巻きならダメですか!?

「りくつをいうんじゃありません」
「あなたは左巻き!」

「はい。

「船場発祥の料理かも」
「船場ではうどんだけど」
「麺ならなんでもいいはず」

「へい!とう(嬢)さん。
「おだまきというのなら
「糸を巻く苧環(おだまき)じゃないの!?
「麺を糸に見立てて。

「知らないよぉ」

「あ!船場!?
「じゃ!質素倹約料理!

「どうして?」

「しづやしづ しづのをだまき くりかへし
「むかしを今に なすよしもがな

静御前(しずかごぜん)が
詠んだといわれている歌。

「しづ(しず)」は
「しずか」のことでしょうけど
「賤(しず)」の意味ものせてあるはず。
だから貧しい料理。

「船場汁」なんて
丁稚が食べさせられていた
おかず兼汁ものは
塩サバのアラで作ったもの?!

「まあ!そうだけど」
「卵料理はぜいたくな料理だったの!昔は」

「それでは在原業平ですかぁ?

「いにしへの しづのをだまき くりかへし
「むかしを今に なすよしもがな

前記の静御前の歌はこの歌の
100 %パクリですね。
もっとも!静御前が作ったのじゃなく
だれか物語の作者がいるのでしょうけど。

この「しづ(しず)」は
倭文織(しずおり)のことでしょう。
きれいな織りものかな。
見たことはないけど。
ぜいたく品だったはず。

「よって船場の小田巻きはぜいたく品!?

「しずにこだわらなくてもいいのでは!?」
「小田巻きからどんどん離れて行くよ!」



(伊勢物語/石田穣二訳注/)参照
(敬称略)
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門戸厄神 厄除け大祭 2019 [猫も歩けば棒立ち]

阪急・今津線の
門戸厄神(もんどやくじん)駅から
とぼとぼ歩きます。

冬は寒い。
寒いですが
例年のような
泣きたくなるような寒さではなく
明るい(!)寒さです。
コートをはだけて歩いています。

ほうれんそう?!
blog81.jpg

取り残されている(?)冬野菜が
生き生きとしています。

あちこちの畑の雑草の中に
葉もの野菜がたくさんあります。

不要なものと勝手に判断して
もらって行けばドロボーになりますか。

「厄神明王道」の道しるべで曲がります。
blog82.jpg

「墓石型道標」というのだそうな。
もっと他に呼び名はないのでしょうか。

幅員のない上り道に人があふれてきます。
blog83.jpg

歩きにくい!

後から気づいたのですが
逆走していたようです。
この日!この道は
「帰り道」にされていたのですね。

駅からだらだら歩いて 15 分。
兵庫県西宮市の門戸厄神
東光寺(とうこうじ)に着きました。
blog84門戸厄神.jpg

毎月 19 日が厄神明王の縁日だそうな。
新年最初の(18 日と)19 日は
「厄除け大祭」といわれている特別な日。
善男善女が
ところてん式にどんどんやってきます。
blog85門戸厄神.jpg

厄神明王は
愛染明王と不動明王が一体(?)になって
あらゆる「厄」を払う明王!?

でも境内に愛染堂もありますけどね。
blog86.jpg

大黒堂と一体(?)のお堂。
よく分かりません。

不動堂もあります。
blog87.jpg

不動堂やその周囲に
「そえごま」と書いてありますが
「1 本五百円」とはなんでしょうか。

そもそも「厄」とはなんですか。
「疫病神」とか
「厄払い」とか「厄年」とかの
単語だけはよく聞きますが。
こんなものだという絵でもあれば
ありがたいのですが。

バチあたりには分からない!
分からなくてもいい!世界観ですね。

あちこちで
「厄除けまんじゅう」が売られています。
blog88厄除けまんじゅう.jpg

「厄除けぜんざい」やら
「厄除けサブレ」やら
「厄除け雑煮」やらも。

西宮北口駅構内の「阪急そば」には
18・19 日限定メニュー!
「厄除けそば」がありました。

西宮北口駅と門戸厄神駅は
1km ほどしか離れていませんからね。

では!厄除けまんじゅうを
ひとついただきます。
blog89厄除けまんじゅう.jpg

酒蒸しまんじゅうです。130 円。
まんじゅうは
店によって少しずつ違うそうですが。

「酒もんど岡山」!?
blog90酒もんど岡山.jpg

たぶん!酒販店。
愉快な(?)店名なので記憶にあるのですが。
初詣とか縁日には表で酒を売っています。

怪しげな(?)香具師(てきや)の店より
信用がありそうなので
たまには寄って
「厄除け酒」としゃれますか。

にごり酒とおでん 2 個で 600 円。
blog91.jpg

おなじテーブルに陣取った
こどもを産むにはぎりぎりの年令ほどの
恐いものがなくなったような
おね~さんふたり組が
熱燗(あつかん)をなん度もお代わり!

よそにもいるんですなぁ!
酒飲みのおね~さん。
私の周囲だけではなかったですね。

ああ!見るとはなしに見ていると
こちらは 1 合だけで
すっかり酔ってしまいました。

私はやっぱり酒に弱いのです。
体がほてって
コートをさげて帰ります。
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通天閣の下 新世界の朝食 2019/01 [朝食 モーニングサービス]

(( 高い!))

和食です。
blog81糀屋ふかみ.jpg

すごい!値段が。
780 円(税込み)の朝食です。
ま!いいか!
刺し身から自家製という豆腐までちまちま。
私好みかな。

朝!軽く!
昼!そこそこ!
夜はしっかり!
あ!金額ですよ!
そんな食事の呪縛にとらわれていますが
1 日の予算内なら
(そういうほどの財布でもないのですが)
どう振り分けてもいいようなものですか。

こたつがあります?!
blog82糀屋ふかみ.jpg

じゃまになる!
店内にど~んと横切るもの!?
その下の空間を生かそうとしているのですか。

階段の底でしょうか。
芝居の朝日劇場の一角に
「味噌とワイン 糀屋 ふかみ」がありました。
blog83糀屋ふかみ.jpg

早朝から芝居はしていません。
静かに食事ができました。



(( 安い!))

ジャンジャン横丁の端っこ。
blog84松屋.jpg

早朝から営業している
うどん・そばの立ち食いの「松屋」です。

安い!
blog85松屋.jpg

安いこと!
大阪で 5 番以内に入るでしょう。
私の知っているかぎり。

かけそば 160 円。
blog86松屋.jpg

もちろん!税込みです。
かやくごはんをいただきました。100 円。



(( 普通 ))

喫茶店の「ブルー」のモーニングサービス。
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トーストとゆでたまご。
ドリンクつきで 350 円(税込み)は
ごく正しい(?)日本のモーニング!
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正午までOKとはうれしい。



(( ぎゃっほ~!))

通天閣だ!通称・新世界だ!
昔は釜ヶ崎(かまがさき)!
今!あいりん地区のおじさんたちが
朝から飲んでいたところだ!

立ち飲みの「福政」だ!
blog89福政.jpg

モーニングセットがあります。
blog90福政.jpg

生ビール(またはチューハイ)と
塩昆布とゆでたまごで 350 円(税込み)。

テンション!あがりますねぇ!
私だけかも知りませんが。
最強の「モーニング」です?!
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太陽公園 (2) 兵馬俑 涙の天安門 [猫も歩けば棒立ち]

太陽公園の
城のエリア(拙ブログ 2019/01/16)を出て
石のエリアに向かいます。

入園料は共通です。
1 度払えばOKです。

入場するとすぐ
パリの凱旋門らしいもの。
blog11凱旋門.jpg

石像が並んでいます。
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数十体の世界中の石像のレプリカ?!
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おカネが落ちています!?
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石の貨幣!
落ちていても気軽に拾えませんが。

秦始皇帝の兵馬俑坑(へいばようこう)!
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中国の兵馬俑博物館が作ったというレプリカが
1,000 体並んでいます。
blog16兵馬俑.jpg

発掘現場の再現も。
blog17兵馬俑.jpg

雨が強くなってきました。
外に出るのはおっくうですね。

あまり明るくないところでただひとり
兵馬俑と対峙していると
ときの重さに心がつぶれそうです。



傘に隠れて行きますか。

万里の長城の登城門だそうな。
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ヤップ島の石貨神殿。
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だれもいないと思っていたのに
観光客が 3 人いますね。

この公園は山肌に造られています。
雨の日にのぼりくだりは
歩きにくいのなんの!

雛壇式に!
雛壇というほど可愛らしくはないですが!
無数の石の僧侶(たぶん!)が並んでいます。
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その頂にある寺院は伝説の鶏足寺かも。

スフィンクスとピラミッド。
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ピラミッドの中に
ツタンカーメンの黄金のマスクがありました。

大変な資金と
労力をつぎ込んでいるのでしょうけど
ここのはどれもそれらしく模しているだけで
実物を正確に縮小したものではないですね。



向こうの山に行きますか。
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天安門と天安門広場。
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人の道にはずれていても
少しだけ純情が残っていたころの北京で
ふたりで通り抜けた天安門から紫禁城。
薄暗かったことしか覚えていないけど、、、。

あれから幾星霜。
突然!
重ねた手のぬくもりを思い出してどうします!

今!私はおちゃらけの自称・おフランス人!?
あの人はホンモノのフランス語圏か
かすむスペイン語圏かにのがれたはず。
もう異国の土になっているのかも。
涙が雨に紛れます。
雨が降っていてよかった、、、。

かの人の幸せか冥福(?)を祈りつつ双塔寺。
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このあたりは中国エリアかな。

双塔寺とはふたつの塔を持つ寺だから?!
その双塔の近くまでのぼりますか。
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韓国の鐘楼があります。
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国とかエリアを越えて配置されていますね。

急な石敷きの万里の長城みたいな通路を
展望台までのぼりました。
blog27.jpg

のぼりはなんとかなったものの
帰路は急な下りになるので
濡れた石と落葉ですべって
まともに進めません。

手すりもありません。
牛歩のみ。

1 時間に 1 本もない
バスの時刻が近づいてきました。
雨宿りとか牛歩とかに
予定より多く時間を費やしてしまいました。

さらに実物サイズの万里の長城や
摩崖仏なんかがあるそうですが
またの機会に。
またの機会はないかも知れませんが。



あ!おね~さん!?
blog28.jpg

ときどきお会いする
アラフォー(around 40)の
女史かと思いました!

いや!絶対!かの女がモデルですよ!

そんなことにぐずぐずしていたら
「バス!出てしまいましたよ」と
チケット売り場のおね~さん。

雨の中。
白鳥城に引き返します。
そこで土産ものやらを見て
つぎのバスまで長い時間をつぶしますか。
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