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平野 町ぐるみ博物館めぐり [わが街・大阪ブギウギ]

大阪市平野区に
「平野 町ぐるみ博物館」があるそうな。
「平野」の「町ぐるみ」の
ミニ「博物館」運動だそうです。

始めたのが 1993 年だそうですから
もう 20 年以上前からのことなんですね。

平野(ひらの)郷は昔の環濠(かんごう)自治都市。
2、3 重の堀に囲まれた
環濠集落だったらしい。



わが家から一番近い
環濠集落の西の端に大念佛寺があります。
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大きな寺です。
大阪府で一番大きい木造建造物らしい。

それはともかく
この寺には「幽霊博物館」がありました。
幽霊が残して行った片袖や
掛け軸などが展示されていましたが
撮影するな!となん度もうるさいかぎり。
しませんよ!

境内で「わたの博物館」が開かれていました。
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この地には河内木綿(かわちもめん)が
主生産品だった過去があるのです。



古い商家。
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油商だったそうな。
自分の家を開放する博物館。

この家は築 180 年。
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質屋だったそうな。



ここで気がつきました。

まず「平野 町ぐるみ博物館」という運動。

これには
毎日開館しているところと
土・日・祝だけのところと
第 4 日曜だけのところとあるようです。

それに今日(2014/08/24)は
「平野 町ぐるみ 博芸・博物館」という
1 日限りの博物館も開館している日だったのです。

運よく!全部が開館している日だったのです。

先ほどの民家の開放はこの日だけかな。



聖徳太子の薬師堂の建立が草創だという
全興寺(せんこうじ)を中心に
碁盤の目のような東西南北の道があります。

ということは平野郷は寺内町でもあったような。

ともかく!その中心の全興寺へ。
ちなみに「ぜんこうじ」とにごらず
「せんこうじ」と発音していました。

境内に地獄堂。
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恐い!です。

地獄堂にくっついて
大きなナツメ(棗)の木がありましたが
幹が中途で半分に切られていました。
老木だったのでしょうか。
ナツメの木の下で育ったものには痛々しい。



あ!博物館でしたね。

境内に「駄菓子屋さん博物館」がありました。
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「やすくよき子を生む」という薬の看板。
駄菓子屋で薬が売られていた時代があったのかも。

横の部屋は。
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「駄菓子屋のおばぁちゃんの部屋」だそうですよ。

その他この境内には
「針金」やら「バイゴマ」やら「昔あそび」やら
計 8 つの展示とか遊びとかがありました。

ミニ博物館のメッカ!
いや!失礼!総本山・中心でもあるのですね。



全興寺に接してアーケードの商店街。
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この商店街にもいくつか博物館が。

「新聞屋さん博物館」はちょっと本格的。
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「大きいスポーツ品」は
横綱・曙のTシャツだけ?!
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展示は大小まちまちです。

刀の研ぎ師の人は職場を開放。
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洋装店の主人の趣味は矢立(やたて)収集。
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特売の可愛いショーツの横に展示ですね。



この日はさらに「地蔵盆」でした。
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関西で盛んなこどものための行事。

各地で開催日は違いますが
不思議な縁(えにし)で重なりましたね。

半分の「博物館」も回っていませんが
天候が急変しそうなので帰ります。

名物という「かやくこんにゃく」を買いました。
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銀杏(ぎんなん)!ひじき!ごま!人参が入っています。
からし酢味噌で食べる刺し身こんにゃくですか。
350 円。

左の金太郎飴みたいなものは
「平野郷だんじり飴」350 円。
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