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大阪城梅林 満開近し [解語の枯れ尾花]

JR森ノ宮駅前の公園。
ここも大阪城公園の一部ですか。
数日前に
梅林の「満開近し」の
花だよりが出ていましたが。
ということは!もう満開になっているのかも。

忙しい身ですが(ウソついてすみません)
大阪城の天守閣のほうに
すなわち玉造口に向かいます。

ん?!
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蓮如や証如の石山(大坂)本願寺をしのぶ
「南無阿弥陀仏」の石碑の裏。
こんな休憩所(?)ありましたか。

あ!
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木の株に屋根が架けられていました。
「蓮如上人袈裟懸之松」だとか。

蓮如がけさをかけた松?!
なんでもありがたいもんですな。
もっとも!その松は枯れて
株も消えかけていますが。

立ち入り禁止の場所だったのなら!
ごめんなさい。

内堀の東にある雁木坂(がんぎざか)で
上からのぞけば梅林が広がっています。
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梅林の中のショップが。
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「うどん」なんかあったような気がする売店が
コンビニの「LAWSON」に変わっていますね。
駅やらいろんな施設のショップが
コンビニに変わっている昨今です。

梅は咲いてはいますが。
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オオシマザクラやソメイヨシノの桜のような
どハデな花ではないのでしょうけど。
まだ!満開の宣言が出ていないのかな。
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「今朝(2017/02/21)小雪が舞っていた」と
コンビニのおばちゃんがいっていました。
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梅の花に雪はつきもの!?
漢詩ではそうらしい。

有梅無雪不精神
  うめありて ゆきなければ せいしんならず
有雪無詩俗了人
  ゆきありて しなければ ひとをぞくりょうす
薄暮詩成天又雪
  はくぼ しなって てんまた ゆきふる
与梅併作十分春
  うめとあわせなす じゅうぶんのはる

梅花と雪と詩のみっつがそろって春だという
南宋の盧梅坡の詩。

俳句歳時記を見ると
「梅花」は春の季語になっていましたが
漢詩の世界では冬の題材なんですね。
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青屋門から退出します。
ふり返れば天守閣がありました。
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日向ぼっこでしょうか。
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鷹匠の鷹かな。(拙ブログ 2014/11/03

仲間同士の争いは少なく
とても人間になれやすい種と聞いた
アメリカ大陸のハリスホーク種のような。
間違っていたら!ごめんなさい。

なぜか!うさぎといっしょですが。
うさぎがちっとも怖がっていませんが。

三寒四温の季節。
芭蕉の晩年の句に

むめ(梅)が香に 追ひもどさるる 寒さかな

というのがありましたが。

これ!梅の香に寒さが追いもどされて
こちらにくるというのでしょうか。
それとも!遠くに行くというのでしょうか。



(漢詩訓読みは)
(石川忠久著/冬の詩一〇〇選/参照)
(敬称略)
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